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アレクサンダーテクニーク

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#意識

綺麗さっぱり。

綺麗さっぱり。

テクニック、技術を習得するには
それなりの時間と修練が必要です。

音楽演奏の技術を身につける過程では
それなりの訓練や知識、
繰り返し練習などが必要なのと同じです。

車を運転できるからといって
レーサーの話がわからない自信あります。
自転車にも乗れますが
競輪選手の深い話はわからない自信があります。

同じように、私たちは自分の身体を
日々使って生活していますが、
専門的に訓練していない方が多

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知らない。つながり。

知らない。つながり。

身体って知っているようで
あまり知らないってこと多いです。

わたしは背中がなかったですし、
頭もなかった。
あれもこれもなかったんです。

ないって、あるんですよ???
でもなかった。

あることを知らなかったんです。

当たり前にあることって
意識しないことが多いです。

わたしの場合、
自分では見えないところが、ほぼなかった。

前側、お腹側の意識しかなかった、と言っていいくらいに
背中側の

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考えを変える、って。

考えを変える、って。

口を開ける時、
どこをどうやって開けますか。

気にしたことがないというのが
ほとんどで、考えたことないですよね。

動くにはなにかしらのイメージを
必ず持っています。意識していないだけです。

ここを変えることを
考えを変えると言っています。

気にしたことがないにも関わらず、
なにかしらのイメージを持っていて、
普通にそうだ、として動かしているということです。
思い込みともいったりしています。

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YES 、Sir !

YES 、Sir !

脳から指令を出すって言いますけど、
それってどうなんだろうか。

書いて伝えようとする以上は
こう書くしかないのかもしれませんが、
指令を出すのも受け取るのも
私自身なんですよね。

分析するとこうなるってだけで、
起こっていることは、ただ単に
「なにかする」ってことなだけです。

なにか思うでも、なにか考えるでも
いいんですけど、とにかく
自分がやっていることなわけです。

日々、動いたり考えた

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思いつづける。

思いつづける。

ついやってしまうこと。

何かを教えるときにやってしまいがちなことに、
「なんでできないんだ」と言ってしまうことがあります。

そう言える人は、
元々できる人か、できるようになった人。

特殊な動きなどの話ではなく、
思いつづけることについてです。

しかし、アレクサンダーテクニークを学ぶ身としては、
それはできなくて当たり前なことなんだとわかります。

それができないからこそ、
アレクサンダーさ

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身体を意識する。

身体を意識する。

緊張すると急に身体が意識される
だから困惑しているだけ、かも。

急に心臓の鼓動が聞こえてきて、
普通じゃない!これはなんとかしなければ!

そう咄嗟に判断して、
静まれー静まれー!とやっている。

かつての私がそうでした。

でも、考えてみてください。
緊張する場面って普通じゃないんです。

例えば、演奏会本番やプレゼンする、
大勢の前に立つ、などなど。

これらは普通の状態ではありません。

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背中、ある?

背中、ある?

私たちは、背中のことを忘れがちです。

普段生活していると
前の方ばかりを意識して過ごしています。
何かにぶつかるかもしれないですしね。

本を読んだりスマホをみていたり、
何かと前側ばかり気にしています。

姿勢良くしようとして
真っ直ぐになっているつもりでも
後ろ側、背中側の意識がないと
実は反り返っているだけになりがちです。

前側、お腹側は伸びて気持ちよくなりますが、
後ろ側、背中側はその

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あきらめる。

あきらめる。

意識でなんとかしたいんですよね。

私たちはできることなら
全部自分の思う通りになってほしいと考えている。
予定が変わるのって嫌ですか?

自分の意識外で起こることは
なんとなく嫌悪感を抱いてしまいます。

これを自分の身体にも当てはめているところが
間違いというか問題の始まりなんじゃないのかなって。

意識でなんとかしたい。
そう思っていることが間違いかもしれない。

意識ではどうにもできないこ

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やればできる

やればできる

ここをこうしてああしてってやればできてしまいます。

なんだ、いつも言ってることと違うじゃないか。
そうです。違います。

できてしまうのですが、
違うんですよ。

「なにもしない」を通してと、
自分でここをこうしてああして、とは違うんです。

何が違うかって、全部まるっと違います。

刺激に対してすぐさま反応せず
考える時間をとり、その結果良くなる。

「なにもしない」を通してしか起こらない変化

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アレクサンダーテクニークで言う「こころ」

アレクサンダーテクニークでは、
身体とこころは一つで切り離せないと言います。
私たちは心身一如といって馴染みがあるかもしれません。

そのアレクサンダーで言うところの
「こころ」とはなんだろうか?

英語ではメンタルやサイコです。
私には区別がわからない。

アレクサンダーさんがいう英語にすると
サイコフィジカルユニティーなんです。

サイコとフィジカルがユニティー
こころと体が一体。

サイコっ

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考えと身体

考えと身体

考えていることが
筋肉の収縮として現れる。

身体が変われば考えも変わる。
考えが変われば身体が変わる。

考えイメージ思考、言葉としてはなんでもいいですが
頭で考えていることが動きとして現れているということです。

アレクサンダーテクニークでは動きから見ていきます。
動きに表れている、意識できていない考え方を認識して、
それをいったんやめ、良い動きを
選択できるようにしていきます。

考えて

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