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デイサービスで働くPTの日常

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日々感じたこと、思ったこと。 真面目な話とふざけた話、困った話とかをテキトーな比率で綴っていきます。
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お久しぶりです。#15

お久しぶりです。#15

ここ数ヶ月ほどプライベートがバタバタしてたり、なんか疲れてたりでnoteを見ることなく過ごしていました。

現在やや落ち着いてきましたし、やはり日々のことを何かしらの形で振り返らないとなんかモヤモヤするのでまたぼちぼち再開したい次第であります。

まあ、こういった日記みたいなもんはあれこれ考えずにさらーっと書いてしまえば良いものなんで、朝のこの時間あたりに前日の夜風呂場で振り返ったことでも書き綴ろ

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価値観なんざ違うものよ#14

価値観なんざ違うものよ#14

福祉関係の仕事をしてるとしばしば信念対立することがある。

まあ、もともとそれなりに正義感や奉仕の心があるからこそこの仕事をしているわけなんで、各々思うところがあるからこそ対立しちゃうのよ。

仕事を安全に回したい人もいれば、利用者のQOL爆上げのことしか考えてない人、家族の意思を尊重する人、なんでかわかんないけど心ない人。

いろんな価値観があると思う。

価値観が山程あるということはその分どう

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与えられる時間について#13

与えられる時間について#13

デイサービスであるあるなんだけど、病気、体調不良、受信、所用、その他もろもろが重なり重なって利用者さんの人数が普段よりかなり少なくなるって結構あるあるだと思う。

無論僕の働いているデイサービスでもあることだ。

まあ、高齢者は体調に波があるし仕方がないことだ。僕の愛しの坊やも風邪をもらったら休むしね。

話が逸れたが、そういう時業務負担が減り、利用者の突飛な動きに安定して対応ができるようになるた

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紳士淑女の対応する我々も紳士淑女#12

どうもご無沙汰しております。
何もなく、何も感じなかったわけじゃないんですが、どうも更新する暇がなかったハヤブサです。

これを定期的に更新してた時は感じたことが研ぎ澄まされる感じがしてたのでまた再開していきたいと思います。

いいねとフォローしてくださったかた、ありがとうございます。

涙がちょちょ切れます。

さて、今回は接遇のお話。
まあ、私は利用者さんからいじられるくらいのイジられキャラで

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活気がなくなる流れ#11

活気がなくなる流れ#11

こんなに暑い日が続くと利用者さんだけじゃなくて職員の活気も無くなってくる。

野球をやってた身としては、暑さに強いはずだったのだが、全く強いわけでもなく社会人になってからも何回か脱水で痛い目を見た。

独居の方の送迎に行くと大概部屋が暑い。理由はしごく簡単で、昔の習慣か高齢者はクーラーを非常に付けたがらない。

このくそ暑い日にも厚着をしたり、クーラーを切ろうとしたりと感覚が鈍くなるのはこんなに恐

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「死にたい」という人#10

「死にたい」という人#10

介護、医療の仕事についていると「死」というのは案外近くに存在する。施設で働いていた時なんか、休み明けできたらお亡くなりになっていたってことが結構あったし、自宅で転倒して入院し、肺炎で…っていう話は結構ある話だと思う。

それほど死は間近にあると考えると改めてすごい仕事だと思う。

通所を利用される利用者さんは、希望を持って、やりたいことがあってキラキラしている人は結構少なくて、活気がない人から、ネ

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天然介護士とホスピタリティー#9

天然介護士とホスピタリティー#9

これだけ暑いひが続くと正直日々憂鬱になるが、生きていくためには働くしかない。

厚生労働省が発表していたコロナウィルスに関する感染予防の文で①喚起の悪い密閉空間②多くの人が密集している③近い場所での会話や発声が発生した。という3つの条件が同時に発生した。というのが大変リスクが高いと言われているが、そんな3つが同時に発生しないことがデイサービスであるのか?と問いたい。

