2019年1月の記事一覧
ユーモアのある大人になりたい
すこし前に誕生日を迎え、三十八歳になった。
一年が過ぎるのは本当にあっという間だなとつくづく思う。
最近、両親のことを考える時間が増えていて、気を抜くとぼんやりと思いだしたりする。
両親が三十八歳のときもあったんだよなと、ふと思った。
父は今74歳。母は年女で、誕生日がくれば72歳だ。
そう考えると、わたしが4歳くらいのときに、母は38歳だったのだろう。
4歳のころの記憶はほとんど残って
どんな気持ちで、あの絵を描いてもらったのだろう。
「あの絵、ぜんぜん似てないわ。なんであんな絵飾ってるの?」
義理の祖父のお葬式のとき、ご近所のおばあさんが大きな声でなんども言っていた言葉だった。
確かに、みんな思っていることだったけれど、その場では口に出してはいけないように感じていて、みんな不思議そうに見つめながらも、おばあさんのようには言えなかった。
義理の祖父は、自分の似顔絵を遺影として使いたいと希望した。亡くなる二十年前くらいから、
ひょっこりはんと、漬物石と、ぐんにゃりとしたねこ。
新年早々、どうにもならない悩みごとがおおくて困っている。
自分自身の悩みなら、腹をくくるか、あきらめるか、お金で何とかなるならお金を用立てるか……など、対処の方法を探ればいいのだけれど。
自分のことではなく、もう打つ手立てもなさそうで、ただその時が来るのを待つだけ、というのはもうどうしようもない。
ただ、見守るしかない。
心配事がずっとこころの中に潜んでいて、ふとした瞬間に顔をだしてくる。