人間関係を拗らせる日本人のある習慣
なんか話していてあの人とはうまくいかない、って人いますよね。実はその原因は日本人特有の無意識な意外なところにあります。
そして今回の記事を読めば8割の人間関係の拗れはなくります。
興味がある方は是非実践してみてください。
心理学歴10年、まひろです。
僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。
今回は人間関係を拗らせる日本人のある習慣ということで、早速それについて書きます。
「じゃあアメリカ人だったらその原因では拗れないのかよ」
「拗れません☺️」
「じゃあ中国人は?」
「拗れません☺️」
「じゃ、じゃあカンボジア人は?」
「知らねえよ👹」
と言う感じでどれだけ日本人の習慣が人間関係を拗れさせやすいかわかりましたね。
ではまず最初に【具体的に何が人間関係を拗れさせるのか】の答えを早速書いていこうと思います。
ずばり
・相手に忖度すること
・自分の意見を言わないこと
です。
しかしながら忖度すること自体はいいことだと思うんです。ですが、なぜ忖度ができて相手を思いやる習慣がる日本人が人間関係を拗らせやすいのか。
それは、その上で自分の意見を言わないからです。
まあいきなりこんな事を言われてもって感じなので今からあるOLさんの話を使って説明していこうと思います。
今年から、私は〇〇社に努めるOL。大学の頃の友達はもういないけど私はこの会社で頑張るって決めたんだ。
ワンチャン玉の輿とかにも乗って…ってそんなこと考えてない、えーとここが私の事務所だったよね。
緊張しすぎて集合の3時間前に来ちゃったけど大丈夫だよね。よし入っちゃおう。
ガチャ(※ドアを開けました)
ドンッ(※誰かとぶつかった音です)
先輩「きゃあ!」
自分「あ、すみません!大丈夫ですか。コーヒーが全身にかかって、暑いですよね。」
先輩「大丈夫よ、このコーヒーはアイスだから。」
自分「本当にすいません!」
ここまで見てもしあなたがぶつかった側ならどう感じますか?
大半の人は「申し訳ない」と思いません?入社初日でこのハプニングはやばいですよね。
入社1日目でとか日本人の普通の感覚からすればやらかしているにもほどがあります。
でも、そこに日本人の人間関係を拗らせる習慣があります。
では続きでこの1日目でやらかしてしまったOLさんの後を見ていきましょう。
次の日、私が会社に行くとその先輩は私と同じ今年からこの会社に入る人と話していた。そしてその先輩は少しこちらを見て目をそらした。
(私のことを話しているのだろうか。)
私はなんとも言えない嫌悪感を受け取った気がした。
そのあと先輩には昨日の謝罪を入れ、その時は「もう本当に大丈夫よ。気にしないで。」と笑顔で返してくれた。
しかし、それから今日の1日先輩はなんだか私を避けているように感じて、そうこうしていると入社2日目の勤務時間が終わってしまったのであった。
はい、この人終わりました。まあこれぐらいで会社にひとりぼっちにはぶられるわけではないと思いますが、確実にこの時点で人間関係は拗れました。
でもこの人、日本人って感じがしませんでしたか?
案外意識してると、割とコミュニケーションできる人でもこんな感じになってしまうことが多いです。
ではどこがいけなかったのか、わかる方もいると思いますが、人間関係を拗らせたトリガーは明らかに
・私はなんとも言えない嫌悪感を受け取った気がした。
・それから今日の1日先輩はなんだか私を避けているように感じて、そうこうしていると今日の勤務時間が終わってしまったのであった。
この2つの部分です。前述した忖度する・自分の意見を言わないのダブルパンチが入っています。
でもいきなり初日から先輩にコーヒをぶちまけて、2日目に先輩が誰かと話している時にこちらをチラッと見られると誰でも「私の昨日の話かな?」って少しぐらいは思っちゃいますよね。
しかしその考え方自体が実は人間関係を拗らせているんです。
実はこのOLさん、自分が申し訳ないと同時に相手に気を使いながら先輩と話すのが面倒ということによってこの人は心の中で嫌悪感抱きました。
文中ではさも「先輩に嫌われたから」という風に書いていましたが、そんなものはただの便宜上の理由です。
人間は自分の価値観に従って正しくあろうとする生き物です。
だから自分の中に抱いた「相手への嫌悪感」は【相手に敵意を向けられたから】と考えるのが自分の価値観に正しくあれるし、その方が自分が傷つかないですみますよね。
しかしこのOLさんが相手に抱いた嫌悪感の本質は実はそうではなく
【自分が相手に気を使いながら接するのが面倒くさいから】です。
これが忖度と自分の意見を言わないが揃った時に発動する無意識の被害妄想でありそれが人間関係を拗らせる習慣の本質です。
そして僕はよく自分の記事で書きますが
心の中で思っていることは、無意識にあなたの言動に反映されます。
