マガジンのカバー画像

食べ歩き記録

11
美味しかった思い出
運営しているクリエイター

記事一覧

1~3月のティータイム記録

1~3月のティータイム記録

 2021年の最初の3か月。
どんなに忙しくても疲れていても、本や新聞を片手にのんびりお茶する時間は手放したくないな。そこに、美味しいお菓子があれば嬉しい。

2021年1月
 大好きな場所。リッツ・カールトン大阪のロビーラウンジにて、モンブラン。洋酒の効いたちょっとネットリめのマロンクリームに、ふんわりと粉シュガー。中に隠れたカシスのジュレの酸味とマロンクリームの甘みが口の中でまじりあう。この日

もっとみる
お疲れ様ランチ

お疲れ様ランチ

 思えば、戸惑ってばかりの一年だった。今年の一月から二月くらいの時期は、まだそれでもどこか対岸の火事にように思っていたっけ。だけど、いよいよそうも言っていられなくなってきて・・・。

 スーパーとドラッグストアと通院、時々地元のお菓子屋さん。それ以外の外出を避けていたら電車にさえ乗っていなかったという春。「第一波」を越えた頃に、外食したい欲が爆発。そんな時に、一念発起して予約してランチに出かけたの

もっとみる
ピエール・エルメと虎屋のコラボ

ピエール・エルメと虎屋のコラボ

 だいぶ時間が過ぎてしまったけど、この秋に、洋菓子のピエール・エルメと和菓子の虎屋がコラボしたアフタヌーンティーが供されていたので友人と楽しんできた。場所はザ・リッツ・カールトン京都。あの頃は、新型ナントカも少しはおとなしかったのかな、と今思えば・・・。

 私にとってのリッツ・カールトンといえば大阪の、英国の貴族のお屋敷のようなたたずまい。京都はガラリと違って、京都らしさや日本らしさを随所に取り

もっとみる
明治期の洋館でランチ

明治期の洋館でランチ

 京都市、円山公園のそばに位置する明治期の洋館、長楽館。別館がホテルになっている他、本館はレストランやカフェ、バーとして使われてる。秋の文化財公開で訪れた際に、フレンチレストラン ル・シェーヌにてランチを楽しんできた。・・・注、10月のこと

キッシュ・ロレーヌのアミューズから始まって、

冷前菜はシャキッとした蕪が酸味のあるソースと合わさって美味しい。鱸?だったっけ、が赤かぶに隠れているほか、写

もっとみる
「苔」を食す

「苔」を食す

もちろん、苔そのものを、ではない。苔を模した何か、である。

お店ができたのは2017年4月とのことで、当時からネットなどで評判を目にしていた。そのお店の名刺代わりとなるのが、「苔テラリウム」なるもの。お店によるインスタグラムなどを見ていると、季節に合わせてその植生も変化させている?本当に実物の苔や石に見えるそれは、ふんわりとトリュフとフォワグラの香りただよう一品で、スプーンで口に運ぶと思わず顔が

もっとみる
〇ヵ月ぶりのフレンチ~私にとってのフランス料理イメージ

〇ヵ月ぶりのフレンチ~私にとってのフランス料理イメージ

 8月生まれなこともあって、また、旅行はしばらくできそうもないので、美味しいものをいただいて元気をつけなくては。こんな時こそ、と、今年初めてのフレンチに。

 ラ・ベ。リッツ・カールトン大阪の館内にあるレストラン4軒のうち、メイン・ダイニングとして位置づけられている。大阪市内にフランス料理レストランは数あれど、中でも「行くのに緊張する」レストランの一つではないかなと個人的に思う。何といっても高級ホ

もっとみる
自然がテーマのティータイム

自然がテーマのティータイム

 大阪マリオットのアフタヌーンティーは、自然がテーマの「ナチュラリテ」。イメージはピクニックかな、最初に、お水とお皿、カトラリーとサンドイッチ、それにジャムが入ったバスケットが運ばれてくる。このバスケットには風船がついていて、解放感溢れるスペースでアフタヌーンティーを注文したテーブルからあちこちで風船が上がっているのが見ていて楽しい。

 サンドイッチをいただいたら、今度は切り株プレートに載せたセ

もっとみる
7月の外食メモ

7月の外食メモ

 自粛モードは若干緩みつつも、行き交う人のマスク姿をみると非常時であることを感じさせられる。私個人としても、仕事はまだまだオンラインが続きそうなので、当分の間は外食も少なくなりそうかな。・・・なんて考えているうちに、またもや例の感染症の一日当たり感染確認数が増えてきた。国や自治体が経済を気にして手をこまねいているなら、個人レベルで自衛、自制するしかないよね。
 7月の外食はイタリアンが1回、和食が

もっとみる
アフター、演奏会

アフター、演奏会

 演奏会やオペラ、バレエなどの後に、余韻に浸り興奮を鎮めるためにお茶をして帰ることにしている。まあ、夜公演の時はお酒になったりもするけど。誰かと一緒の時もあるし、一人の時もある。
 さて、大阪の郊外に住んでいる私には、阿倍野・天王寺が「都会への玄関」。そして、帰る電車に乗る前にちょっと美味しいお茶を飲みたい時に、あべのハルカスの上層階にあるホテル、大阪マリオット都ホテルのラウンジプラスは一番のお気

もっとみる
ウェッジウッドの世界

ウェッジウッドの世界

 リッツ・カールトン大阪のロビーラウンジではウェッジウッドとコラボレーションしたアフタヌーンティー。新しいコレクションのセイラーズ・フェアウェルをモチーフに、夏にぴったりの涼しげなお菓子とセイヴォリー。昨年末以来?もっとかな。久しぶりに会うお友達と、美味しいお茶の時間を楽しんだ。

 スコーンがもう少し柔らかければ、とか。お茶が出てくるのに時間がかかったかな、とか。でも、スコーンにつけるクロテッド

もっとみる
6月になって、久しぶりに外食

6月になって、久しぶりに外食

 行ってみたかった、ホテルのレストランでのランチ。開業したのは高校生の頃だったかな、当時、ご近所にお住まいだった方がオープニングのスタッフとしてお勤めだった。素敵なジェントルマンで、以来、ずっと憧れの場所。

 緊急事態宣言が解除されて、最初の外食はリッツ・カールトン大阪のレストラン「香桃」。通常だと点心のオーダーブッフェとかやっているんだけど、今はイレギュラーで、コースのみで営業再開。どこでもい

もっとみる