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あれよあれよと、確定申告。

2018年2月に、レーシックの手術を受けた。その病院の説明で「レーシック手術は、確定申告の医療費控除の対象になる」と表記されていた。

わたしは毎月通院しているのだけれど、それだけではたいした金額にもならない。毎月三千円前後、それが十二月。ほかにもあれこれ病院に行くと年間で五、六万円は医療費として支出がある。

ただ、この金額だと医療費控除の対象であるとして確定申告しても戻ってくるお金はない。収入が多い訳でもないけれど、医療費としては真っ当な金額なのだと思う。

しかし、レーシック手術はそれなりにまとまった金額である。二十五万円という、一ヶ月の収入くらいの金額だ。
(レーシック手術にはいろんな術式があるので、もっと安価なタイプもあれば、高額なものもあります)

毎月の医療費と合わせて、確定申告をすれば少しでも還付金があるだろう。そう思ったわたしは毎月支払う病院や調剤薬局の領収書をきちんと収納していた。

2019年になり、確定申告の準備をそろそろ始めようと考えた。たしか、二月上旬から申告書は受付している。

医療費の他に、昨年おこなったふるさと納税や、すこしだけれど寄付をした申請も、対象になるかはわからないけれど、一緒におこなう必要がある。

医療費控除をおこなう場合には、ふるさと納税の「ワンストップ納税制度」が使えないらしい。詳しい意味は、ここに記せるほどには理解できていないのだけれど。

さて、こちらが揃える必要書類は手元にある。あとは、確定申告の申請用紙だけだ。過去に確定申告をしたときは、税務署に申請用紙を取りにいった記憶がある。けれども、いまはネットでプリントアウトできるはずだ。

そう思いながら「確定申告 申請用紙」などのキーワードでググる。ただ、国税庁のホームページはちょっとわかりにくい。ネット申請のe-taxをものすごくオススメしているけれど、わたしはe-taxを利用するつもりはない。一応会社で年末調整してもらえるし、確定申告はイレギュラー対応なのだ。

ただ白紙の申請用紙をプリントアウトしたいだけなのにー、と国税庁の確定申告特設サイトをあちこち探ってみる。

いろんな種類があるので、正直よく分からない。ただ、「所得税の確定申告(医療費控除申請等)」と案内されているボタンをクリック。

すると、生年月日を入力したり、年末調整済みの場合は源泉徴収票の指定された金額をぽちぽち入力していく。

指示されるままに、わたしの持っている書類を照らし合わせながら金額やら何やらを入力する。

三十分ほど、うろうろと迷いながら入力すると、必要事項に金額が入力済みの申請用紙が完成していた。医療費控除申請用紙だけは、手書き申請にチェックしてしまったので、ちくちく手書きする必要があるのだけれど。それでも、憂うつに感じる負担は少ない。

あとはプリントアウトして、必要書類であるマイナンバーのコピーなどを準備して、印鑑を押したりすれば、もう提出できそうだ。

「紙で提出する」を選んだので、e-taxの人はもうこれでOKなのだろうか? それはそれで便利そうだ。けれど、初期設定というか登録がめんどくさそうなので、今回はスルーした。

フリーランスで仕事をされている方にとって確定申告は、頭の痛い問題だろう。なんというか、めんどくさいだろうし、どうかんがえてもややこしい。けれど、わたしみたいに会社員で、医療費控除とか、住宅ローン控除とか、そのくらいの申請ならば、おそらくそれほど難しいものではない。書類さえ手元にあれば、たぶんそれほどには悩まないと思う。

ひとりで作成するのが難しい場合は、市が指定した日にちだけれど、税理士さんによる無料相談会も開催されていると思う。

やらなきゃなー、と後回しにして、その間ずうっと悩み続けるよりは、手を付けてみると意外と簡単にできた。あとは体制を整えて提出日を待つばかり、というほうが気持ちも楽になるだろう。

まあ、手を付ける気持ちを作るのが、難しいというのもわかるのだけれど。確定申告(医療費控除)に関しては、意外と難しくなかった、と報告しておきたい。





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