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5年間悩んだ湿疹・痒みを鍼灸3か月で完治することができました。鍼灸なら、からだや心で悩…

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5年間悩んだ湿疹・痒みを鍼灸3か月で完治することができました。鍼灸なら、からだや心で悩んでいる人のお役にたてるかもしれない。30年勤めた会社を辞めて鍼灸師になりました。https://minna-harikyu.work/

記事一覧

肌の老化にかかわる太陽光

日焼けには一口で言っても、実は「サンバーン」と「サンタン」という2つの種類があります。これらは、肌の状態において異なる特徴をもっています。 一般的にサンバーンと…

minna-harikyu
9時間前
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肌の老化と太陽光~紫外線を考える

過剰な太陽光曝露は、肌の老化や皮膚がんのリスクが高まることが広く知られています。しかし、太陽光は骨の成長の促進や老化予防にも役立つ可能性があるという観点も存在し…

minna-harikyu
2日前

サルコペニア肥満は運動とタンパク質で防ぐ

一般的に、50歳を過ぎると筋肉は毎年1~2%ずつ減少し、70代と20代を比較すると、骨格筋の面積が25~30%も減少することが言われています。 筋肉量の減少を予防するには、…

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2日前
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サルコペニア肥満~体組成計で骨格筋率を測る

サルコペニア肥満の診断は、医療機関で受けることがおすすめされます。ただし、現時点では、サルコペニアと肥満にはそれぞれ基準が存在しますが、両者を同時に評価する基準…

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3日前

サルコペニア肥満を食事と運動で防ぐ

「ロコモティブシンドローム」に次いで、加齢とともに筋肉の量が減少する状態である「サルコペニア(老化による筋肉減退現象)」という言葉が広く認識されるようになりまし…

minna-harikyu
4日前

負担軽減にストレスコーピングを使う

ストレス対処方法には、以下のようなアプローチがあります。 ①問題解決型 このアプローチは、直面する課題に対処するために自分の努力や周囲の支援を借り、解決策を見つ…

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5日前

心の健康づくりには早く気付きケアを行う事が大事

心の健康を保つためには、まずはストレスを意識して感じることが重要です。日常生活の中で、自分の周りに何かストレスがあるかどうか、自分が気づいていないストレスのサイ…

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6日前
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五月病を防ごう~職場のストレスを考える

今の時期は、入社や転勤などで職場環境の変化が頻繁であり、それによってストレスがたまりやすいです。新しい職場でストレスを感じると、五月病にかかるかもしれません。全…

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7日前
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今日は二十四節気の立夏(りっか)

今日は太陽が北回りし、夏の気配が感じられる、二十四節気の「立夏」です。 この時期は気温が上昇し、爽やかな季節で、湿度も低いため快適に過ごすことができます。梅雨の…

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8日前
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生活習慣を改めて体臭を予防する

不規則な食生活や運動不足、喫煙、過度な飲酒、ストレスなどの生活習慣が乱れると、体の汗や皮脂の成分が変化し、気になるニオイの原因となることがあります。さらに、体内…

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9日前
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外出先での汗対策

汗をそのままにしておくと、身体に汚れやゴミがつく可能性が高まり、不快なニオイの原因にもなります。加えて、汗自体が肌に刺激を与えることもあります。ですから、こまめ…

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10日前

体臭の予防をするには

汗をそのままにしておくと、雑菌が繁殖して不快なニオイが発生する可能性があります。毎日体を洗って、特に汗がたまりやすい箇所を丁寧に清潔に保つことで、ニオイの発生を…

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11日前

体臭が気になったら

多くの人がわずかながら体臭を持っている場合がありますが、周囲に嫌な印象を与えるほどの強い体臭は、避けたいと思っている方がたくさんいらっしゃるようです。身体を清潔…

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12日前

からだのニオイ~隠れた病気があることも

疾患が原因で特有の体臭を発することがあります。かつては、匂いによる診断を行う「嗅診」という方法も存在したようです。 油っぽい匂いは、脂漏性皮膚炎が主な原因であり…

minna-harikyu
13日前

ニオイの違い~汗や皮脂の成分

汗腺には、主に人間の肌に存在する二つの異なる種類の腺があります。それが「エクリン腺」と「アポクリン腺」です。これらの腺から分泌される汗には、それぞれ異なる成分が…

minna-harikyu
2週間前

これからの季節に気になる体のニオイ

暑くなると、多くの方が気にされるのが体臭ですね。体臭は、主に皮膚表面に存在する微生物が汗や皮脂、さらには老廃物を分解して生じた揮発性成分が原因となります。汗をか…

minna-harikyu
2週間前
肌の老化にかかわる太陽光

肌の老化にかかわる太陽光

日焼けには一口で言っても、実は「サンバーン」と「サンタン」という2つの種類があります。これらは、肌の状態において異なる特徴をもっています。

一般的にサンバーンとは、肌が赤くなりヒリヒリする症状を指します。この状態になると、メラニン色素が生成されやすくなり、シミやくすみが現れる可能性が高くなります。UV-Bという紫外線が、日焼けを引き起こす力は、UV-Aの500倍以上だと言われています。したがって

