集中力を超える夢中力スキル!?天才は皆、夢見るゾンビである説。
こんにちは、語学の裏設定のゆうです。今日は一瞬一瞬を完成されたものにし、凡人を天才に作り変える「夢中力スキル」についてです。
ちょっと冒頭からトンデモないことを言わさせてください。
凡人が現実を生きる人間なら、天才は夢の中を生きるゾンビでしょう。
凡人が苦労して目標を追う者なら、天才は無痛で快楽を追える者でしょう。
ゾンビは素晴らしいのです。秀才ではなく、天才の証なのです。「集中」の生き方ではなく、「夢中」の生き方をしているのです。
言わんとしていることは、「夢から覚めても夢の中」状態を作り、一瞬一瞬を完成させた生き方をしようということにあります。
願わくば、私自身も毎朝ゾンビとして起きれたらなと思っています。
現在あなたが何者であろうと天才に近づき、人生が変わるキッカケになればなと願い本記事を執筆しました。
1.集中と夢中を比較してみた
自分なりの解釈で恐縮ですが、右側の「夢中」の項目全てはゾンビに共通していると思います。
ゾンビの場合は夢中対象が「食べること」ですが、
・時間の流れを感じません
・意識はありません
・食べることそのものが快楽です
・Crazyです
夢中対象に向かって真っ直ぐ突き進んでいき、途中撃たれようが刺されようがお構いなしですよね。体力は無限にあるし、時間経過による疲労すら感じないでしょう。どんな目標も、こんな状態の奴に襲われたら追いつかれます。
「集中しろ!」と親や先生から言われたことはありませんか。
そして、もっと集中しなきゃと自分に言い聞かせたことはありませんか。
だけど集中できないから、自分はダメな奴なんだと肩を落としたことはありませんか。
ご心配には及びません。
集中は集中状態が解けたらそこで終わりです。しかし夢中は違います。「夢から覚めても夢の中」ですから、
24時間ノンストップで目標を叶えることだけを考え、行動し続けられるのです。
可能なら、集中力より夢中力を身に着けることを目指したいものです。
2.天才は無敵のゾンビ状態
ゾンビ状態という言葉の聞こえが悪ければ「没頭状態」と呼んでも良いでしょうが、私はゾンビ状態と呼ぶ方を選びます。
なぜなら無敵感が出るからです。
痛みの感覚はないため打たれ強いし、時計をチラ見する感覚もないので持続力は無限ですし、追求すること自体が快楽の状態です。
そして何より、
ゾンビが獲物から後退するなんてことありえません。
このような条件が揃った人々の事を私は天才と呼びたいですし、実際に天才と呼ばれる人の行動を見返してもその通りです。
・エジソン (実験ゾンビ)
約2,000個ものフィラメントになりそうな材料を試しようやく最適の材料「竹」を見つけました。この時、「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」という言葉を残しています。
どんな失敗であっても決して退かずに実験を続ける生き様は、ゾンビです。
・マイケル・ジョーダン (バスケゾンビ)
言わずと知れたバスケの神様。神様をゾンビと呼んでバチは当たらないのかと言えば、不死という点では共通しており、実際英語でもGod modeと言います。
そんな彼は次のような言葉を残しています。
今までに9,000ショットのミスをした。
300ゲーム負けた。
ウイニングショットは26回外した。
失敗して、失敗して、失敗し続けた。
だから成功した。
自分の夢をゾンビ化させ執念へと昇華できた時、神の領域に近づけるということを示唆しているようです。
・ゴッホ(1000年生きたいゾンビ)
生きているうちに売れた絵は、たったの1枚だけだった。。。ゆえに常に貧しかったですが、それでも画家を続けたのがゴッホでした。
そして、死後に売れた絵「ひまわり」は58億円で売れました。
ゾンビ流に解釈してみましょう。人生100年時代の生き方が最近話題になっていますが、人生100年時代の死に方には誰も目を向けていないようです。
ズバリ、100年生きながらえることではなく、死後1000年生きることを目指すのがゴッホ流です。
生きている間もゾンビ、死んでからもゾンビ。
起点から無限までGod Mode。
私が思う真の天才とはそのような人物で、人生が100年だろうが200年だろうが、そういう生き方をするのだと思います。
3.さぁゾンビになろう
ゾンビ状態こそあらゆる分野でぶっちぎりNo.1になるための必須条件ということが分かったところで、夢中状態の作り方を3つ紹介したいと思います。
