マガジンのカバー画像

旅の記録

15
居住国(ブラジル)、日本他の旅の備忘録です。
運営しているクリエイター

記事一覧

夫が渡航中に遭遇した稀有な出来事色々

夫が渡航中に遭遇した稀有な出来事色々

 引っ越し後の片付けがまだまだ続いていて、フォロワーの皆様には引き続き不義理をして申し訳なく思っています。おかげさまで、昨日までに生活に必要な物の大半を掘り起こすことが出来ました!

 荷物に関しては貴重品など、最大限気を配らなければならない物は自力で運び、見失うことは無かったのですが。。日常使いのランチョンマット、冷蔵庫に貼っていた薬の処方箋、開封していないお米の袋、娘のシーツなど。今無いからと

もっとみる
ブラジルの大西洋の海〜Oceano Atlântico do Brasil

ブラジルの大西洋の海〜Oceano Atlântico do Brasil

 先週急に思い立ってnote他、各snsのアイコンを変えてみた。これと云って大きな意味があったわけでもない。それまでのアイコンは、8年前のTwitterアカウント開設当時に適当に選んだスナップだった。

 サンパウロのGuarujá (グアルジャー)海岸での幼き我が子たちの後ろ姿。子供たちもすっかり成長して今が潮時かと思った。新しいことを始めるのに?お日柄はちょこっと気になったが、えいやっと実行に

もっとみる
2018年夏②〜大阪・舞子編

2018年夏②〜大阪・舞子編

 2018年夏、私はブラジルに移住して9回目になる里帰りを果たしていました。経由地のNYでの観光を経て、日本での最初の10日間は娘も一緒でした。大学の冬休み終了前に娘をサンパウロに帰すまでは近場で日本を見せてやり、その後は普段はなかなか一緒にいることの出来ない両親のために時間を割こうと、心に決めていました。通院や検査の付き添い、家族が手を付けられずにいた、介護の申請など。父と母でそれぞれ色々ありま

もっとみる
2022 FIFA W杯カタール大会開幕までカウントダウン!

2022 FIFA W杯カタール大会開幕までカウントダウン!

 世界中の人々を熱狂させる熱い年がまた巡って来た。FIFA W杯(ワールドカップ)が今月20日、中東のカタールにて開幕する。W杯は通常、サッカーリーグのオフシーズンとなる6、7月に開催される。しかし、この時期灼熱の地である開催国の日中の気温が40℃にもなるとのことから、5ヶ月遅れの秋冬に試合がプログラムされたと言うことだ。

 縁がありサッカー王国に移り住んで28年にもなる私ではあるが、今でも特別

もっとみる
君のスペイン語を忘れないで。〜No te olvides tu castellano 〜

君のスペイン語を忘れないで。〜No te olvides tu castellano 〜

 スマホのカメラロールから、5年ほど前に家族で旅行した隣国アルゼンチン、ブエノスアイレスでの写真を見ていた。確かマイレージを利用した旅行だった。結婚でこちらに来る直前までは、南米大陸に住んでいれば隣国間の移動など容易いものだとタカを括っていた。職場関係で中南米各国に知り合いが散らばっていたし、幼稚園時代からの幼馴染は偶然にもチリに住んでいる。その気にさえなれば、そんな人たちとも簡単に会えるのではな

もっとみる
思い出のホテル〜ホテルパシフィック東京〜

思い出のホテル〜ホテルパシフィック東京〜

 日本の父が亡くなり、今日でちょうど一週間になります。施設に入所した後、2度に渡る入院、療養型の病院への転院などがあり、万が一の場合の覚悟はできていると思ってはいたものの、心の中はやはり穏やかとは言えないようです。

 葬儀は近親者だけで木曜日に執り行われました。このご時世らしい無宗教の家族葬で、シンセサイザー奏者の曲を流す音楽葬だったということです。難聴が酷くなるまで、父はレコードでクラッシック

