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韓国の有名観光地がビザなし旅行可能に(ただし日本は除外)

韓国は6月から済州島へのノービザでの観光旅行の許可を再開する予定のようです。

コロナ禍により自粛していた韓国ですが、地域経済再生の為、観光地として名高い済州島(チェジュ島・チェジュド)の観光ビザなし滞在再開に向けて動き出しました。

チェジュ島は赤いマークの所です。
対馬の南西、または長崎の左側辺りですね。

済州島(チェジュ島・チェジュド)

5/10より尹(ユン)次期大統領が大統領に就任します。
その着火剤として分かりやすい施策を打ち出したかったのでしょう。
4/26に日本に韓国代表団がやってきましたが、話し合いの中にお互いにノービザ対応をすることで地域活性化に向けて動きましょう的な話も出たそうです。

日本はコロナでの渡航前後の待期期間を緩めてきてはいますが、これが原因で悪化しても困るので慎重です。
今のところ韓国人への渡航制限を解除していない日本は今回のノービザの対象外となっています。
日本に限らず入国制限の対象国は除外するようですね。

このノービザ対象国は6月から30日間ビザなしで入国・観光ができるようになります。
実はコロナ以前にもこのノービザ対応をしていました。
ですが、多少問題もあったようです。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

こちらは2018年の記事です。
要約すると、ビザなし滞在を許可して中東のイエメンからチェジュ島に来やすくなったことがきっかけで渡航者が急増したらしく、所持金が尽きて野宿…つまり不法滞在になったイエメン人が難民化したとの事。

これが島内で問題となりました。
仕方なしに難民に仕事の斡旋なども行ったことで現地住民との摩擦が激しくなりトラブルが日に日に増えていきました。
そしてとうとう社会問題になりイエメンからの渡航禁止にまで発展。
イエメン人の韓国の首都ソウルへの移動も禁止しました。
来やすくなったことにより観光客は増加しましたが、現地で難民化して好き勝手する前例となりました。

ビザって証明書として優秀と証明されましたね。
日本人のビザが証明書としてめちゃくちゃ有効なのは、海外旅行における礼儀正しさとかトラブルの少なさなどこれまでの旅行者の信用の積み上げから成り立っています。

もちろん景色の優美さとかお金をかけることで優良なサービスを受けることは出来ると思いますし絶対に行くなとは言いませんが、こういうトラブルメーカーが島に少なくない数いるという現実は知った上で観光の選択肢として考えるべきでしょうね。

お互いに入国制限がない国だと来れるようになった反面、色々な国のコロナがガンガン持ち込まれることは普通に想定できます。
もしココで新種のコロナが発見されたら帰国不可になることもあり得るでしょう。
今後日本からのビザ免除があったとしても少なくとも一旦は様子見することをオススメします。

韓国に限らず経済活性化とか地域に寄り添うとか優しい甘言だけで行動するリスクをしっかり踏まえた上で旅行したいものですね。

今回はこんなところでノシ

メルカ

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