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肌の老化と太陽光~紫外線を考える

肌の老化と太陽光~紫外線を考える

過剰な太陽光曝露は、肌の老化や皮膚がんのリスクが高まることが広く知られています。しかし、太陽光は骨の成長の促進や老化予防にも役立つ可能性があるという観点も存在します。どのように対処すべきか考えてみましょう。紫外線による利点と欠点について説明します。自然の光について理解を深め、うまく取り入れる方法を見つけましょう。

地球に差し込む太陽光には、私たちが目で見ることができる可視光線と、目に見えない赤外

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サルコペニア肥満は運動とタンパク質で防ぐ

サルコペニア肥満は運動とタンパク質で防ぐ

一般的に、50歳を過ぎると筋肉は毎年1~2%ずつ減少し、70代と20代を比較すると、骨格筋の面積が25~30%も減少することが言われています。

筋肉量の減少を予防するには、運動とタンパク質の摂取が非常に重要です。特に、筋肉を増やすためには、レジスタンス運動が効果的だとされています。レジスタンス運動とは、筋肉に負荷をかけるトレーニングのことを指します。例えば、スクワットや腕立て伏せなどが挙げられま

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サルコペニア肥満~体組成計で骨格筋率を測る

サルコペニア肥満~体組成計で骨格筋率を測る

サルコペニア肥満の診断は、医療機関で受けることがおすすめされます。ただし、現時点では、サルコペニアと肥満にはそれぞれ基準が存在しますが、両者を同時に評価する基準は確立されておらず、この点は未解決の課題とされています。

サルコペニアの診断においては、四肢骨格筋量や筋肉機能(歩行速度や握力など)を、2重エネルギーX線吸収法やバイオインピーダンス法を用いて定量化します。また、医療機関では、CTスキャン

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サルコペニア肥満を食事と運動で防ぐ

サルコペニア肥満を食事と運動で防ぐ

「ロコモティブシンドローム」に次いで、加齢とともに筋肉の量が減少する状態である「サルコペニア(老化による筋肉減退現象)」という言葉が広く認識されるようになりました。日本の超高齢化社会において、ロコモティブシンドロームやサルコペニアは、要介護状態に至る大きな要因とみなされています。

さらに、サルコペニアに肥満が付随する状態である「サルコぺニア肥満」は、関心を集めています。この状態では、筋肉の量が減

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負担軽減にストレスコーピングを使う

負担軽減にストレスコーピングを使う

ストレス対処方法には、以下のようなアプローチがあります。

①問題解決型
このアプローチは、直面する課題に対処するために自分の努力や周囲の支援を借り、解決策を見つけることを重視します。

②感情処理型
このアプローチでは、自分の感情を他者に話して整理し、気持ちを伝えることで心のバランスを取り戻します。

③気分転換型
最後に、このアプローチは運動や趣味、レジャー、リラクゼーションなどを通じてリフレ

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心の健康づくりには早く気付きケアを行う事が大事

心の健康づくりには早く気付きケアを行う事が大事

心の健康を保つためには、まずはストレスを意識して感じることが重要です。日常生活の中で、自分の周りに何かストレスがあるかどうか、自分が気づいていないストレスのサインが出ていないかを確認することが大切です。

ストレスの影響は、心の状態だけでなく、体の具合にも現れることがあります。気分が沈んでいたり、イライラしたり、怒りっぽくなったりするだけでなく、肩こりや胃の不快感などの身体的な症状も現れることがあ

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五月病を防ごう~職場のストレスを考える

五月病を防ごう~職場のストレスを考える

今の時期は、入社や転勤などで職場環境の変化が頻繁であり、それによってストレスがたまりやすいです。新しい職場でストレスを感じると、五月病にかかるかもしれません。全国の1000人のビジネスパーソンを対象に行われた調査によると、7割以上の人が日常的にストレスを感じており、五月病にかかった経験がある人は2割以上という結果が出ました。

厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」によると、心の健

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今日は二十四節気の立夏(りっか)

