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すぐに効果があるものって。
欲しいですよね、そういう情報。
その情報が自分にピッタリ当てはまる。
そういうことって、あります。
すぐに効果が出て欲しい時って、
なにかしら困っているときで、
どうしようもなくなっている時です。
いろいろ考えて
「あーでもない、こーでもない」
とやっていると、
なぜだか向こうからやってくるんです。
わたしにとって
アレクサンダーテクニークがそういうものでした。
たまたま手に取った雑誌に
ああすれば、こうなる。
身体を意識して動かす。
という時、
どうやって動かしますか。
歩く時を例にすると、
どちらかの足を前に出して、
どのくらいの幅で動かし、
段差がないか確認して、
どのくらいの速さで動かすかを決め、
前に出した足が着地したら、
今度は反対の足を同じように動かして、、、、
とすることだと思うのではないでしょうか。
こんなことしていてはなにもできません。
当たり前ですよね。
私が言いたいことは、
「間違い」ってなに。
間違った使い方をやめることで
よりよい使い方を条件づけるようにしていく。
アレクサンダーテクニークってどういうものか
と聞かれた場合こうも言えるかと思います。
間違った使い方?
そもそも使い方って?
条件づける?
簡単な説明のはずが
全く意味が伝わらないんですよね。
条件づけるとか
パブロフの犬かってくらい古い言い方。
アレクサンダーさんがその時代の人なので
そういう言い方をしてしまうと
「人はそれをできない。」
パトリック・マクドナルドさんの言葉です。
(アレクサンダーテクニーク-ある教師の思索 より)
教師からこうですよと
手で示してもらったり、
言葉で言ってもらったりしても、
いざやろうとすると、私たちは
できないんですよ。
少なくともわたしはできませんでした。
いつも通りしたいという
とてつもない強固なもの
「自分の中の正しい」が、
すぐに顔を出してきて、
一瞬前まで、行動を起こす前まで
思っ
「やめる」と「やる」。
二つの境界線がわからなくなるんです。
久しぶりに受けたレッスンで
わたしがやってしまっていることを
教えてもらったんですが、
そのやってしまっていることを
やめるために、
「なにもしなーい、なにもしなーい」と
思っているのですが、
思い続けていると、すぐに
あれ?これ、いま、
やろうとしているのかもしれない、と
そんな気がしてくるんです。
やめようとしているのに、
やろうとしてしまっているかも