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「書くこと」のメリットなんて必要ないわ。

書く行為が好きすぎてヤバいので、
試しにネットで検索してみると、

「文章を書く習慣をつけると脳にいい」とか
「日記を毎日つけると自己肯定感があがる」とか、そんな記事がずらりとでてきて、

おやおや、、、あまり見くびるなよ?

という気持ちになっています。
ふくろうですホッホー🦉
以下、私の書くことへの思いをば。

noteを書きはじめてから5日が経った。
投稿記事は早くもこれが9つ目となった。
現在休職中で時間にゆとりがあるので、結構ハイペースで書いている。

「書くこと」
頭の中に渦巻いている漠然とした考えや想いに輪郭をつけるために、自分の語彙の引き出しから一番ふさわしい言葉を取り出して並べる作業。
一見地味で、手間がかかって、根気の要る作業だけど、他の娯楽では味わえない、格別のよろこびがある。

私にとっての「書くこと」はメリットを享受するための道具ではない。
それ単体で独立していて、もっと崇高で、
打算が通用しないものとして存在している。
(芸術にメリットを求めるのは野暮だ、的な考えとかなり近い感性だと思う。)

私は、
言語処理能力を向上させるとか、
生産性を高めるとか、
自ら俯瞰し感情をコントロールしようとか、
そのために毎日言語化しようとか、
そういう卑近なメリットを差し引いて、
「書くこと」とまっさらで対峙していたいというエゴがある。

「書くという営み」に条件付きの愛を注ぎたくないからだ。

「書く」という行為は、到底言葉にならない、統計データにも脳波にも現れない、
はかり知れない「豊かさ」そのものだと思う。

私には「書くこと」のメリットなんて一ミリも必要ない。
大切な家族や親友、恋人に向けるまなざしで、小さい子どもみたいに、いつまでもただ書くことを楽しんでいたい。
副産物ではなくて、「書くこと」そのものが大好きだとずっと思っていたい。

頑固な陶芸家みたいな文章でしたが笑、
読んでくれてありがとうございました!
それでは素敵な夕方を
ホッホー🦉

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