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7月の外食メモ

 自粛モードは若干緩みつつも、行き交う人のマスク姿をみると非常時であることを感じさせられる。私個人としても、仕事はまだまだオンラインが続きそうなので、当分の間は外食も少なくなりそうかな。・・・なんて考えているうちに、またもや例の感染症の一日当たり感染確認数が増えてきた。国や自治体が経済を気にして手をこまねいているなら、個人レベルで自衛、自制するしかないよね。
 7月の外食はイタリアンが1回、和食が1回。ソーシャルディスタンスにちゃんと留意しているかどうかを基準に選んでいると、自ずとホテル内のレストランなどが目に留まる。外食はしたいけど、感染は避けたいからね。

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 スプレンディードでランチ。リッツ・カールトン大阪内のイタリアンである。プリフィクスのコース仕立てで、前菜とパン、パスタに食後の飲み物がつく。追加料金を払ってスープ、メイン料理、デザートをつけることも可。私はメイン料理を追加し、食事中の飲み物としてガス入りミネラルウォーターを注文した。ミネラルウォーターにリーデルのグラス、いいね。ちなみに、レストランなどで食事をする場合には、料理だけでなく飲み物を何か注文するようにしている。日本だと無料でお水やお茶が出されたりすることが多いからうっかりしがちだけど、飲み物の注文はお店のためには大事、らしい。

 前菜として、サラダと鱸のカルパッチョから選択。その時は胃腸の調子を鑑みて生魚は避けておきたかったので、サラダ。オリーブオイルと塩であっさりと味付けされていて、野菜がどれもシャキシャキして新鮮。ビネガーは入ってなかったかな、ちょっと酸味があってもよかったかも。
 パンは、ピザの窯で焼かれたフォカッチャ。生地にローズマリーが練りこまれていて、そのままでも美味しい。ただ、ちょっと硬かった?フォカッチャというよりも、ピザ生地のような食感。味は美味しいんだけどね。
 続いてボロネーゼのスパゲティと海鮮のリゾット、バジルとドライトマトのペンネから選択。リゾットにしてみた。エビとイカの出汁がよく効いて、ほんのりトマトも入ってペスカトーレ風。お米の硬さも保たれていて、これ美味しかった。
 メインは白身魚とチキンで、チキンのグリルを選択。ビーツのソース、色鮮やかで見た目にもきれい。柔らかく火が通っていて、皮の部分はカリッと仕上げ。付け合わせはマイタケとジャガイモ、ソースによく合って美味しい。
 最後に紅茶。こちらはお茶もちゃんと淹れてあって美味しくいただけた。お茶を飲みながらゆっくりと会計を待っていると、お茶のお代わりを勧めてくれたっけ。デザート注文してもよかったかもね。次回はぜひに。

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 続いて、同じくリッツ・カールトン大阪の花筐。関西の夏の味覚といえば、なんといっても鱧。鱧をいただくと、ああ夏が来たなぁと思うのだ。今回いただいたランチコースにも、鱧が使われたお料理が2品。この鱧という文字に惹かれて予約したこの日である。食事中の飲み物として、水出しのお茶を選んでみた。リーデルのワイングラスで供される冷たいお茶は、ほんのりと甘みも感じられていい香り。でも、この暑い時期にマスクしなきゃいけないご時世じゃなかったら日本酒がほしいかな。
 先付は海素麺に蛸、海ぶどう、オクラに花穂紫蘇があしらわれた一品。海ぶどうは初めていただいたのだけど、プチプチした歯ごたえが気に入った。
 お吸い物に、鱧の湯引き。丘若芽のシャリシャリした歯ごたえがこれまた新鮮。
 続いて、お造り。鱸だったかな、おろしポン酢とポン酢ジュレでいただく、おおきな蓮?の葉を器として使っているのは見た目に楽しい。
 鱧の2品目は、豆乳蒸しとともに。酸味を感じたのは梅肉の餡だったか。舌先で感じる甘みと、ふんわりとただよう酸味と。これ美味しい。
 和食ではいろいろと工夫された器や盛り付けが面白いのだけど、この次はうちわの形をしたお皿?が使われ、他にも鬼灯が器になっていたり。玉蜀黍豆腐は甘みがあって美味しい。鰻の笹寿司はほのかに笹の香りがした。
 天ぷら。確か、ここの天ぷらはミシュランで星を取ったのではなかったっけ。しつこくなく、絶妙な歯ごたえでサクサクと衣が口の中で踊る。たしかにこれは美味しい。鮎の紫蘇巻きと四角豆というのが気に入った。
 最後にご飯と赤出汁、お漬物。合わせて温かいほうじ茶。蓮根と塩昆布の炊き込みご飯、塩昆布の風味と蓮根のシャキシャキ感、これも美味しい。ご飯のお代わりいかがですかと訊かれるも、お腹いっぱい。満足満足。
 〆はヨーグルトにマンゴーのせ、合わせて煎茶。ヨーグルトは、まあ普通だったかな。煎茶が美味しかった。あたたかいほうじ茶も煎茶も、メニューやドリンクリストには入っていないのだよね。確かに、ご飯に合わせてあたたかいほうじ茶は嬉しかった。

 


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