はたしてその悩みはトラウマのせいでしょうか？

赤面症をお持ちのあなたは、何かしらのトラウマをお持ちかもしれません。

いやむしろ、トラウマがあるということを強く自覚していることでしょう。

そんなのあるに決まってるでしょ。
だって私が赤面症なのは、過去のトラウマがあるせいだから。
あのことが原因でこんなに赤面がひどくなってるんだ。

━━━━実は、赤面と関係がある思っているそのトラウマは…

あなたが赤面地獄から抜け出せないことの
「理由のために作り出した幻想」
かもしれません。

意味わかりませんよね。

意味わかる方は、もう9割治ってます。あと一歩。

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赤面症は作られたもの

トラウマをきっかけに赤くなった経験があったとしても、
そのことを「引きずり続ける」という選択をし続けているのは、
他でもない「あなた自身」です。

トラウマのせいにしていた赤面症は、実はあなたが「作っていた」可能性があるということです。

理解できるようでどこか腑に落ちない感じでしょうか。

一度、騙されたと思って、「トラウマ」と「赤面症」を引き離して考えてみてください。

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深層心理を探る

トラウマが赤面症と関係ないと仮定したら、
なぜあなたは赤面症であることを引きずっているのか、これを探ってみましょう。

私の場合はこうでした━━━

・転職直後、新しい環境で成果を出さないといけないというプレッシャー

・周囲からどう見られるかを常に意識していた、いい人でいたい、いい仕事をしたい、求められたい、評価されたい…

・自ら作り出した期待と理想、そこにたどり着けない自分、理想と完璧を求める「承認欲求の奴隷」のような自分

・いつしか完璧な自分像から、少しでも外れている自分を感じると赤面するようになる

・分からないことがあるのは恥ずかしい、間違いを指摘されると恥ずかしい、「ヤベッ」て感じたり、「しまった」って感じるようなことがあると、羞恥心と共に顔が赤くなるようになった

・もうこうなると、「赤くならないようにしなきゃ」と思う時点で赤くなってしまう

・会社の食堂でテレビを見ていて、セクシーなシーンが映ったり、女優が出てきたりすると、「赤くなったら勘違いされる、絶対に赤くならないように耐えるぞ」と思うけど、もうその瞬間にゲームオーバー

一人で赤くなっている私…

━━━━こんな感じです。想像しただけで地獄絵図でしょう。

この赤面症に悩む青年を生み出している背景には、自らの思い込みで作り出された心理が隠されています。

それは━━━━