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俺の足が荒れるだろっ!!

※少し汚い表現があります。下系の内容が苦手な方、お食事中の方は、読むのを避けてください。子育て中のあるある系です。

元夫はいつも自分が一番大切で、次に自分の実家の家族、そして次は自分の趣味、、、
と、とにかく自分第一主義でした。

子どもの事も、自分に余裕がある時は、遠くから見守るぐらいはしますが、余裕がない時は、何もしませんでした。
子どもですらそんな扱いなので、私なんてランク外ですよね。

コロナ前の出来事ですが、幼稚園に通っている長子が、インフルAにかかりました。嘔吐にお腹も緩くて、胃腸炎にもなっているかな、、、?みたいな状態で、看病をしていました。長子は、ゴミ箱の袋に上手に嘔吐してくれたので、処理は楽でした。
でも恐ていた事態になり、まだ赤ちゃんの次子も、胃腸炎にかかかってしまいました。

私もなんだか、節々が、、、
と思ったら悪寒からの高熱が出て、鼻水が止まらず、これ絶対にインフルAだわ、、、って思いながら、でも看病もしないと、、、でも吐き気もする!!

そして、老老介護じゃないですが、弱った私が弱った子ども達をお世話することになりました。

赤ちゃんは、授乳中だったので、飲ませては吐かれ飲ませては吐かれで、もう掛け布団がなくなってしまいました。

その時使っていた洗濯機は、元夫が持っていた4㎏までしか洗えない1人用のものでしたので、ベッドシーツや掛け布団などの大きいものは、お風呂で足踏み洗いをするという時代に逆らった生活をしていました。

なので、今回もお風呂で足踏みをして洗うしかありませんでした。

でも私もインフルAと胃腸炎を併発しており、フラフラの中、なんとか授乳をしながら、子ども達の看病をしながら家事もしているので、本当に限界でした。

意識が朦朧とする中、絶賛胃腸炎中の次子のオムツを替えていると、

ブゥーーッ!!


と、おならをされました。

何か飛び散ったような気もしたけど、私の意識は朦朧としており、とりあえず処理して手を洗い、消毒をして、長子のも片付け、飲み物を飲ませ、熱をはかり、、、ゼリーを食べさせ、洗濯をして、、、


夜になると、元夫が帰宅しました。

私は、普段何の役に立たなくても一応大人だし、非常事態だし、流石に少しは手伝ってくれるだろう?なんて甘い考えを持ってしまって、
元夫に次亜塩素をふりかけてその後洗って、漬け置きをしておいたその毛布類を水を切って、洗濯機で脱水だけかけて干してもらえないか?と頼みました。

その時元夫は、私にこう言いました。

「俺の足が荒れるだろっ!!」


俺の足が荒れるだろ
俺の足が荒れるだろ
俺の足が荒れるだろ
俺の足、、、

お前の足なんか、マジどうでもいいっ!!


その後夜間病院へ行き、長子は、インフルAがうっすら出てますね〜と言われ、

先生、私も調べてもらえますか?と頼んで調べると、
私の方がくっきりとはっきりと
インフルA でした。

次子は、胃腸炎のみでした。

そして、その後も何を頼もうとも自分のことだけの元夫、一応病院までは送迎してもらいましたが、、、
それしか、それしかっ!!

してくれませんでした。

そして自分だけ布団に入り、ガーガーいびきをかいて眠っていました。

私も寝たいのですが、次子が水分不足になると困るので、授乳をしなければならず、長子も心配なので起きているしかなく、薬も飲めず、、、

元夫の顔に扇風機ずっと当て続けると自然死を装えるんだよなー。。。

なんて考えながら、家事もこなしていました。

殺意以外なかったです。

自分を大切にするタイプの元夫は、インフルも胃腸炎もうつらず、

「俺の体調管理のおかげだな!!」

みたいな謎のことを言っていたので、

「いや、体調管理ってか、やらなければいけないこと全部私に押し付けて、自分だけゆっくり休んでるからじゃん?」

と言いましたが、不都合なことは元夫の耳には聞こえないみたいでスルーされました。

そんなこんなで、子ども達は、ホットタオルで身体を拭いたりしましたが、私は熱がなかなか下がらず、何日もお風呂に入れず辛い思いをしました。

熱が下がり、少し余裕がでてきて自分の顔を鏡で見ました。

悲愴感漂う表情の顔が鏡に映りました。

よく見ると私の顔には斑点が出来ていました。

それは目の周りやおでこにプツプツとありました。

え?斑点?発疹?え?何かの病気?どうしよう。

怖くなった私は鏡に近づき、斑点を良く確認すると、、、

色は茶色っぽくて、
そう茶色、
茶色?
ちゃいろー?

そこで私は、何日か前の胃腸炎中の次子のおならを思い出しました。

あっ、あの時の、、、!?


そうです。胃腸炎中の次子の茶色いブツが、オムツ替え中のおならにより飛んで、私の顔を彩っておりました。

私、そのまま病院行きましたよ。
斑点付きのその顔で。

ベートーヴェンの悲愴でも弾こうかな。









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