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矢口れんと
2019年1月4日 12:51
昨日は初詣へ。その足でアウトレットに行き、本当に欲しいものを1点だけ探して買う、というささやかな楽しみを満喫しました。 2019年、家人は大厄ということでお祓いもしてきました。悪いものを全て落としきったところで[おみくじ]を引いたところ、なんと家人には大吉が、僕には凶がでました。世間には辛辣な運勢を占うおみくじを提供して、身も心も引き締めてくれる神社仏閣もありますが、参拝したところはそうい
2019年2月26日 10:18
フリーランスの職場はあちらこちらに散らばっているので、それぞれ地域特有の魅力を知れて得だと感じることが多い。月曜午前の職場は閑静な住宅街の真ん中にある。 おおむね12時には仕事を終え、次の職場に移動しようと車を走らせる。決して高級住宅街というわけではない。新興でもない。全体の雰囲気や家屋の劣化を見れば、2、30年前くらいに開発された場所ではないかと推測する。先日、その住宅街の庭がどれもこ
2019年1月29日 12:49
エッセイ「Memory 珈琲の香り」『レントよりゆったりと(随想録)』https://scraiv.com/n/1548733439207
2019年1月24日 12:30
エッセイ「月からの勧告、有明すぎて 」『レントよりゆったりと(随想録)』https://scraiv.com/n/1548288505390
2019年1月23日 17:34
「カースピーカーより流れてくるもの」『レントよりゆったりと(随想録)』https://scraiv.com/n/1548231935694
2019年1月22日 22:28
エッセイ「そのアンティークが輝くのは」『レントよりゆったりと(随想録)』https://scraiv.com/n/1548163236388
2019年1月22日 10:02
エッセイ「革命か覚醒か」『レントよりゆったりと(随想録)』https://scraiv.com/n/1548118511839
2019年1月21日 06:51
エッセイ「闇に恋をする」『レントよりゆったりと(随想録)』https://scraiv.com/n/1548020484537
2018年12月27日 11:56
月に二度、木曜の休日を用意した。 冬の朝には、起きたらすぐにベッドルームのカーテンを全開にする。なかなか拭く暇もなく、土埃でコーティングされた窓。そこに陽が差し込んでも、冬の日差しはほんの少し頼りなくて、様々な人の営みに負けてしまいそうだ。 今日は曇りだった。雲たちさえ、人の味方をするのだろうか? 僕はベッドの上に陽の当たる場所を見つけて、そこに寝転がった、仰向けに。そして読みかけのアー
2018年11月12日 19:51
遠く隔たっているようで、すぐ辿り着ける国の、離れているようで、傍にある塔の話。 聞こえるか、摩擦で上げる雄々しい叫びが。見えるか、対比が示す猛々しい建造が。そうだ。上へ、上へ、上へと積み上げてきた塔だ。烈しさゆえに、物々しくも濃霧に隠された、輪郭と鋭角の象徴だ。 こんな伝説がある。塔の最も高いところに剣を突き立てた瞬間のこと。稲妻が龍の如く天へと昇り、分厚い暗雲をつんざく、と。霧が晴
2018年10月11日 17:31
遠く隔たっているようで、すぐ辿り着ける国の、離れているようで、傍にある泉の話。 立ち込める霧は視界の全ては遮らない。霧は、泉のまわりにある原生林や山々や、その輪郭と色合いをうまく柔和させている。目の前の光景をむしろ美しく、ただ美しく見せ、旅人らを妖しげに誘っていた。 霧と凪は仲良くしていた。ここでは晴れやかな陽気よりも、閑寂とした空気の方が似合うみたいだ。快活な太陽が照らせば、すぐさま光が