・好きなことを見つける
・自己分析をする
・時間を忘れて没頭した時の記録を取る
・好きなことを見つける
夢中になるためには、夢中になる対象を見つけなければならず、ゆえに好きなことを探す必要があります。
探し方は至って簡単、「挑戦する」ことです。
食べ放題のランチに行っている姿を想像してみてください。配膳台には無数の料理が並んでいるのに、あなたは一種類しか取っていません。
しかも明らかに不味いのに、他の料理には目をくれず、ずっとその料理を選んでいます。
挑戦という言葉が重いのなら「試す」と言い換えても良いでしょう。不味い料理はもうやめて、他の料理を試すのです。そうしているうちに、自分に合う料理が見つかるものです。
それと同じで人生で好きなことを見つけるためには、合っていないものに見切りを付けて新しい事を試すことです。
「挑戦」は「諦めること」から始まります、なぜなら諦めるの語源は「明らかに見切りをつける」ことだからです。
もしあなたが何かを続けていてジリ貧で嫌いにしかなれないなら、スパッとやめてあなたをゾンビ状態に変えてくれる何かを探し続けましょう。
・自己分析
もうちょっと効率よく事を運びたいなと思ったら、自己分析がオススメです。夢中状態にしてくれるものはピンポイントでは見つからないかも知れませんが、大体の範囲予測はできます。
例えば食べ放題なら、自分の大好物になりうるものは「山の幸コーナー」ではなく「海の幸コーナー」にあるだろうな、と捜索範囲を狭めることができるのです。
自己分析の詳しいやり方については以前記事にしましたので、興味がある方はご一読なさってみてください。
・時間を忘れて没頭した時の記録を取る
始めのうちは没頭状態は断片的に起き、いつも狙って作り出すのは困難を極めると思います。
・どういうときに自分は時間を忘れて没頭できたのか
・その前後にどんな事をしていたのか
・何時頃起きたのか
このようにデータをとっておき、自分にとって没頭しやすい時間帯や、トリガーイベントなどが見えてくるはずです。
つまるところ、没頭力の本質は「没頭しやすい環境づくり」にあると思うのです。
もし毎回無理強いさせて没頭しようとするなら、それは集中状態です。
気づいたら時間を忘れて作業をしていた...という状態に勝手になるように仕向ける努力、それが没頭状態を可能にする環境構築です。
4.実は孔子はゾンビ状態の本質を知っていた
最後に、短い章ですが、ここまでのまとめになりうる孔子の言葉を紹介したいと思います。
『知之者不如好之者、好之者不如楽之者』
読み方は、
これを知る者はこれを好む者に如(し)かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如(し)かず。
意味は下の通り。
あることを理解している人は知識があるけれど、そのことを好きな人にはかなわない。あることを好きな人は、それを楽しんでいる人に及ばないものである。
つまるり、楽しんでいる人には敵わないとう意味です。
冒頭で書いたと思いますが、
凡人が苦労して目標を追う者なら、天才は無痛で快楽を追える者でしょう。
というのは、2500年前に孔子が説いた話の(私なりの)ゾンビ訳なのです。
夢中になることが天才の証であるということが、単なる私の観察の結果だけではなく、歴史の審判によっても証明されたと思います。
いかがでしたか?
チャーチルは次のような言葉を残しています。「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。」それでも諦めなかった。だから偉人になった。
平均寿命はどんどん伸び、生きれる時間は長くなります。それだからこそ、私たちはゾンビになることで、真に生きることができると思うのです。
人生100年時代の攻略法は、個人が夢を持ち、執念に変えて、自由に追求することによるゾンビ化だと私は思うのです。
PS
今日の記事と関連する記事をいくつか集めてみました。どれもこの記事と同じ程度の長さですからサクッと読めます。
自己分析で才能を発掘する方法についてです。留学がメインの話に見えますが、実はそれ以外の日常にも応用ができるので参考になればと思います。
1つ目は語学力を開花させる努力の法則についてです。どのような軌跡で成長できるのでしょうか?
1言語1人格。語学だけで終わらない語学の学習を始めとして、留学・海外生活について投稿しています。フォローしていただくと、語学の勉強が楽しくなります。