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佐藤芽衣
2024年9月3日 20:14
体調が悪くて外出できないと、無意識のうちにスマホを触ってしまう。先日、急に「〇〇の資格を取った方がいいかもしれない!」と思い立ち、三時間ぐらい調べてしまった。こういうことはときどきある。散々、調べた結果、時間とお金、体調のことを考えると、今秋から始めるのは現実的ではないと気が付く。ちゃんと取得した資格も3つあるが、挫折した資格も結構ある。日商簿記三級は試験当日に腹痛に見舞われて不合格となったが
2022年7月30日 14:29
子どもの頃、すごろくや人生ゲームでよく遊んでいた。放課後に同級生たちと、盆や正月にいとこたちと楽しんでいた。トランプやドンジャラでは勝ちたかったが、ボードゲームではそれほど勝敗を気にしなかった。それはやはり、賽を振る、ルーレットを回す、という行為の偶然性、勝ち負けは確率に過ぎない、と子どもながらに理解していたのかもしれない。「振り出しに戻る」というマス目は残酷である。ゲームだと徒労感はないが、
2022年6月17日 23:16
今、わたしは資格取得のために、勉強をしている。合格できるかどうかは微妙な感じで、やる気の出ない日々もあったが、とりあえず、継続はできている。自己啓発をすれば収入が増えるとか、資格を武器に転職とか、そういう話ではない。勉強に集中できていると、自分のことを忘れられる。自我や自分の身体から意識を離すことができる。「忘我」というやつである。「忘我」の方法は、いろいろある。もちろん、スマ
2021年9月23日 09:27
今、ある資格を調べるため、無料説明会に行ったりしている。いくつかの学校を比較したうえで受ける講座を決めようと思っていたのだが、一番最初に行った一番高い学校の講座に申し込みをしてしまった。その理由を少し考えてみた。申し込みをした学校はスタッフの方が白いシャツにジャケットで清潔感があり、インテリアも洒落ていた。何より、教室の仕切りの上半分が透明なので、いろんな教室を見渡すことができ、窓から
2021年9月13日 19:28
石の上にも三年、という言葉は昨今、否定的なニュアンスで使われることが多いと思う。わたしも諸手を挙げて賛成とまでは言えないが、一理あるとは思っている。はじめての仕事、新しい仕事も、慣れてくれば、徐々にルーティンワークへと変化する。できないことに遭遇すると、右往左往したり、焦ったり、恐怖を感じたり、仕事に行く前にとてつもなく憂鬱になったりする。わたしはあまりに苦手な仕事の研修に行く前、