今日は二十四節気の立夏(りっか)

今日は太陽が北回りし、夏の気配が感じられる、二十四節気の「立夏」です。

この時期は気温が上昇し、爽やかな季節で、湿度も低いため快適に過ごすことができます。梅雨の前に位置するため雨が少なく、レジャーや外出に最適な季節といえます。

夏の始まりを告げる「立夏」とは、陽暦の便覧では「夏の始まりである」と記されています。昼と夜の長さを基準にして分けられる季節の中では、春分と夏至の間に位置する期間で、立夏

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生活習慣を改めて体臭を予防する

生活習慣を改めて体臭を予防する

不規則な食生活や運動不足、喫煙、過度な飲酒、ストレスなどの生活習慣が乱れると、体の汗や皮脂の成分が変化し、気になるニオイの原因となることがあります。さらに、体内に溜まった活性酸素によって、加齢臭の元となる過酸化脂質が増える可能性もあります。

【食生活を改善する】

タンパク質が分解されると、アンモニアや硫化水素といった不快な臭いの物質が生じます。同様に、脂肪が分解されると脂肪酸が生成され、不快な

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外出先での汗対策

外出先での汗対策

汗をそのままにしておくと、身体に汚れやゴミがつく可能性が高まり、不快なニオイの原因にもなります。加えて、汗自体が肌に刺激を与えることもあります。ですから、こまめに汗を拭き取り、肌を清潔に保つことが大切です。

汗を抑える方法としては、外出する前に制汗剤を使い、汗を抑えることが推奨されます。制汗剤を使った後は、しっかりと乾燥させることで効果を高めることができます。

また、汗が臭いを発生させる前に、

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体臭の予防をするには

体臭の予防をするには

汗をそのままにしておくと、雑菌が繁殖して不快なニオイが発生する可能性があります。毎日体を洗って、特に汗がたまりやすい箇所を丁寧に清潔に保つことで、ニオイの発生を予防することができます。

【入浴で清潔にする】

夏季には特にですが、日々の入浴をお勧めします。入浴することで、皮脂や角質などの汚れを除去し、肌を清潔に保つことができます。これにより、雑菌の繁殖を抑え、健康的な肌を維持することができます。

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体臭が気になったら

体臭が気になったら

多くの人がわずかながら体臭を持っている場合がありますが、周囲に嫌な印象を与えるほどの強い体臭は、避けたいと思っている方がたくさんいらっしゃるようです。身体を清潔に保つことや食生活に気をつけることなど、日常生活を改善することで、殺菌性の成分や不快なニオイを吸着する成分が含まれたデオドラントアイテムを使って対策を行っていくことが大切です。

【医療機関での受診をすすめるのは】

周囲の人々からの指摘や

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からだのニオイ~隠れた病気があることも

からだのニオイ~隠れた病気があることも

疾患が原因で特有の体臭を発することがあります。かつては、匂いによる診断を行う「嗅診」という方法も存在したようです。
油っぽい匂いは、脂漏性皮膚炎が主な原因であり、また、糖尿病になると糖の分解が妨げられるため、甘酸っぱい匂いがするとされています。さらに、甲状腺機能亢進症やパーキンソン病になると、全身の代謝が亢進し、皮脂腺が刺激されることで、特異な体臭が発生すると言われています。
もし従来と異なる体臭

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ニオイの違い~汗や皮脂の成分

ニオイの違い~汗や皮脂の成分

汗腺には、主に人間の肌に存在する二つの異なる種類の腺があります。それが「エクリン腺」と「アポクリン腺」です。これらの腺から分泌される汗には、それぞれ異なる成分が含まれており、そのせいで生じるニオイも異なります。

エクリン腺は体のほとんどの部分に広く分布しており、主に暑い時や運動をした時などに、サラサラとした汗を分泌します。このエクリン汗には、約99%が水であり、その他には塩分やアミノ酸、尿酸など

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これからの季節に気になる体のニオイ

これからの季節に気になる体のニオイ

暑くなると、多くの方が気にされるのが体臭ですね。体臭は、主に皮膚表面に存在する微生物が汗や皮脂、さらには老廃物を分解して生じた揮発性成分が原因となります。汗をかくことで、皮膚の表面に微生物が増殖しやすくなるため、体臭が発生しやすくなります。

【汗・皮脂・垢・雑菌がニオイのもと】

皮膚には、皮脂腺と汗腺と呼ばれる二つの腺があります。皮脂腺は皮膚を潤し、保護する役割を果たす皮脂を分泌し、一方、汗腺

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