Kumartbooks note支店

さすらいのはぐれ眼鏡書店員 累計22店舗での書店勤務を経験 新宿~神保町~代官山の大型…

Kumartbooks note支店

さすらいのはぐれ眼鏡書店員 累計22店舗での書店勤務を経験 新宿~神保町~代官山の大型書店からスーパー内の小型書店迄 さらにはCVSの雑誌MD、WEBでのビジネス書紹介等、様々な本を扱う業務に関わる Noteでは書店、出版業界批評&本を売るための新しい情報流通システムを模索

記事一覧

固定された記事

【序】だれが「書店」を殺すのか?

『街の書店の数が減っている』っていう話題は もうみんな聞き飽き話題なんじゃないかな? 詳しくは各自でググってちゃんとした記事でも参照してもらうとして、 ここで話題…

7

【書店歳時記①】夏の憂鬱

夏は文庫? 書店にとって夏は、上り坂の季節だ。 ゴールデンウィークの終了と共に、前年末から続いてきた繁忙期が一度リセットされ束の間の閑散期だったのが、夏の到来と…

【序】だれが「書店」を殺すのか?

【序】だれが「書店」を殺すのか?

『街の書店の数が減っている』っていう話題は
もうみんな聞き飽き話題なんじゃないかな?
詳しくは各自でググってちゃんとした記事でも参照してもらうとして、
ここで話題にしたいのは『書店の数が減っている』という話題に
それなりの訴求力があるという事だ。

ウェブ上のニュースや話題としてちょくちょく目にするし、それなりの数のコメントや各々の意見が記されることも多い。
加えて読書の方法や本の内容を紹介する書

もっとみる
【書店歳時記①】夏の憂鬱

【書店歳時記①】夏の憂鬱

夏は文庫?

書店にとって夏は、上り坂の季節だ。
ゴールデンウィークの終了と共に、前年末から続いてきた繁忙期が一度リセットされ束の間の閑散期だったのが、夏の到来と共に客足が戻ってくる。
そんな季節になったことを実感するのが所謂『夏の文庫フェア』の入荷だ。

正確に記すと、新潮社と集英社と角川書店の3社がほぼ同時期に行う
文庫フェアの俗称である。
因みに一番古参と思われる新潮社では1976年(昭和5

もっとみる