【心理学】自分らしく生きる人間になる方法
突然ですが「自分が自分で決めた人生」を歩みたいと思ったことはありませんか?こうやって話すと、インスタのDMでいきなり話しかけてくるクソみたいなビジネス商材を売りつけてくる人のセリフに聞こえるのですが、これは心理学のお話しです。
と言うのも、昨日までの記事では「自分らしく生きる人間にはどんなメリットがあるの?」「自分らしさて科学的にどういう意味?」って事をお話ししてきました。
今日はついに「どうやったら自分らしい人生を送れるの?」って事をお話ししていこうと思います。完結させますよ〜
昨日の記事↓
と言う事で本日もたわいもないお話をしていこうと思うのですが、本日は自分らしく生きる人間になるためにはどうすれば良いの?って事をお話していこうと思います。
これまでの話をまとめると
これまで過去に「Authenticity」に関する記事を2本出してきたのですが、一旦何について話してきたのかと言う事をまとめると、まず自分らしく生きる人に人は魅力を感じたり、自分に優しくなったり他人に優しくなれるというメリットがあります。多くの人は自分にも自分以外にもこの「Authenticity(自分は自分らしく生きているという自覚があること)」を求める傾向があると。
そして人が他人のどの「Authenticity」を意識するのかと言うと、誠実な選択ができるかどうかと言う事でした。
誠実な選択とは何かと言うと、自律性・自己決定性が高い選択のことでしたよね。
じゃあ「Authenticity」を高めるには、自律性とか自己決定性を高めればええやんって話ですよね。
そうなんです。この自律性や自己決定性を高めてあげれば「Authenticity」も必然と上がってくるんですよね。
と言うところで、本日は自分らしい生き方ができるような人間になる方法をお話ししていきます。
こんにちは、座右の銘は「他人を変えたいなら自分を変えろ」まひろです。
Authenticityは自律性と自己決定性を高めれば高くなる
さっそく本題に入っていくのですが、兎にも角にも上でお話ししてきた事ように「自分らしく生きる方法」とか「自分は自分が決めた人生の道を歩んでいる」とか「自分は自分の信念に則って生きている」みたいに「Authenticity」がある人間になるためには、自律性と自己決定性を高めてあげれば良いと。
そこで今回参考にするのがウィスコンシン〜ミルウォーキー大学のチャン・ヒョンシムさん、高麗大学校のジョンマーシャルリーブさん、ロチェスター大学のエドワードL.デシさんが133人の教師と2523人の生徒を対象にした超大規模な研究なのですが、結果から言うと、自己決定理論に基づいたautonomy support(自律性支援)ができていた教師と授業を受けた生徒のengagement(エンゲージメント)にポジティブな相関があったんですよね。
engagement(エンゲージメント)…自分が興味や関心を持って、積極的に参加しようとする姿勢的なニュアンスで心理学では使われています。
どういうことかと言うと、生徒の自律性を重んじた授業をした教師の授業を受けた生徒は、エンゲージメントを持っていたと言うことです。
では教師のどういうautonomy support(自律性支援)が生徒の「engagement」や「autonomy」を上げたのかと言うと3つのポイントがありました。
Autonomy(自律性)を上げる方法
1つ目が「内面の動機づけリソース育成」
内面的動機づけとは、課題それ自体に喜びや満足をもって取り組む事を言います。まあ先日お話しした「成長マインドセット」みたいなものですね。
2つ目が「情報言語の依存」
これは海外の学校の研究なので、生徒の母語がバラバラだったりするので、それが考慮されていたりします。この記事では特段どうでも良いです。
3つ目が「生徒の否定的な悪影響を認識して受け入れた上で対抗する」
これは例えば生徒の「面倒臭い」とか「だるい」みたいな意見を、頭ごなしに否定するのではなく、一回「そうだよね、だるいよね。」って認めて、受け入れてあげてから「でもねよく考えてみて?」ってその否定的な意見に優しく自分の意見を言うと言う事です。
日本人からすると大切なのは1つ目と3つ目だけなのですが、この要素が揃えば人のエンゲージメントや自律性が育成され流って事が分かっているんですよね。
例えば、大人になったらわがままを自分より上の立場の人に言うことって、小学生に比べて少なくなる訳ですよね。
そうなると、人はどこでわがままを吐くのかと言うと自分の心の中なんですよね。
例えば
「あ〜、仕事面倒臭いな」
「なんかやる気でないな」
「なんで俺あの時頑張れなかったんだろう」
みたいな事は大人になったら多くの場面で自分1人で抱え込む事が多いですよね。それで自分を責めてしまったり、ミスから目を背けてしまう人って多いと思うんですよ。
しかし、この研究からわかるのはその時に大切なのは、そう言う時に自分の悪いところや弱いところやミスを認めた上で、自分を優しく励ます事。
自分で決めた人生を送る人間になる方法
例えば、仕事で自分がミスをして他人に迷惑をかけてしまった時に
「あ〜自分のミスで失敗して迷惑かけちゃったな。多分あの時の決断が間違えていたんだろうな。まあでもミスする時ぐいらいきてたら誰でもあるし、これも一つの勉強だよね。次から失敗しないように気をつけよう。」
みたいに自分に声をかけられる人は、自然とAuthenticityやengagementが育まれていくんですよね。
✔︎超重要メモ「自分で決めた人生を送る人間になる方法」
・自分の悪いところや弱いところやミスを認めた上で、自分を優しく励ます事
そしてこう言う習慣をつけておくと他にもいろんな得が有るんですよ。
例えば「ウェルビーイング(幸福)」を構成する5要素を「PERMA」と呼んでいます。(【P:ポジティブ感情】【E:エンゲージメント】【R:関係性】【M:意味・意義】【A:達成】)
これらが個人の「幸福度」を左右するんですよね。だからengagementが上がると、自分が幸せな人生を送れるようにもなるんですよね。
そしてもっと言うと、他人を惹きつけて、自分にも他人にも優しい人間になれると。
もうこれでもかって言うほど、良いことしかないぐらいです。「瞑想」並みに良いことづくしですね(笑)
と言う感じで3本に渡って長いお話をしてきたのですが、自分らしく生きる事って僕はとても素晴らしい事だと思っていて、成功者って絶対何か1本自分の中に極太の芯をもってたりするんですよね。
それは以前こんな記事でもお話したことなのですが
その芯を見つけるにしても、このAuthenticityがあるかないかで大きく結果は変わると思うので、ぜひ明日からは自分に優しく、を忘れずに。。。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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