デイサービスでの活動について考える#5
いつぞや誰かのTwitterで「デイサービスはお遊戯のようなレクリエーションを高齢者に提供している」
「子ども騙しの活動を提供している」っていうニュアンスのツイートを見た。
現在デイサービスで働いている身としては正直なところわからなくもない。
基本的に余暇の過ごし方は体操や塗り絵、点つなぎとかがメインで、機能訓練もデイケアや老健、回復期みたいなゴリゴリのリハビリがあるか?といわれるとそうでもない。
利用者さんの目標が余暇なら余暇に合わせたメニューを組むので、動かしにくい手を使って麻雀がしたいのなら麻雀をするし、畑作業を安全にしたいと言われれば畑の草取りや水やりをメニューとして行うためはたから見れば遊びなのかも知れない。
医療保険下で働く方々したら切れ味抜群のパワーワード「それって意味があるの?」が飛んできそう…
しかし、ここでよく考えてほしいのは、デイサービスは緊急で通う方は少ないと言うことを思い出してほしい。たとえ、介護疲れのレスパイトだとしてもだ。
そして、家での生活を送った上でさらに社会参加や活動にフォーカスがあたるわけなので必然と機能訓練の内容は余暇要素が強めになるわけ。
そんな余暇要素がつよい施設でプラットホームに寝かして揉んだり筋トレする時間なんぞさらさらなく、買い物に行きたい人や畑したい人は外を歩く。
意欲が低い人には意欲を跳ね上げる活動を提供する。
麻雀したいなら麻雀。家事がしないといけないなら定期的に調理レクと遊ぶ要素強めで運動を提供したほうがモチベーションがあがるんだよね。
って考えると結構トリッキーなところだなって我ながら思う。
ブリッジやキッキングなんざしばらくしてないな🤔
ベットに寝かして数を数えたのなんざいつだろうか。
実習中はそんな姿ばっかみてきたのに。
昔の自分が見たらなんしとんねん!、ってなると思う。
とりあえずデイサービスで働くようになったらベッドに寝かして一人一人になんかするって考え方はちょっと捨てたほうがいい気がします。
リハビリ=マッサージの揉んで揉んで症候群の人や介護の施設に一人はいるであろうかまってちゃんに対してはマッサージは、ポール形成を含めてめちゃんこ有用だと思うが、間違いなく目標が迷子になる。
目標が迷子になる人が増えるとマジで自分が何してるのかわからなくなるよ。
経験者の意見だからね!!
医療保険と介護保険、最近では自費とかもあるんだけど、どこで働くかで何に重きを置いているかってちがうわけ。
まあ、働く環境問わず人の働き方とかって否定したり非難するのはあかんと思います。
たとえお遊びとかに見えても賃金を頂いてるので真面目に働いてます。
真面目に頑張ってる人を馬鹿にするのはやめよう!
リハビリの一環で卓球してるけどうちの利用者さんで90歳手前で大会に出た人もいた。
まだまだ行けると背中で語ってくれてたな。
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