もっとみる
2018年夏①〜鎌倉編

2018年夏①〜鎌倉編

 今から4年前の7月、大学生になったばかりの娘を連れて帰国した。それまでの帰国では、経由地で外に出たのはロンドンくらい。その他は世界のどこかでワンストップ(給油または乗り換えで)、後は真っ直ぐ日本に向かっていた。

 前回は経由地のNYで4泊して観光を楽しんだ。真冬のブラジル、サンパウロから真夏のNY、そして日本へ。NYとサンパウロは時差が殆どない点は助かったが、季節が逆なことには閉口した。その先

もっとみる
夢から振り返る空の旅

夢から振り返る空の旅

先日、久しぶりに起床してしばらく経っても記憶に残るような夢を見た。夢の内容は突拍子もないようでいて、直近に経験した何かが影響していると分かることもしばしば。脳は就寝中にさまざまな情報を整理していると言われているが、今回の夢もそんな感じだった。

 夢の舞台は日本の空港だった。家族と過ごした一時帰国を終えて、飛行機に乗り込んでいる。機内に入るととても明るい雰囲気で、真っ先に目に飛び込んで来たの

もっとみる
麗しの国、ウルグアイ【バトンリレー企画】異文化カルチャーシェア活

麗しの国、ウルグアイ【バトンリレー企画】異文化カルチャーシェア活

 私がブラジルサンパウロに移り住んで27年の月日が流れ、これまでにもこちらの暮らしのあれこれを、note記事でお伝えして来ました。今回は趣向をちょっと変えてブラジルを飛び出して、南米の別の国について熱く?語ってみたいと思います。その国の名前はウルグアイです。ウルグアイが南米大陸のどこに位置するかというと。。(息子の地図帳をご参照。)

 ウルグアイ東方共和国(República Oriental

もっとみる
一番大変だった里帰り【#弥立つ】

一番大変だった里帰り【#弥立つ】

「一緒に頑張ろうね!」

当時5歳だった娘と手と手をパチンと合わせた。

サンパウロの国際空港から成田空港まで、ロスでの給油待ち時間を含めて丸1日以上。聞き分けのない1歳児と、頼りない幼児を連れての帰国に自然と弥立つ心。

深夜の空港で並んだ列で、子連れの日本人女性に出会った。生後4ヶ月の乳児と、風邪で発熱中、激しく咳き込む2歳児を抱えていた。

励まし合ってそれぞれの座席に向かう。夜通し泣く息子

もっとみる
イグアスの滝旅行記

イグアスの滝旅行記

ジャズピアニストの大江千里さんのnoteでナイアガラの滝の旅行記を読みました。私はナイアガラには行ったことがありませんが、水飛沫をあげる雄大な滝の写真を見て、数年前に訪れたイグアスの滝の事を懐かしく思い出しました。

世界三大瀑布の一つ世界三大瀑布とは...

1.イグアスの滝(南米ブラジル、アルゼンチン国境)
2.ナイアガラの滝(北米アメリカ、カナダ国境)
3.ヴィクトリアの滝(アフリカ、ジンバ

もっとみる
一時帰国の思い出

一時帰国の思い出

2012年7月、私達母子三人は、ロンドンオリンピック開催間近のヒースロー空港に降り立った。乗り継ぎで日本に一時帰国する為だった。予想はしていたが、空港はピリピリムード。単なる乗り継ぎと言えど荷物検査は容赦ない。私達のすぐ前に並んでいた家族は、「この場でそのベビーフードを毒味しろ」と言われていた。仕方なくお父さんが一口食べる。赤ちゃんに新鮮な食事を、と用意しただろうに。。
とうとう私達の番が来た。緊

もっとみる
私のお気に入りの写真

私のお気に入りの写真

noteのお題企画で与えられた#今年のベストショット。私は写真家ではないのでベストショットというのもおこがましいのですが、お気に入りの写真があります。

NYの五番街にそびえ立つこのビルの写真。ビルの名前はFlatiron Building(フラットアイアンビルディング)です。今年の6月最終日のこの日、私は大学生の娘とNYを旅していました。日本帰国の経由地であるこの地に、母娘二人で初めて足を踏み入

もっとみる