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資本主義は「数えること」と「くらべること」で出来ている

資本主義は「数えること」と「くらべること」で出来ている

社内勉強会TPA(Tribal Professional Academy)で財務・会計のお勉強をすることになった。

前職で事業責任者としてP/L作ったりしていたのだが、実は財務と会計の区別すらできていない私としては鬼門にあたる分野だ。

途方に暮れる我々に、TPAチューターのかめちゃんが大変わかりやすいチャーリーさんの財務3表図解を紹介してくれた。わかりやすい!感謝!!

上記のチャーリーさん図

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なぜ日本企業の人的資源管理はイケていないのか~Because everything is connected~

なぜ日本企業の人的資源管理はイケていないのか~Because everything is connected~

人的資源管理(HRM)の本を2冊読んだ。

どちらも教科書的に(日本の)HRMについてコンパクトにまとめてくれていて読みやすい。

しかし自分のキャリアをそこに当てはめてみようとするとなかなか難しくもある。

ぶっちゃけインターネット業界に失われた20年なんてなかった私が社会人になってから大方生息してきたインターネット業界というのは、いわゆる日本の企業社会というところから見ると大分けったいなところ

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学び続ける組織について

学び続ける組織について

4月から「Tribal Professional Academy」という社内勉強会に参加している。

代表の池田が講師を努め、経営戦略や競争戦略、財務会計、組織行動論、マーケティング、行動経済学や社会学などの「理論」を学ぶ、通年の社内教育プログラムだ。

今回の課題図書は「グロービスMBA経営戦略」である。

経営戦略の基本コンセプトから分析・実行にいたるまでを網羅しているので、読む時期によって引

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”勇気”と”問いかけ”がイノベーションを起こす仮説

”勇気”と”問いかけ”がイノベーションを起こす仮説

「成長企業の法則」という本を読んだ。

「Tribal Professional Academy」という社内勉強会の課題図書だ。

二律背反を共存させるG企業
本書は21世紀に入ってから成長を続けているグローバル企業を”G企業”と名付け、その共通項を”LEAP”というフレームワークに落とし込んでいる。

”LEAP”は本書の著者が独自に提唱しているモデルで、企業の「ビジネスモデル」「コア・コンピタ

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全てはゴーイング・コンサーンのために

全てはゴーイング・コンサーンのために

4月からTribal Professional Academy(略してTPA)という社内勉強会に参加して、社会人になってからとんと読まなくなっていた本をまとめて読むようになってきた。

この勉強会は1年掛かりで経営やマーケティング(つまり経営だ)について学んでいくのだが、必ず大元に行くと同じ概念に突き当たる。

「ゴーイング・コンサーン」

継続企業の前提(けいぞくきぎょうのぜんてい)とは、企業等

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組織はなぜ凄いのか

組織はなぜ凄いのか

今日は組織についてのお勉強だ。

組織というものについて、私はなんとなく知っている気がしていた。

それは15年以上「会社」という組織に身を置いてきたという経験的な理由もあるし、「組織」自体に興味を持っているつもりもあった、つまり少しばかり情報を集めていたからというのもある。

ほらティール組織とか、Netflixの人事戦略が凄いとか、これからはアライアンスだとか、色々知ってるでしょ?

でも怠惰

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それは、物語の一部でしかない。-または自律とモチベーションの話-

それは、物語の一部でしかない。-または自律とモチベーションの話-

今年から弊社トライバルメディアハウスでは、価値体現の基準がアップデートされ、JUST(自律、動く、成果にこだわる、楽しむ)という標語が社内で大々的にフィーチャーされている。

全社合宿も「自律」がテーマになっていた。

合宿中に「自律的に成長しようとするならフィードバックも自分から取りに行きましょう(意訳)」という呼び掛けもあったので、早速休憩時間に社長にフィードバックをもらいにいったら「僕はもう

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