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読みたくなる書評

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読んだ本の書評をまとめた記事です
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#AI

生成AI推し技大全

生成AI推し技大全

いしたにまさきさんが書いてると聞いたので、気になって読んでみました〜
テキスト系の生成AIも詳しく書いてありますが、画像、動画、音楽など幅広く生成AIが分かるので、今後の生成AI活用のヒントになりました

ChatGPT Custom instructions (カスタム指示)は、あらかじめ自分に関する情報やChatGPTにどのように振る舞ってもらいたいかを記述しておくことで、会話をパーソナルにす

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東大教授が語り合う10の未来予測

東大教授が語り合う10の未来予測

アカデミア同志の瀧口さんがインタビューして東大教授との未来予測ディスカッションを書籍にしたもので、各分野のスペシャリストが未来について語っている本です

ディープテックの世界、すぐに売れないかもしれないけど、きちんと技術開発を進めると、世界を変えるようなすごいことになる。Paypalのような先進的な電子決済の仕組みを作ったのも、はるか昔の話

コマンダー(司令官)というのは、ごく少数でいわゆるブレ

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やさしい知性

やさしい知性

アカデミアの同志が書いたとのことで、おすすめされてたので、気になって読んでみました!AI時代の思考に関するヒントになる書籍です

資本主義は偉大な発明であり、われわれの挑戦を後押ししてくれた。しかし、今では「資本が集まることが大きな価値を生み出す」という本来の利点から乖離して、資本を集める仕組みを作ることが、人から「奪う」ための道具となってしまっている

やさしい知性とは「人と自分を継続的に幸せに

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温かいテクノロジー

温かいテクノロジー

アカデミア同志の林要さんの新書が出たので、早速読んでみました!ロボットとドラえもんの作り方についての話です

Lovot is the first robot I can see myself getting emotionally attached to.
生涯で初めてわたしが「愛着」を持ったロボットは、LOVOT
LOVOTの目指したのは、人類に自然に寄り添うパートナー

「愛とはなにか」を知

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AIが書いたAIについての本

AIが書いたAIについての本

本屋に平積みになっていて気になったので読んでみました!AIが書いたAIについて書かれた本です

産業革命が来ると、多くの農業労働者がもはや必要とされなくなった。たった200年前、ほとんどの社会では90%以上の人口が土地を耕していた。今は、先進国では1%程度

AI革命は、全く異なるタイプの規模と革命になる。今は、どの仕事も保障されない

今までの革命と同じように、あなたが繁栄・繁盛する唯一の方法は

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ChatGPTの応答精度はプロンプトが9割

ChatGPTの応答精度はプロンプトが9割

GPT-4に対応した、ChatGPT本が出ていたので、気になって読んでみました〜

ChatGPTは、前に書かれている文章の続きを、確率的にありそうな単語をつなげてくれているというのが結論。数ある候補の中から、「それっぽいもの」を答えるものがChatGPT

基本的には、確率的に高いところから答えるので、いたって普通のことを答えるということになる。とても無難で、平均的・常識的つづきの文を作る

C

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先読み! ChatGPT

先読み! ChatGPT

初心者向けのChatGPT本が出ていたので、どんな内容が書いてあるのか気になったので、読んでみました〜

2022年11月末に発表されたChatGPTは、登場してわずか5日でユーザー数が100万人を突破、2023年1月には月間アクティブユーザー数が1億人を超えた

GTPは、「Generative Pre-trained Transformer」の略で、Generative 「生成」、Pre-tr

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冒険の書

冒険の書

孫泰蔵さんの話題の書籍を読んでみました〜
AI時代の学習とは?のトピックスが多く書いてあり、学びのヒントになる本です

冒険者には、他の冒険者の声が聞こえる。冒険を強く決意した人だけが『冒険の書』と呼ばれる本を読むことができる

リーダーシップ
決して人工知能では置き換えられない能力であり、世界のどこに行っても通用する能力。自分の中にある構想、思い描いた世界を『見える化』すること。システム設計とプ

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AIを使う人事 AIに使われる人事

AIを使う人事 AIに使われる人事

源田さんが帯で推薦していたので、気になって読んでみました!人事系の書籍です。

AIは、インターネット以上のインパクトを持つテクノロジー、インターネットが仮想空間や情報産業を対象とするテクノロジーであるのに対し、AIはあらゆる経済、社会、産業に関わるテクノロジー。

DXとは、合理的な経営の追求であり、究極的には自動化・無人化への変革。資本とテクノロジーだけが企業の経済活動を構成する状態を目指した

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2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ

東洋経済の特集 ベストブック2021で1位になっていたので、これは読まなきゃと思い、買って読んでみました〜。10年後は加速する未来がわかる予測本です。

高速なコンピュータを使って開発し正のフィードバック・ループが生まれ、加速のペースが一段と加速する。カーツワイルは、「収穫加速の法則」と呼んだ。

人類が創造した中で最も強力なイノベーションがいくつもある。量子コンピュータ、人工知能(AI)、ロボテ

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ダブルハーベスト

ダブルハーベスト

友達の市川さんが読んでて、気になったので読んでみました!AIをどう活用していくのか、戦略デザインについて分かりやすく書かれた書籍です。

AIがコモディティ化し、ゲームの視点が「技術」ではなくなったいま、求められているのはAI活用の「戦略デザイン」
・AIを取り入れることで、御社の持続的な競争優位性を高められるか?
・AI実装によって何重にも利益を生み出すループを描けているか?
・御社のAI活用は

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オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

台湾のデジタル担当のオードリー・タンさんの初の書籍で、気になったので読んでみました。

デジタルはあくまで道具にすぎず、その成否を握るカギは活用する側にある。デジタルは国境や権威を超えて、様々な人々の意見を広く集めるのに優れている。

台湾は、日常生活を維持しながら防疫に成功し、コロナの逆境下にあっても、GDPはプラス成長を実現した。

少数の人が高度な科学知識を持っているより、大多数の人が基本的

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