「マリオネットの悲しみ」ー詩ー

あやつり人形
何故　悲しい
恋の想いを募らせて
あの人の唇
盗みたい
でも無粋な糸たち
横やり挟む

あやつりマリオネット
何故　泣くの
舞踏会の衣装着て
シルクハットの紳士の前で
悲劇の　椿姫　演じたい
でも　糸をあやつる　親方は
酔客の前で　オペレッタを　上演し
変に　を作りあだっぽさを
自慢する

あやつり人形の　ため息は
こっそりと　楽屋裏で　流される
これを　知ってる　ブリキの兵隊は
寄り添い　二人で
ワイン色の　涙を浮かべる

なんでも　糸で　操られ
自分の　心まで　糸さばき

人形の　祈りは　ただ一つ
つばくろのように
大空を　飛び走り
オペラ座の　舞台を
このめで　見たい

最後まで　読んでいただきありがとうございます。
これからも　お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ　子犬のようになつきます🐱🐱🐱🐱

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