マガジンのカバー画像

詩(恋愛、失恋 片思いの歌など)

109
思いつくまま、心のむくままに 拙く書いています。 昔話のように、多少でも お心が和らげばうれしいです。一杯のお茶がわりにお読みください。
運営しているクリエイター

記事一覧

「恋しさが降り止まない」ー詩ー

「恋しさが降り止まない」ー詩ー

風のささやき
雲の 流れる空
白い 波がしらの
湘南の浜辺

いつも あなたは
そこにいる

「なぜ 何故・・」
私の こころは
つぶやくばかり

あなたの プレゼントの
ルージュをつけ
あなたのお気に入りの
ジェルネイルをして
街へ 出る

ショウウィンドウに
あなたに似た シルエットが
映るだけで
ときめきを 感じてしまう

6月の 雨のように
私の あなたへの恋しさは
降り止まない

私は 

もっとみる
「恋の終わり」-詩―

「恋の終わり」-詩―

恋に 終わりはないの
涙が 尽きないのと同じ
月日が 去っても
心の ともしびは
消えないの

時は いじわるばかり
せめて ひとときだけでも
時間を止めてと
哀願しても 
聞きいれることはない

心のオルゴールを
繰り返し 聞きながら
私は 指を繰って
恋が 戻ってくるのを
待ち続ける

🐱🐱🐱🐱
最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿し

もっとみる
「アルバムの中の命」―詩

「アルバムの中の命」―詩

埃まみれの
アルバムには
湧き続けて 尽きない
想い出が いっぱい

時は 人を置き去りにし
地球と 一緒に回る
残された 君と僕は
指先が 触れ合うのを
楽しみながら
吐息の頁を めくる

君は 横顔をみせ
柔らかく 写真の中にいる
二人の 想いが 数ミリだけ
芽吹いてた

二人で 何かを掴もうとして
無駄な フィルムばかりを
現像してた
あの頃は 無駄も大事な青春だった

🐱🐱🐱🐱

もっとみる
記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

昨日の記事の第二弾です。有名なnoter様たちが私の詩を紹介してくださいました。心から御礼申し上げます

「恋の姿」―詩cofumi様の「何度も読みたいnoterさん」の
記事でご紹介いただきました。cofumi様ありがとうございます

かねがね疑問におもっていた
恋と愛の違いについて詩にいたしました

「しなやかに生きる」―詩cofumi様の「心に響いた投稿作品」の
記事でご紹介いただきました。

もっとみる
記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

記事が紹介されました。ご紹介ありがとうございます

有名なnoter様たちが 私の詩を
紹介してくださいました。
心から御礼申し上げます

「ほたるの恋言葉」―詩山根あきら様の「作品集 百花繚乱っていいな」で
ご紹介いただきました。山根様ありがとうございます

ほたる狩りの想い出をなつかしみながら
詩にいたしました。

「恋心のアルバム」―詩山根あきら様の「🌸🌸🌸🌸🌸」で
ご紹介いただきました。山根様ありがとうございます

いつまでも褪せ

もっとみる
「しなやかに生きる」詩―「あなたの詩作品を読ませて」cofumiさん企画参加作品

「しなやかに生きる」詩―「あなたの詩作品を読ませて」cofumiさん企画参加作品

春の風が 頬をさする時
夢からさめて
あなたを 探す

あなたを 奪っていった
貪欲な 時の女神
どれだけ お金を積めば
時を巻き戻して くれるの?

