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日々の思考と記録

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毒にも薬にもならないけれど、身体に染み込むように、思ったこと、考えたことを自分の言葉で書きます。拙くたって、伝わらなくたって、真摯に書く。
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2018年12月の記事一覧

運は紙一重だけどやぶれない

運は紙一重だけどやぶれない

 11月はまとまった文字数を書くことを目指していたけれど、やっぱり短いスパンで感じたこと考えたことを書いていく方が僕の性に合っているみたいなので、12月の目標は「書きたい時に、書きたいものを書く」にしました。

 11月の後半から、身の回りのことが上手く回り始めている。
 まずなによりもついている。

 昨日は駐車場を探していて、いつも人気の駐車場にダメ元で通りかかってみたら、ちょうど1台出ていく

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かがやきの出所は

かがやきの出所は

 みんな同じようなこと書いているな。

 この1ヶ月はnoteで他の人の記事をよく読むようにしていて、その結果そんな感想が残りました。馬鹿にしているつもりはなくて、そこに共感をいだいているのは僕自身が同じことを書いているからだろう。

 ただ、書いている内容はそれほど変わりがないのに、時折すごく輝いている人がいる。文体なのか、言葉の選び方なのか、行間なのか。わからない。

 でも、なぜかその人の記

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12月は浄化の時

12月は浄化の時

 ここ数年、12月になると必ず体調を崩します。

 まず月の頭に蓄膿症になる。去年もそうだったし、今年も絶賛発症中。病院嫌いなんですが、去年は我慢し続けたら酷い目に遭ったので、今年は素直に病院に行くことにしました。おそらくこちらはストレス性のもの。毎年この時期に大勝負が控えているので、知らず知らず気を張っているのでしょう。

 そして、年末が近づいてくると、決まって38℃以上の熱を出します。しかし

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師走だ

師走だ

 今日12月じゃん。不意にそう思った。
 もう5日も経ったのに、我ながら呑気なことだ。

 今年も1年は早かったなと、ひとしきり思った後で「ああ、終わってほしくないなぁ」という思いが湧いてきた。
 そこで気づいた。今年は良い一年だった。

 具体的になにか大きな出来事があったかと言われればそうではないけれど、確実に前に進んで、そして楽しかった。新しいことにも挑戦したし、このnoteだって今年になっ

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昔の人

昔の人

 実家の母が10日ほど留守にすることになった。それを聞いた時、真っ先に父の食事の心配をした。

 父方の祖父母は典型的な昔の人だった。
 祖父は家のことは祖母に任せるといって、寡黙で仕事だけをする人だったらしい。90を超えた今でも未だによく喋る祖母は、家事は女の仕事と思っていて、年に1、2度会いに行って、車椅子の祖母の代わりに僕が「料理作ろうか?」と言うと、なにかと理由をつけて断る。キッチンに僕を

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まとまらない理由は

まとまらない理由は

 少し冒頭を書きだして消してを30分くらい繰り返していた。
なんだろう、今日は書きたいことがあるはずなのに、なかなか出てこない。

 身体の中のネジが一本抜け落ちてしまったかのように、エラーを繰り返している。そういう感覚になっている。

 これはもしや不安なのだろうか?

 違うと自分の直感は言っているけれど、その感覚が頼りにならないので判然としない状態だ。

 言葉が上手く出てこない。考え

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熱気を吸収するとポンコツ

熱気を吸収するとポンコツ

 今日はとある大会の運営ボランティアをやっていて、その中で審判みたいなことをしていました。選手達の間近で競技を見るのは当然なのですが、観客からの視線、熱気にも晒されます。

 人の熱気というやつは本当に強烈だなと思い知らされました。
 一口に言っても、そこには成功を願う気持ちもあれば、ほかの選手の凄さに尊敬と微かな妬みの混じったものがあります。1つ1つは大したものではなくとも、それが集まるととんで

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挑戦することが嫌にならないために

 粗を探そうと思えば、基本的にどんなことでもできてしまう。

 だから、きっと近くで見ていれば見ているほど粗が見えてくる。そして、一度気づいてしまったものは言いたくなってしまう。

 けれど、多くの場合饒舌よりも沈黙の方がいい。

 言葉をかけたくなってしまうのは、その人の応援する気持ちゆえかもしれない。少しでも上手くいくようにという願い。
 けれど、一番避けたいことはなにかを考えてみた時に、失敗

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便利の先に続く道

便利の先に続く道

「今の〇〇は……」って、よく聞く。そして「昔はもうちょっと……」と続くんだ。まるで、僕らの世界はどんどん悪くなっていくように聞こえてしまう。

 世の中は便利になっているはずなのに、「今がいいよね」と言っている人は、意外なほどに少ない。もしかしたら便利さは、直接的に僕らを幸せにはしてくれないのかもしれない。

 ただ、僕自身は、昔よりも良くなったなと感じている。
 貴重まではいかなくても、それなり

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大掃除あるある

大掃除あるある

 去年から、大掃除を何日にも分けて、少しずつやっていくスタイルに変えた。
 そのやり方が自分の性質にもあっていたので、今年も大掃除を早めにスタートさせた。

 しかし、初日からなぜか部屋の模様替えが始まった。30分だけやるつもりが1時間の大改造になってしまった。部屋は広くなったので、満足している。

 ただ、こうしてみると捨てるべきものが溜まっているなと感じる。
 空き箱とか、本当に邪魔でしかない

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親切は当たり前じゃないと考えた方が幸せ

親切は当たり前じゃないと考えた方が幸せ

 学生時代には接客業のバイトをしていたので、自分が客の時もなるべく店員さんには優しく接するように心掛けています。数としては非常に少ないけれど、やはり困ったお客さんというのはいて、そういう人に当たると非常に消耗します。
 プライベートならまだしも、仕事だと避けられない場合もあります。

 対価を払っているから愛想良くして当たり前。
 時間かけて待ったのだからもらって当たり前。

 親切を当然と思い

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あなたが「なにをしているか」はさほど興味ない

あなたが「なにをしているか」はさほど興味ない

「どんな人なのかなんとなくわかりました」
 不意に聞いたその言葉がものすごく引っかかってしまった。思わず、「どんな人だと思ったんですか?」と聞き返してみたら、相手は喉を詰まらせた。

 そして、言葉を選びながら伝えてくれたのは、「どんな人」ではなく、「なにをしている人」だった。つまり、仕事であったり所属であったり、趣味であったり。
 それって外の薄皮のようなものじゃないだろうか?

「どんな人」か

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哲学対話に参加してきた。

哲学対話に参加してきた。

 教師塾さん主催の哲学対話というものを体験してきました。

 どれだけ哲学について知っているのかという知識のひけらかしではなくて、あるテーマにおいて自分の体験と思考から言葉を交わすというものだと感じました。(※正確な定義や方法については動画がありましたので、そちらを確認ください)
 前々から話には聞いていたのですが、哲学対話に参加するのは初めてです。

 いくつかの対話を行った中で、最終的に「普通

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ご機嫌にしておく

ご機嫌にしておく

 ご機嫌な日が続いている。別になにか良いことが起こっているわけではないけれど、日常の視点がこれまでとは、少しズレた感じがしている。些細で取るに足らなかったことに価値が感じられるようになっている。
 そして機嫌よくしていると、なんだか不思議と色々と舞い込んでくる。

 最近毎日ものをいただいている。
 果物を3日連続でいただいて、その後に5日連続でお菓子をいただいた。それもほとんど別々の人からだ。お

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