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エッセイ・コラム・日記

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2021年12月の記事一覧

仕事納めは転職活動の始まり

仕事納めは転職活動の始まり

 今日は勤めている会社の仕事納めだった。社会人2年目、怒涛の忙しさで心身に鞭を打って働いていた。

 夏前、唯一の品質保証の人が辞めた。休職後復帰してすぐの事だった。詳しいことは知らないけれど、きっと休む前に訴えた事は何も解決しなかったのだろう。
秋、今年入社したばかりの人が辞めた。工場での研修を終え、本格的にやっていこうという最中のことだった。
秋の終わり、何でも出来るベテランの人が他の部のヘル

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冬の句

冬の句

狛犬の
阿吽乱れる
大マスク

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鶴岡八幡宮にて。
階段落ち狛犬として、その筋では有名らしい。

句を詠んだことは今まで一度もないが、ふと五七五に音を乗せてみたくなることがある。
このご時世、マスクは冬の季語と言えるのだろうか。

サンタを信じたことが無い

サンタを信じたことが無い

 クリスマスまで1週間となり、外に出るとチキンだケーキだイルミネーションだと人々が浮かれている。
私もクリスマスにかこつけて、普段は売られていない特別なケーキを注文したりしているので何も文句は言えない。
日本全国酒飲み音頭は「12月はドサクサで酒が飲めるぞ」から「12月はクリスマスで酒が飲めるぞ」に歌詞を変えたほうがいいんじゃなかろうか。

 クリスマスは完全に日本の文化に溶け込んでいて、これは子

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母が魔女だった時

母が魔女だった時

 4歳ぐらいのある日、眠れずに部屋を出るとぼんやりとした灯りのみがぼうっと影を作る暗い部屋に母が一人佇んでいた。灯りをよくよく見ると、とても小さな炎だった。
「……」
母は無言だった。薬草のような香りが匂いが立ち込めていた。やがて炎が消えると、その炎を支えていた器を口に運んだ。
「魔女の嗜みってやつよ」
保育園で読んだ絵本の中の魔女を鮮明に思い出した。全身を覆う黒い服を着て、派手な装飾品を身につけ

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note1ヶ月記念

note1ヶ月記念

noteで初めての記事「窓辺の紫煙」を書いたのが11月2日。
それから1ヶ月経つ今日までの間に10の創作文章が生まれました(画像は今朝のダッシュボード)。

諸々あって10年ほど筆を折っていたのですが、今は書くことが本当に楽しいです!
そして、たくさんの方に読んでいただいて心の底から嬉しく思います。

これからも、どうぞよしなに。