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持込にしたら大浴場を独り占め!おトクに楽しむ1人旅の熱海

どこかに行きたい!温泉に入りたい!しかも明日出発したい!でも1人旅だから安くあげたい!全部熱海で実現してきました。真夜中に予約をして翌日熱海に一人旅。急に旅気分を味わいたくなったら、現実逃避をしたくなったら、熱海が効きます。

11月に熱海に一人旅をしました。予算1.1万円でどこまで楽しめるかのチャレンジ。楽しかった様子はこちらをご覧ください。

[宿泊]価格は公式サイトの勝利

一人旅なので安く泊まりたい、でも温泉大浴場は必須条件。ということでゲストハウスは除外して探しました。「300人が一度に入れる大浴場」をウリにしたホテル大野屋に決定。トラベルコちゃんをはじめ色々なサイトで金額を比較しましたが、ホテル公式サイトが最安値でした。楽天などの溜まったポイントを使いたい、値引きクーポンがあるといった事情が無ければ、ホテル公式サイトは必ずチェックです!
箱根、湯河原の宿泊も探しましたが、価格面では熱海が圧勝。

[移動]乗る前に金券ショップへ!小田急の株優を使わないテは無い

小田急線の全区間に乗れる切符、小田急の株優。需要と供給バランスで金券ショップでの価格は変動します。今回の価格は580円。新宿→小田原は通常891円なので、往復すると622円のコストダウンです。
新宿駅の周りには金券ショップが沢山あるので、乗る前に寄る、が鉄則。
箱根、湯河原方面に行く時もこの作戦は使えます。

[食事]食事は熱海食材を持込で楽しむ-熱海で立ち寄ったお店-

私が考える"1人温泉ステイの持込部屋食 ここが良い"
・自分の好きな時間に食べられる
・食べたいものだけ食べられる
・食事会場で1人だとちょっと寂しいし
・皆の食事の時間は大浴場を独り占めできるチャンス
・温泉に入った後 外に食べに出るのは面倒(もうスッピンだし寒いし)

【久遠 パン樹・久遠】

熱海駅前に延びるアーケード、仲見世通りにあるパン屋さん久遠(くおん)。朝食用のパンを買います。買った後に駅前から出るホテルのシャトルバスに乗ったりもできる、駅近の便利な場所。

【村越魚店】

今回もお世話になりました。地元の魚屋さん。糸川沿い、熱海銀座から歩ける距離です。
地魚のお刺身が豊富で、お刺身6点盛り1,000円なんて驚愕のプライス。もう1皿買おうと、平目か金目鯛で迷っていると、この時期(3月はじめ)は断然平目がおすすめとアドバイスをもらいました。春先の熱海は平目。覚えておきましょう。

ホテルで食べたいので、とお箸とお醤油とわさびをお願いすると、快くつけてくれました。

【山田豆腐店】

お豆腐屋さんにも寄ってみました。おぼろ豆腐を買ったら、おまけで豆乳もいただきました。お豆腐屋さんの自家製豆乳、すっきりしていておいしかったです。

【熱海菓子工房 NIKOLEAF】

立ち寄りもう1軒、ここのケーキが気になっていたのでおやつに購入。

目を引いたのは「丹那トンネル」。スイーツにトンネルの名前をつけちゃうところがインパクト大。ちなみにお店から丹那トンネルまでは直線距離で約1キロ。丸い形をトンネルに見立てるところがユニークです。

さんざん迷ってタルタ・デ・ケソ。チーズのケーキを買いました。

チェックイン前、チェックイン後に熱海のランチ【味里 熱海店】

前に来た時は行列ができていて、おいしそうなのに諦めたお店です。この日は待ちなし。チェックインまでの時間、ランチにお魚を食べに入ります。

平日のサービスランチ「漁港定食」。この日のお刺身はウマヅラハギ、タイ、マイカ。ウマヅラハギなんて肝付き。うっとり噛みしめました。郷土料理、揚げたての「イカメンチ」(イカのすり身の揚物)も試せてとってもお得な1,150円。

到着日、出発日のどちらかは熱海でランチになると思うのでご紹介でした。週末は漁師めし定食を食べてみたい!

