マガジンのカバー画像

レントよりゆったりと〔随想録〕

193
運営しているクリエイター

2019年7月の記事一覧

偶然、生きてきたし、生きているし、生きていく

偶然、生きてきたし、生きているし、生きていく

「日焼け止めに関する報告書(第2報)」

伸び、良し!
使用感、良し!
肌への刺激、僅か!
テカり、許容範囲内!
肌の乾燥、許容範囲内!
皮膚の反応性湿疹、ほぼなし!
吹き出物、1週間使用で軽症2個
      使用前とほぼ変わらず!
日焼け止め効果、今後検証していきます!

……と、いうわけで1週間ほど前から使い始めた日焼け止めジェルの使用報告でした。
指導官への報告テイストにやってみましたがい

もっとみる
note 3年目の自己紹介

note 3年目の自己紹介

いつもお読み下さりありがとうございます。
noteを始めて丸3年が経とうとしています。
詩を書いたり、コラボしたり、140字ストーリーや小説を連載したり……で、少々煩雑になってきましたので、ここいらで整理して紹介させて頂きます(人はこれを宣伝と呼ぶ)
読者のみなさまが興味を持てるコンテンツを見つけてくれることを願います!



現在稼動中のマガジンです。
今ホットなのは『ひねくれ大学生日比野くん

もっとみる
パンと本を手に踊る木曜組曲

パンと本を手に踊る木曜組曲

7月18日、木曜日、しっとりとした曇りの日。
大気の湿度としっとり度は比例しない。
風はしっとりをさらいはしない。
しっとりするのはパンだけはない。



初めてパン屋に行ってきた。ベーカリーには幾度とあるが、「生」食パン専門店に行くのは初めてだった。

あいにくの天気で写真は映えない。
店内には小さなカウンターと、その日焼き上げられたパンを積んだ棚があるだけ。
それ以外のスペースは全て工場だ。

もっとみる
いちごつみ初体験/ハーデース

いちごつみ初体験/ハーデース

昨日は念願のnote句会に初参加させていただきました。
↓いきなり水羊羹をぶち込んでしまったw↓

俳句には憧れがありました。たとえば短歌を向かい合って読む詩歌だとするならば、俳句は同じ方向を見ながら読むような印象を持っています。景物・感情を挟んで対面する和歌、横に並んで共に愛でる、といったイメージです。

詩歌に限らず文芸作品というものは、個人の感情の開放や救済の役割を少なからず担っているもの

もっとみる
守りの呪文

守りの呪文

モンスター・カスタマーが現れた!

今日限定で現れたわけではなく、もう数ヶ月前から居ついてしまっている。
カスタマーは、まず手始めに僕の上司に過大要求をぶち込んだ。そして上司を助けるべく参上した僕を突然大声で罵倒し始めた(えっと、僕、まだ何もしてないのですが……)
当然、論理的な、建設的な話し合いなど一切できなかった。
僕は秘技アストロン(体を鉄よりも硬くしてどんな攻撃をも受け付けなくする)を唱え

もっとみる
ガーゴイル

ガーゴイル

誰かにとって心の底から満足できることが、自分には表層の満足しか与えないことがある。逆もまた然りである。
表層の満足は得やすいし分かりやすいが、その反面、いとも簡単に洗い流されてしまう。得ては流され、得ては流されを続けていると、どうも時間ばかり浪費しているような気にもなる。

「今に不満はないけど……別に」
という言葉こそ危険なシグナルである。それは慢性的な自己欺瞞。例えばいつの間にか日が暮れて、気

もっとみる