このクソ暑い中で換気なんざし

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有意義な症例報告#8

理学療法士には症例報告という誰もが通るであろう憂鬱なイベントがある。資格を有していない21〜2の実習生や入職してまだ少ない年数しかたっていない人がビクビクしながら先輩のセラピストに自分が担当している症例でうまくいった事例、困難な事例について話すイベントだ。

正直な話、僕はこのイベントが嫌いで嫌いで仕方がなかった。

的外れな質問をされるのだけであればまだいいが、エラーしているところをネチネチいう

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月曜日の地獄のような感覚#7

月曜日の地獄のような感覚#7

この日記も気づけば1週間継続している。まあ、何かのために継続しているかといえば、自分の気持ちとかを頭ん中で雑にまとめてばらまいているみたいなものだ。特に理由なんざないが、自然と日々の生活が敏感になってきた気がする。

今日は僕が一番嫌いな月曜日。

仕事自体は嫌いじゃないよ。人間関係は良好だし、利用者さんとも仲良くやっている。鬼クレーマーの家族も今は少ないし、上司にも恵まれている。残業は1ヶ月で1

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ワクチンを打って気合いで働いた話#6

ワクチンを打って気合いで働いた話#6

デイサービスで働く理学療法士という日記みたいなもんを書いて1週間が経過した。この文章の数々は僕が普段思って仕事をしていることで、それに対しスキボタンを押してくれる人には感謝しかない。

ありがとうございます。

さて、今までの日記のタイトルにはデイサービスで働く理学療法士〜日目にしていたが、これからはちゃんとタイトルをつけようと思う。

と、いうのも自分が見返えした時何が何だかわからないからだ。

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デイサービスでの活動について考える#5

デイサービスでの活動について考える#5

いつぞや誰かのTwitterで「デイサービスはお遊戯のようなレクリエーションを高齢者に提供している」
「子ども騙しの活動を提供している」っていうニュアンスのツイートを見た。
現在デイサービスで働いている身としては正直なところわからなくもない。

基本的に余暇の過ごし方は体操や塗り絵、点つなぎとかがメインで、機能訓練もデイケアや老健、回復期みたいなゴリゴリのリハビリがあるか?といわれるとそうでもない

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認知症対応型デイサービスの役割について考える#4

認知症対応型デイサービスの役割について考える#4

まず、このnoteのイラストの感じが好きすぎて自分でもこんなイラストを書いてみたいって思う今日この頃。

今日は、認知症対応デイサービスの役割をすごく痛感したお話でもしようと思う。

なんか、簡単な症例報告になりそうだけど、まあ、色々思うことがあったわけさ。

もちろん、内容は個人を特定できるような詳細は語らないし、とある認知症の方を支える家族をみて思ったことと割り切っていただければ幸いです。

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人を動かす#3

人を動かす#3

D-カーネギーさん著の人を動かすという本を見たことあるだろうか?人を動かす原理原則を様々な人々の物語や出来事を踏まえて我々の成長を促してくれる名著である。
その本に書いてあった、議論を避けるというのはなかなか考えさせられるものがあった。

実際、議論を避け続けるような立ち回りをすると「八方美人」だの「事なかれ主義」だの言われるが、正直なところ良い議論でなければとにかく時間の無駄なので八方美人だろう

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差し入れが貢物#2

差し入れが貢物#2

僕は何故か知らないけど、中学校、高校、専門学校、社会人になって必ずと言っていいほど遭遇する人種がいる。

女性にお菓子や食べ物を物凄く提供する人だ。
もちろん今のデイサービスにもそう言った人はいる。独身の男性で若干下心を感じている。

世渡りの上で女性が多いところや気を引きたいという魂胆であれば良いのかもしれない。

休憩室にキットカットやカントリーマアムを皆さんにどうぞ〜って言うのならこちらとし

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