熱海駅を出てお散歩がてら、持ち込みの食材を買ったりお昼を食べたりしながら歩いてホテルに向かいました。熱海駅から海に向かって下り坂なので、行きは歩きでも楽ちん。駅に向かう場合はずっと上り坂なので、帰りはシャトルバスや路線バス利用がおすすめです。

泊まったのはこちら【ホテル大野屋】

決め手は「300人が入れる大浴場」!!どれだけ大きいのか体感したかったので選びました。公式サイト(↓)から、シングル食事無し5,115円(平日)という最安値で予約。

ホテルの向かい側には、3月になったばかりなのにこんなに咲いている桜の木が。お刺身を買った【村越魚店】のある糸川沿いでは、もっと早く咲く熱海桜も楽しめます(1月に咲いてるのを見たことがあります)。11月に来た時も海沿いの桜の木が花をつけていて驚きました。秋から春までどこかで桜が咲いている熱海、外国人観光客にアメイジング!!と言わせたい。

お部屋の様子(アメニティ)

メイク道具さえ持ってくれば、手ぶらでOKと感じました(大浴場にメイク落とし、基礎化粧品あり)。シングルルームの様子です。
部屋で使えるフリーWi-Fiは無し。ロビーはあるようです。私はモバイルWi-Fiルーター持参だったので気にならなかったのですが、ワーケーションの人は対策要。

浴衣は1階で好きなサイズを選んで持っていく式でした。

洗面所に小さいタオルがもう1枚あるところが嬉しいサービス。シャワーキャップがありました。ドライヤーもあります。

デスク、冷蔵庫まわり。冷蔵庫は空です。

これ以外の食べ物、飲み物は持ち込みましょう。近くにコンビニもありました。

300人が入れるローマ風呂に、いざ!

広さはなんと250畳!? 想像がつきません。エントランスも古代遺跡みたい。巨大な大浴場「ローマ風呂」へ、いざ!

(写真はHPからお借りしました)
写っているのは250畳の一部。右手を上げているのは、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス。世界史で習ったなあ。パクス・ロマーナ(ローマの平和)の人です。(←脱衣場でwikiで調べる)

広いだけでなく、湯量も豊富。この写真に写っているあたりは下に座れないくらいお湯が深かったです。
毎週木曜日の08:00-15:00は、池の水ぜんぶ抜くみたいにお湯をすべて抜いて清掃をする日。泊まったのがたまたま木曜日だったので、入れ替えたばかりの温泉水を堪能しました。
1泊2日でこのお風呂には3回も入ってしまいました。

もうひとつの大浴場「花のお風呂」と時間により男女入れ替えです。寝るまでにローマ風呂、花のお風呂両方に入れ、翌朝もチェックアウトまでにローマ風呂、花のお風呂両方に入れるようなローテーションでした。

露天風呂も

目隠しのため女湯からは見えませんが、この先は海です。空と、風を感じることができました。
大野屋の温泉の泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉。塩味です。塩分のコーティング効果で体温が奪われないため、湯上がりもポカポカが続きます。

貸切風呂も

無料で24時間入れる、6つの貸切風呂があります。
予約不要、鍵が開いてれば入れるという仕組みは気軽に試せてとても良い!