人間間のコミュニケーシションにおいて相手に伝わる内容は、会話の内容が2割、それ以外の声やジェスチャーや表情などが8割の元成り立っています。
だから自分の心の中で思っていることは多くの場合、相手に無意識レベルで伝わります。
今回のOLさんの話を当てはめて考えるとOLさんは、先輩への申し訳なさから自分お腹で作り出してしまった嫌悪感から、その嫌悪感は先輩に伝染して、この2人の人間関係は崩れていきます。
そう、もうこの段階でこのOLさんの心の中には人間関係を十分こじらせる弾がありました。
しかし、その感情を抱いてしまった原因はそう、日本人の習慣である、忖度と自分の意見を言わないことです。
もしここで、OLさんが自分から先輩に「あの昨日のことを本当に申し訳なく思っていて、先輩と話しているとても申し訳なく感じます。」と正直に言えば「まだ気にしてたの?笑」や「もう大丈夫だから!笑」と笑いになって拗れの原因も無くなっていました。
相手がごく一般的な感覚を持っている人間なら。
相手が鬼か悪魔の様な人間ならコーヒーをかけただけで本気で起こりますが、もうそれは仕方がない。それに仮にもそうであったとしてもどうせコーヒーなんかかけなくても、その人との人間関係はすぐに終焉を迎えます。
だから、そんな人はそもそも相手にしなくてOK。
今回の場合だけではなく日本人の人間関係が拗れるここ原因は多くのケースはここにあります。
逆に一度みなさん先輩の立場になって考えてみてください。
相手からすることコーヒーをかけられてその挙句、次の日は話しかけてこないし心なしか避けられている気がする。
相手の目線から考えると、どう考えてもOLさんはやばいやつですよね。コーヒーをかけてられた挙句なんか相手の方から嫌悪感を抱かれているのですから。
しかしこんなことは心理学を生業としている僕だからこそわかる真理であって、心理学を知らない人からすると相手の気持ちなんて知ったこっちゃないですよね。
先輩はOLさんの心の中を知っていれば多分こんなことにはならなかったですよ。
ではここから、今回の答え合わせ。
このOLさんはどうすれば人間関係をもつれさせなかったのでしょう?
それは、全編までは大丈夫です。問題はもちろん後半にあります。
それは、後半の一行目。
先輩がこちらをみた瞬間にその先輩の近くに行って
「おはようございます。昨日は本当にすみませんでした。あの、私今年から入社しました〇〇と申します。先輩の名前も聞いていいですか?」
これで全ては丸く収まります。相手への謝罪という忖度を入れつつ、自分の「先輩と仲良くしたいです」という好意を伝えるだけ。
むしろ後々仲良くなっていけば「そういやお前初日からコーヒーかけてきたよな笑」と話題にになり、他の人よりも親密な共通点ができて普通より仲良くなれるわけです。
こう考えると実際先輩にコーヒーをかけることなんて大したことじゃないことがわかりますよね。もちろん偶然ね。
大抵の人間はコーヒーをかけられたぐらいでは自分のことを嫌いになってくれません。
だから、OLさんもあまり自分が悪いことをしたから反省したふりをするのに努めるのではなく、
迷惑をかけたから、お詫びにあの人の最高の後輩になろう
って言う考え方がコミュニケーションでは大切です。
だから僕はいつもこう考えます。
人に迷惑はけても、それ以上の恩を相手に返せばいいだけ。
こう考えると、無駄なプレッシャーから解放されてしまいます。
人間誰しも必ずミスぐらいします。それを恐れていては何もできないし、完璧にミスをなくすようにするのは絶対に無理だし、かえって効率が悪い可能性があります。
プロの人間は常人には想像できないぐらいメンタルトレーニングや練習をしているのに、本番で全く失敗しないかというとそういうわけではないですよね。
羽生結弦選手も三回転をミスる時だってあります。イチローが三振をすることもあります。本田圭佑がPKを外すこともあります。新垣結衣がNGを出すこともあります。お笑い芸人が滑ることもあります。
だからミスをしないようにするという感覚から僕は
ミスをした後の対処をどう良くするか
という考え方に変えました。
ということで人間関係を拗らせる日本人の習慣を書いてきましたが、どうでしたでしょうか?特に女性の社会は人間関係が拗れるケースがマジで多いですが、それはなぜかというとほとんど今日書いたことが原因です。
特に女性は本能的に周りの評価や世間体が気になるのでこういう体験がある人は多いともいます(初日から先輩にコーヒーを引っ掛けた人はあまりいないと思いますが笑)
でもこれからはそんな場面にもしあなたが出くわしたとしても、怯まずにむしろもっとコミュニケーションをとってみてください。
それでは、あなたの人生がより豊かになる様に僕は心の底から応援しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
もらったら社会貢献のためにユニセフに募金します。 ※こいつは嘘をついています。募金せずに帰り道でコンビニに寄ってたばこ買うに違いありません。