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うらみごとエッセイ

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自分の生まれ育ちや家族のことをグズグズやってるやつらです。
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報われない努力に関するもやもや。

報われない努力に関するもやもや。

資格取得というのがわりと好きである。努力が可視化される気がするから。

具合悪いからそう思えるのかもしれないけど、「努力をちゃんと評価された」と思える経験が、あんまり無い。

小学校の頃から不登校だから、そんなに勉強はできなかった。
嫌いではなかったのだけれど、計算ミスがものすごく多く、漢字もぜんっぜん書けなかった。
よって、「あんまり勉強できない子」とみなされていた。

中学生の頃、学校の代わり

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母は素敵な女性だけど、私はそんな母が怖い。

母は素敵な女性だけど、私はそんな母が怖い。

私の母は、美人のシングルマザーで起業もしちゃうような、地元ではちょっとした有名人だ。
だからこそ、私が母について語ると、変な目を向けられることが多い。
私の知る母は、きれいだけどワガママで、都合の悪いことは忘れてしまい、男性に依存しがちな、感情的で不安定な人だ。

私は嘘つきじゃない。何も無かったら、こんなに長期間、精神科通うことも無かった。
でも、なかなか信じてもらえない。

……ということにや

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私が人間になれる日

私が人間になれる日

あつこさん(母と呼ばれる縁柄の人)、大ッッッッッ嫌いこんな危機的状況も自分の注目度上げるのに上手く利用して。
「医療従事者を応援しよう!」「みんなで頑張ろう!」って言っているね。けど、マスクの買い占めにあちこちハシゴしてるよね。
その買い占めの先、きっと想像できないんだろうなあ……あぁもう。

「もうまゆちゃんには関係無い人でしょ」って言われるし私自身そう思いたい。でも、そうできないのはあの人のせ

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2019年8月1日の葛藤

2019年8月1日の葛藤

勤務先の、お店の売り場で、虐待されてる子を見つけてしまった。
身体的なものではない。でも明らかな暴力。

ふつう小学一年生の子どもは「死にたい」なんて言わないし、ふつう大人はそれに対して「そんなこと言う子はいらない」なんて叱り返したりしない。
そして、ふつう大人って、そんな攻撃に加担もしない。

ひどい。ひどい暴力だった。
どうすればいいかわからなくて、その子は固まってた。私も固まってしまった。

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文化の値段

文化の値段

高校生くらいまで、お金が無かったからコンサートや美術館へ行けなかった。
茨城県立近代美術館は、志村ふくみ展で高校生850円。
水戸芸術館のコンサートは、ピアノリサイタル1800円。
笠間の美術館は、交通費から足りない。佐川文庫も同様。
コンテンポラリーダンス、演劇、ミュージカル、どれもすっごく観てみたかったけど、未だにどれも、片手で数える程しか観た経験がない。

どれもこれも、大好きなのに。触れた

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2019年8月15日

2019年8月15日

どうしてだか分からないけど、このところずっと調子が悪くて、回復できていない。
あるある過ぎてバカみたいだと思うのだけれども、
「どうして私ばっかり」病に取り憑かれて、そればかりグルグルと渦巻いて押し潰されそう。

学びたい分野があったから、大学に進学した。
時間も体力もお金も無くて、学ぶ余裕なんて無かった。
経済的に自立したかったから、語学を学んだ。
教えるのは楽しかったけど、どこまで準備すればい

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