「あじさい」のお風呂
お風呂ごとに、壁のデザインが異なります。湯温は大浴場に比べて少し熱め。

「花火」のお風呂
貸切風呂は夕食までの時間は混んでいる様子でした。夜寝る前に見に行ったらかなり空き有。狙い目です。

1泊2日の過ごし方:おやつタイム

ローマ風呂→露天風呂とハシゴした後部屋に戻り、【熱海菓子工房 NIKOLEAF】で買ってきたタルタ・デ・ケソでおやつタイムです。お店でスプーンをもらってきて良かった。お豆腐屋さんの豆乳も飲みました。
温泉は意外と体力使うので、ケーキも良しということで!(言い訳)

1泊2日の過ごし方:至福のお昼寝

チェックアウトまでホテルから出ないで温泉三昧!!と決めていたので、おやつの後はお昼寝です。
温泉でお昼寝、大大大おすすめです。時間が取れなかったら30分でも良いです。温泉に入ると汗をかく。それくらい体力を使って疲労していると同時に、お湯でリラックスもしています。眠くならないはずがない!このタイミングで寝ると、急激に深い眠りに落ち、目覚めるとものすごくスッキリします。湯上がりの火照った体で冷たいシーツに触れるのも気持ちが良いじゃないですか! 枕の下の冷たいところを探して手を入れて、幸せなお昼寝タイムを楽しみましょう。

1泊2日の過ごし方:食事時間を狙って大浴場へ

夕食を持ち込みにした理由の1つは、好きな時間に食べられるため。
他の皆さんが夕食を食べている時間帯は、敢えて大浴場を狙いましょう。
広々としたお風呂の貸切も夢ではありません。
そのために必要なのは、情報収集!チェックインの時におさえるツボはここです。夕食時間のご案内。食事会場が最も混みそうな時間(コアタイム)を予想します。

運良く、私ひとりで250畳の大浴場を独り占めすることができました!
こんなに広いお風呂の独泉体験は病みつきになります。
この時の体験談は後日またご紹介したいと思います。

1泊2日の過ごし方:持ち込み夕食は好きなものだけ、好きなだけ。

熱海に来たら熱海らしいものを食べたいものです。鮮度抜群のお刺身は、熱海まで来たからこそ食べられるもの。【村越魚店】で買って持ち込んだお刺身は、お店の人おすすめのこの時期の平目も、地元相模湾で揚がったアジも、本当においしかったです。お刺身は奥が平目、刺盛はアジ、カマス、マグロ、カンパチ、アオリイカ、マダイでした。【山田豆腐店】のおぼろ豆腐とともに、食べたかったものだけでおなかいっぱい!

食後、お花のお風呂に行ったり、帰りに貸切風呂に入ってみたりして引き続き温泉三昧。ぐっすり眠りました。

1泊2日の過ごし方:持ち込み朝食

翌朝。エレベーターホールから見た海。露天風呂に行ったついでに、まだフロントが空いているうちに精算を済ませます。これでチェックアウトの時も並ぶ必要無し!

熱海駅に着いた時、駅の近く【久遠 パン樹・久遠】で買って来たパンで朝ごはん。地元のパン屋さんの味を試せるのも楽しい体験です。お豆腐屋さんでいただいた豆乳も飲みます。

1泊2日の過ごし方:チェックアウト直前のごろごろだらだら

駅までのシャトルバスまでの時間、あとは部屋を出るだけの状態でごろん。
リラックスしながら、沢山お風呂に入ったなーとかお刺身おいしかったなーとか振り返ります。この時間がとても好き。

根府川駅が近づいたら気を抜くな!

小田急の株優を使うので、熱海→(JR)→小田原→(小田急)→新宿というルートで帰ります。
熱海・小田原間にある根府川駅の前後は、スマホから目を上げて!寝てても起きて!
窓いっぱいに広がる海が見られます(毎回感動)。

小田原駅の乗り換え時間9分で、ダッシュで干物を買い、トイレまで行って小田急線に乗り込みました(間に合って良かった)。

行きたくなったら、すぐ熱海。

夜中に計画して翌日には熱海に泊まるという、計画から実行まで最短記録だった今回の一人旅。気軽に行けて、温泉でリラックス。海を見て気分転換もできました。ちょっと逃げ出したくなったら、熱海が受け止めてくれます。
あなたもリフレッシュしに行ってみませんか?


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