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俺の功績!?永久就職希望者求む!!

ふと思い出したエピソードです。

私は、小さい頃から料理に興味があり、夢はお嫁さん!みたいな結婚に夢見がちな女子でしたので、家事もわりと得意な方でした。

中学生になった頃に、母が自分探しの旅に出た為(資格の為に学校へ行ったり、就職したり)私が家族の夜ご飯を作っていました。

作るのが学校後の部活後だったので、少し遅めの夕食になってしまっていたので、妹はご飯ができる前に、ポテチを食べて寝てしまっていることが多かったのですが、他の家族は帰りが遅いので、間に合っていました。

料理も好きだし、頼りにされるのも好きなので、自ら進んで作っていました。

なので、結婚する時には、すでに何でもできましたし、ミートソースを2日目アレンジで麻婆豆腐にしたりと、家政婦のミタゾノのようなことまでできるようになっており、家事で困ることはなかったのです。

なので元夫は、初めから安定したお世話?家事をしてもらうことが望めたわけで、電子レンジが使えなくても生活をすることができたのです。
(電子レンジの事件はまた別エピソードで書きますね。)

それは私が妊娠中も変わらず、私がたまたま元気な妊婦でしたので、家事が普通にできた為、その時も元夫は困らなかったと思います。
というか元夫は、昼夕飯共に社食で食べていたので、朝ごはんのみの用意で良かった為、悪阻中も特に困らなかったと思います。

子どもが産まれて、少し大きくなると離乳食、そして幼児食を経て普通食になります。

子どもが普通食になった頃、元夫が子どもによく言っていた事がありました。

それが、

子ども「おいしい!!」

元夫「美味しいだろ!?誰のおかげか分かる??」

子ども「ママ」

元夫「違うよ」

子ども「パパが作ったの?」

元夫「ママだよ」

子ども「?」キョトン顔

元夫「パパが、料理上手なママを選んだおかげだよ」

私「えっ!?」

子ども「?」キョトン顔

私「いや、作ったの私だし、〇〇の功績じゃないやん」〇〇には元夫の名前が入ります。

子ども「?」ママの顔を見る

元夫「でも元々パパがママを選ばなければ、お前は美味しいご飯食べられていないんだぞ!沢山の候補から選んだんだから」

子ども 無視して食べ始める

私 呆れて無視して食べ始める


これですよ。
この会話何度もですよ。
子どもは、「おいしい」って言うと俺の功績発言が始まるので、面倒過ぎてあまり言わなくなったり、口答えできるようになってからは、「いやママが料理上手なのって、パパ関係なくない?」と反発していました。
子どもがまともでよかった。

よく仕事でも、功績を乗っ取る人いますよね?
あれですあれ。

みんなに嫌われるやつです。

それ家庭で妻に対してやる人
、、、
いるんです。しかも何得?何得なの?

家事についても、自分が何もやらずに楽して過ごせるのは、私が努力したからとか小さい頃からやってきたから、、、
ではなく

家事スキルがある女性を選んだ俺の功績!!

になるのです。

なんで?


残念ながら私は、元夫に家政婦として採用されてしまったわけです。

希望者はいないと思いますが、一応条件を申し上げます。

・給料はもらえません。
・家はありますので、雨風防げます。3Fエレベーターなしです。
・お風呂は火種をつけるタイプのなので、ボタン一つではないです。追い焚きもありません。
・必要なものがあれば、リストと用途をプレゼンし、OKが出れば買えますが、文句付きです。
・自分の家族を優先することはできません。
・記念日等も予定は元夫家族に合わせます。
・福利厚生なにもありません。
(義実家に泊まることはあります。その際の事は、、、また別エピソードで書きます。あとは、安い自分で布団を敷くタイプの宿?合宿所)
・予定を立てるのは一人で頑張ってください。文句ありです。
・24時間体制のベビーシッターも兼任です。母乳でと強制されます。
・具合が悪い時もお休みはもらえません。(インフルAと胃腸炎併発しても決して家事休めません。)
・在宅ワークも多いようなので、在宅時はご飯支度いります。
・食事付きです。
・愛情もらえません。
・優しさはもらえませんが求められます。
・どんな問題が起きようとも、一人で頑張って処理してください。
・たとえ褒める所がなくとも褒めなければなりません。
・生活は出来ますが、給料が貰えない為、現金がないので逃げられません。
・貯金があれば隠さない限り奪われます。
・もしこの奴隷生活から逃げた場合、3年に及ぶ調停が始まり、弁護士費用で田舎に家が買える金額を払う羽目になります。
・毎日ストーカーされます。
・郵便物、ゴミ盗まれます。
・近所の人から元パートナーの責任を取れと責められます。

私は、オススメはできませんが、永久就職したい方いらっしゃいますか?







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