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本気で成功率を上げるためにシステム発注依頼をかける前に読んでおきたい7つの事項

独断と偏見ですが、マレントで過去の着手事例から成功しているケースを参考にピックアップしてみました。
結論からいいますと、資金があれば読まなくても解決するものばかりです。
しかし、予算や納期などがある担当者様がほとんどと思いますので、書いてて辛い部分もありましたが書かせていただきました。

コスト面でもローンチ後の面でも成功率があげられる可能性が高くなると思います。
参考になれば幸いです。

1. 予算にあったパッケージまたは工数か

予算に工数を合わせることが多いと思います(ほとんどの案件がそのようであるとおもいます)
逆に予算が潤沢にあったとしても第一フェーズでこんなにてんこ盛りにするのはやめたほうがいいと私はいつも思っていますし、やめた方がいいと本当にアドバイスします。
その事業が当たるかどうか本当にウェブサービスの存続は厳しいもので、存続できるどうか、皆に使ってもらえるかが成功にかかっています。
長期的なロードマップをひいてみるとミニマムからの開始が望ましいです。

2. アプリ化は後回し

実際に、アプリ化+ウェブ版を一気にやってしまうケースは少なくその成功事例もまた多くありません。
そのケースとしてアプリ化は、iOSなどのアップデートに左右されるのでエンジニアが常にいる環境であれば問題ないですが、なにせコストがかかるものだと思っておいた方が良いです。
また、どうしてもアプリから入らないといけない特殊な事業も存在するので、アプリでしかできない事業であればアプリから入ります。
この場合もウェブ版は作らず、公式サイトにアップルストアのアプリURLをリンクさせるだけで表示しているアプリサービスも多いです。

なので、重要なのはアプリ化する意味を考えることです。
アプリ化を絶対しなければならないのか、どうか、これにつきます。
そのサービスがアプリでしかできないことであればアプリ化から始めることと思います。

3. 最低限の仕様書はあるか

簡単なものでもいいですが、せめてエクセルかなにかで概略でも提示しましょう。
たまに(頻繁に)お電話からこういったサービスはできますか?というお問い合わせに、「はい、できます」と返答することも多いですが、結局のところ具体的に話を進めたいとなったとき、有効なのは資料があるほうがベターになります。
一旦どういう機能があるかおしえてください、それからでないとシステム開発会社は具体的な話にすすめることができません。
あとでできると言った言わないなどのトラブルにならないようにテキストで残しておくことをおすすめします。

双方に言えますが、ウェブ会議や電話などでダラダラダラダラ話をきいてきかされるより、自分で色々一生懸命に書いて提示する方が早くプロジェクトが進行できます。
なかにはウェブ会議が鬱陶しいので受け付けていない会社もあります。
百聞は一見に如かずというように、ビジュアルで見えるものからシステム開発会社に入ってもらう方がベターではあります。

4. サービスを立ち上げる目的はなにか

システム開発会社に依頼して制作するとサグラダファミリアを作り上げようとする人が少なからず存在します。
当初決めていた仕様から逸脱した仕様を突きつけて、「こうだとおもっていた」という紋章のようなことを突きつけて無償でやらせようとする輩がいます。
目に見えないデジタルなものなので、ウェブ関係についていない職の方からすると仕方ないのかもしれませんが、マンパワーを使っている以上人月工数がかかっていることをお忘れなく。

こうした仕様外をお見積もりをして入金後に実装するのですが、黒字化もしていないうちからあれよあれよとカスタマイズをたくさんいれて…
システム開発会社からすると良いお客さんではあるのですが、つくって、それが嬉しくてまた依頼してという流れに感動してしまうクライアント様もおられます。
(このケースは大抵、過去に依頼した制作会社が全然ダメで、自分の思うサービスを作ってくれなかった、もしくは納品までに至らなかったケースに多いです)

もうここまでくると先生と患者の域なのですが、初心に戻ってなぜこのサービスをやりたかったのかを考える時間が必要です。
サービスが売れても売れなくてもいいから自己満足でやってみたかっただけ、新規事業として新たな会社の柱事業に育てるため、バイアウト目的、そのほか様々です。
それによってシステムの造りや難易度は異なってくるので、初めからどういう目的なのかをキチンと伝える必要があると思います。

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