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そろそろ飽きたペシミズム
ああ、だいたいペシミストってこんな感じなんだなぁ、と思う。
小学生くらいまではまあまあ幸せで、思春期を越えたくらいから苦しくなって、それを生涯引きずる。
行く先は仏教思想か老荘思想か、ショーペンハウアーかニーチェ。ただ、どれも理解が中途半端というか、カスタマイズして援用するに過ぎない。
ペシミズムつまんねぇなって最近は思う。
世の中に唾は吐きたいけど、生まれてこない方が良かったとまでは思わな
#名刺代わりの小説10選
定期的にやってみるタグ企画。
今回は #名刺代わりの小説10選 。10年以内に読了した国内作品という縛りをつけてやってみた。
なお、前回やった #私の最愛海外文学10選 はコチラ↓↓↓
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(作者名は敬称略で失礼します)
国宝/吉田修一
任侠の家に生まれた男が歌舞伎界にいざなわれ、稀代の女方として大成するまでの壮大な物語。ライバル関係にある梨園の御曹司とのドラマは、何度読んでも涙なしにはや
ノスタルジアの是非【エッセイ】
太陽とシスコムーンをご存知か?
モーニング娘。を擁するハロー!プロジェクトの黎明期、一部のファンのハートに鮮烈な衝撃を刻むだけ刻んで、わずか1年半の活動期間で泡のように消えた女性4人組ダンス&ヴォーカルユニットのことだ。
代表曲「ガタメキラ」
大人気曲「宇宙でLaTaTa」
矢口れんとの葬式で流して欲しい曲No.1
「Magic of Love」
「強め」「ギラギラ」のワードと共に語られ
コラージュ【エッセイ】
自宅では甘えん坊でイヤイヤ期の児、保育園の発表会では泣かずに演技をやり遂げた。
このようなひたすらに微笑ましいことに対しても、感情を複雑に交錯させてしまうのは僕の悪い癖である。
バカ親に徹する傍らで、自身のどこか冷ややかな目のことも大事に温めている。
僕が意識的に「僕の児」や「うちの児」という言葉を避けているのは、現時点では正解だと思っている。
親と子は地下の根でキツく繋がっているが故、地上ではあ
わたくしたちは誇り高く
もし僕が敬愛する漫画家の先生が同じようなことになったら、きっと正気ではいられない。
だからXでいかに不穏なポストが飛び交っていても、その棘を湛える蔓の先に確かに花があったことを思い浮かべながら、静観するしかないと思っている。
今も調子を崩している僕だけど、前回調子を崩した(www)8年ほど前、とある漫画に救われたのだった。同じ時代に生まれて良かったと思える人のひとりだ。静謐な時間を描くのが得意で