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愛用の洗濯乾燥機の延命 その4 〜小康を得る 分解編 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 熟考した上で1度買ったからには大切に…
これが私の大切にしている習慣。

 こ20年位前に買ったドラム式洗濯乾燥機。異音からの不動に見舞われてのお話です。

経緯
 小手先では改善しない…

 買い替えもピンと来ない…

 ボールベアリングの寿命か、モーターそのもののシャフトが寿命か… という見立てで、分解して修理するかぁ~と決断。しかし開けてビックリ…

 今回は、その軽いノリで、分解してみて内部を見て後悔しました、というところから。

 びっくりするまでたどり着くのに、実は約3時間掛けました。簡単に分解まで辿り着いた訳ではなく、作業をするためのスペース作りと、ついでにホースと電源を取っている棚の整理に2時間を掛けてしまいました。お陰で洗濯機が有って、中々整理できなかった洗面所の棚は、見違える程スッキリしました。

怪我の功名かなぁ…

 この整理。吾妹には大好評(笑)

閑話
 当時としては最新鋭、フラッグシップモデルでした。ヨドバシさんの情報だと当時の価格は20万円弱。

 東京都. 希望小売価格:, オープンプライス. 販売終了時の価格:, ¥177,000(税込)

出典

https://www.yodobashi.com/product/100000001000800603/

 カラー鋼板の外枠、しかも軽量化のためのモノコック構造なので、裏蓋を外すと剛性感なし。高そうなものはブラシレスモーターと熱交換器と電子回路かなぁ。ざっと製造原価は3万円程度とお見受けしました。

 余りにもシンプルな構成で尚更今の最新型を買う気が冷めました。

閑話休題


 まぁ、気を取り直して…

 綺麗好きなので飛び散った錆を油脂類を見える範囲で拭き取って行きました。重量物、例えばモーターや熱交換器を落とすと大変なので滑らない様に丁寧に作業しました。

酷い状況
真ん中の白い円筒がブラシレスモータ

修理の前に先ずは清掃

手袋は滑るし、グリップ感覚が掴めないので素手での作業。

 違和感あるかもしれませんが、工場のラインとは異なる最先端の実験物理学もかじった研究者としてはその辺の加減のノウハウが有ります。少なくとも今のところ研究開発の為の実験でお粗相をしたことはありません。(笑)

 当然手は中々落ちない汚れで悲しい感じになりますが安全第一。手慣れて来たら手袋着用も考えようかと(笑)

 モーターは5本の長いネジで固定されていました。ステンレスのドラムとは太くてやや短めのネジ一本で固定られていました。

 これで外れる筈なのですが外れない。どうやっても外れない。

しょうが無い前からも攻めるか…

と覚悟を決めました。

 ドラム側に何か固定している仕組みがあるのかと思い、天板、フロントのコントロールパネル、洗濯物を入れる丸いハッチ、全面上部化粧板、そして前面下部化粧板を外す時に少し本体手前に持ち上げた時、

 ガタンと音が…(重たいものが落下した感じ…)
 
 そうです。単にモーターと鋳物のフレームが固着していただけでした。ハンマーかなんかで軽く叩けば外れた感じ…

 まぁ、取り敢えず良かったと思ったら、モーター駆動用のソケットに付いているコードの1本がソケットから抜けてしまいました。

 ネタバレですが実はこれの補修に結構手間取ります。

 この一連の作業にも3時間。勿論取り外した外装や手の届く範囲での清掃を含みます。吾妹の日頃のお手入れが良いのか、内部も動画投稿サイトでみた4年目の同系統の洗濯乾燥機の内部清掃時の映像と比べると、殆どホコリは無い感じでした。

吾妹凄い…
改めて吾妹の地頭の良さと、マメさに感動…

 因みにモーターを外すには、手前の乾燥用の熱交換器のモジュールを外す必要がありました。

手前に斜めに写っているのが
熱交換器のモジュール

 こちらは思いっきり本体から離して置いたので無事でした。

 分解は終わったので…

いよいよ修理開始。

つづく
 

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