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20. 気になる自分の話
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者
徳沢明香 白駒池居宅の新人ケアマネジャー
滝谷七海 白駒地区地域包括支援センターの管理者
自分自身が話すこと以上に気になる、他人が話す自分のこと
20. 気になる自分の話
立山麻里と徳沢明香は、最初のインテークの振り返
19、父の人生を見つめる
【今回の登場人物】
薬師淳子 薬師太郎の一人娘 旅行店勤務
親の人生のことは意外と知らないもの
19、父の人生を見つめる
薬師淳子は夜、父太郎が寝静まった後、太郎の書棚や雑然と机の上に積み上げられている書類を整理していた。
デイサービス担当者の松本深也の意見が気になっていたのだ。
確かに太郎は、最初の旅行社でも、自ら立ち上げた旅行社でも、仕事に没頭し、また会社を大きくするため
18.相手を理解するということ
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者
想井遣造 居酒屋とまりぎの客
山のおばば 山小屋のおばば
滝谷七海 白駒地区地域包括支援センターの管理者
石田信一 居酒屋とまりぎの客 想井の友人
相手の大変さを思っていたつもりが、
自分の大変さばかりを思っていたのかもしれない
18.相
16.話を聴いてくれる人(アタッチメント)
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者
正木正雄 居酒屋とまりぎのマスター
迷った時、困った時、その迷ったや困ったや辛いを
聴いてくれる存在の人がいれば
16.話を聴いてくれる人(アタッチメント)
独身生活を送る立山麻里は、ストレスが生じることがあったり、自炊がめんどくさいと思ったときは、
15.わからないは、わかることの始まり
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者
徳沢明香 白駒池居宅の新人ケアマネジャー
横尾秀子 白駒池居宅のベテランケアマネジャー
鬱憤は「吐き出す」のか「掃き出す」のか
15.わからないは、わかることの始まり
会議後、立山麻里と徳沢明香は、薬師太郎とのこれまでの関りをフィードバックす
13.サービス担当者会議
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者
滝谷七海 地域包括支援センター管理者
徳沢明香 白駒池居宅のケアマネジャー 薬師太郎の担当
松本深也 白駒デイサービスの管理者
薬師淳子 太郎の娘 旅行会社勤務
13.サービス担当者会議
つらい時間があったとしても、話しあうことは
コラム3 「その人のいないところでその人の話をしない」
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
コラム(3)「その人のいないところでその人の話をしない」
これは私の言葉ではなく、森川すいめいさんの「感じるオープンダイアローグ」(講談社現代新書)と、「オープンダイアローグ私たちはこうしている」(医学書院)から引用したものです。
この言葉は私の心に大きく響きました。
私たちはどれだけ「その人のいないところで、その人の話をしているか」
9.夜が明けても暗い日々
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
薬師太郎 元旅行会社の社長 アルツハイマー病と診断される
薬師通子 太郎の妻 太郎の認知症状に疲労困憊している
薬師淳子 二人の娘 旅行会社に勤務
9.夜が明けても暗い日々
立山麻里と滝谷七海が「とまりぎ」で飲んでいた頃、途方に暮れた薬師通子は、娘の淳子に連絡をとった。
淳子は急
8.初回面接を振り返る
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者 主任介護支援専門員
滝谷七海 白駒地区地域包括支援センター管理者 社会福祉士
徳沢明香 白駒池居宅の新人ケアマネジャー
8.初回面接を振り返る
薬師通子が血相を変えて薬師太郎を探している頃、日中なかなか予定の合わなかった立山麻里と滝谷七海は、業務
7.登山靴のひもを締める
「幾星霜の人々と共に・白駒池居宅介護支援事業所物語」
第1話「彼方の記憶」
【今回の登場人物】
立山麻里 白駒池居宅の管理者
徳沢明香 白駒池居宅のケアマネジャー 薬師太郎の担当
薬師太郎 元旅行会社の社長 デイサービスを拒否
薬師通子 太郎の妻 太郎の認知症による行動に疲労している
7.登山靴のひもを締める
数日後、薬師通子から白駒池居宅に電話が入った。
担当の徳