自分の命の 蝋燭を
すべて 燃やし尽してもいい

もう一度 あなたと
逢い まみえたい

幸せを 運んでくれた
あなたの 琥珀色の手
指をからめて
決して 離しはしない

胸の鼓動が 止まるほど
強く 激しく
抱きしめて 欲しい

吐息が 止まれば

もっとみる
「恋の姿」詩―cofumiさん企画の「あなたの詩作品を読ませて」参加作品

「恋の姿」詩―cofumiさん企画の「あなたの詩作品を読ませて」参加作品

恋は春の芽のように
こっそりと
芽を出し 育つ

心の中を 水晶色の
光りで照らし
人のまなこを 盲目にする

理不尽 ジェラシーは
恋の大好きな 装い

「愛」とは違うと
偉ぶる恋

でも 平安の昔から
誰もその違いを
言い当てた人はいない

恋はウィルスを撒き散らす

感染すると
「恋やまい」にかかり
恋人の姿が 頭の中で 
さまよう シルエットとなる

それでも 人は
恋に落ちる

だから恋

もっとみる
詩「恋が匂い立つ」ー#シロクマ文芸部 「花吹雪」

詩「恋が匂い立つ」ー#シロクマ文芸部 「花吹雪」

花吹雪は 吐息のように
いつ終わることなく 
体を 心を包む

花びらで 心の悲しみを紡ぐ
遠い「さよなら」が
また 浮かび あがらぬよう
花の箱に 蓋をする

緑の風の中で 接吻
荒々しい 抱擁
狂おしい 逢引の日々

花嵐に 頼んで
皆な 雲のかなたへと
吹き飛ばしてもらう

花吹雪の なかで
昔の恋は 匂い立ちながら
コロンの 残り香だけ残して
夕闇の中に 消えていく
🐱🐱🐱🐱

もっとみる
「悲しみを捨てる場所」―詩

「悲しみを捨てる場所」―詩

春風さん
心の悲しみを捨てる場所に
案内してくれませんか?

時が 悲しみを癒すと
街のつばめたちは
教えてくれる

でも 私の 悲しみは
古い時計が刻む
針のように つねに
動き増え続ける

石清水を みつけて
その流れに
悲しみで作った
笹舟を 流したい

船はクルクルと回りながら
桜の花びらも 乗せて
川下の街へ
流されていく

あの街の 空には
蒼い風が 吹き渡り
幸せの服を着た
白い鳩が

もっとみる
「野の花のままでいい」―詩

「野の花のままでいい」―詩

カトレアのように
華やかしげで
なくてもいい

シクラメンのように
憂いある 薄紫色に
よそわなくても いい

花屋の店先に
並ぶような花で
なくていい

今の 色落ちジーンズ姿で
飾り気のない
君が 好きだ

飛行機雲のように
まっすぐな 心
その側に 一緒に居たい

君は 野の花のように
春風と 語らい
ピンクの 花びらが
柔らかに 揺れる

君の息吹を 体全体に
染みわたらせたい

Plea

もっとみる
詩「恋心のアルバム」―#青ブラ文学部「セピア色の桜」

詩「恋心のアルバム」―#青ブラ文学部「セピア色の桜」

あなたへの想いは いつも
春の風のような
やさしい ぬくもりがある

舗道で シルエットを
重ねた時も
花びらを そっと
抱いているような
気持ちがする

カサをさして
肩を よせ合えば
空の 雨粒は
歌いおどるように
カサを やさしく濡らす

この恋のアルバムの写真が
セピア色の桜のように
色が 消えてしまわぬよう
桜の花びらを手に取っては
春の女神に お願いしている

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

もっとみる
「ほたるの恋言葉」詩―#青ブラ文学部「手のひらの恋」

「ほたるの恋言葉」詩―#青ブラ文学部「手のひらの恋」

遠い 初夏の日
君と 一緒に
ほたる鑑賞船に 乗った

小舟は 船頭に 櫓をこがれて 
ボクの君への 恋のような歩みで
ユルユルと 進んでいく

乗客の ヒソヒソ声 
水音 虫の音だけが
暗闇の ビロードの世界で
耳をうつ

やがて 眼前に 
幻想に満ちた 
蛍のイルミネーションが
展開される

夜の女神が
無数の 輝く金色の真珠の粒を 
まき散らすように
ホタルたちは 乱舞し
そっと 話しかける

もっとみる
詩「別れのギフト」ー#シロクマ文芸部

詩「別れのギフト」ー#シロクマ文芸部

白いチョコレートは
別れの贈り物
雪は 今日も花びらのように
心に舞い積もる

二人の喜びも 悲しみも
白い言葉に埋もれて 凍り付いていく

何度も 書き損じた別れの手紙は
雪玉のように 床を覆う

並んで 購入したチョコレートを
郵便ポストの前で
投函するのを まだ 迷っている自分

冷たい 心の鎧を脱ぎ捨て
桜色の小袖 に
身を包む時は 今だと
冬の精が 耳元で 響く

☆☆☆☆☆☆☆☆

もっとみる
「ひとりが好き」ー詩ー

「ひとりが好き」ー詩ー

ひとりが いいの
ひとりが 性にあってる
そう 言いながら
人混みの中に
濃い紫の マフラー姿を
さがしてる

少しも 寂しくない
マイペースが 気楽
心に 言い聞かせても
裏通りを 散歩してると
右手側の 空間が寂しい

本を 読んでも
途中で 辞めてしまう
気が付くと
ぼんやりと 窓の外の
街灯の 灯りをみつめて
ひとつ ふたつ
ため息の 歌を口ずさむ

今年の クリスマスは
小さな ケーキを

もっとみる