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何度も読み直すであろうnote

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#コラム

僕が「素敵禁止」にする理由。

僕が「素敵禁止」にする理由。

「素敵」という言葉が好きです。そう言葉にできる状況にいることも、その言葉をやりとりできる相手がいることも、ほんとうに素敵なことで。しあわせなことで。

ただある時、ハッとしました。口グセのようになってしまってるなと。「素敵」と思って「素敵」と言うのはもちろんOK。でも「素敵」という磁力のある言葉に、だんだん自分の気持ちが集約されていく感覚がある。まるで、砂鉄を吸い寄せるマグネットのように。

その

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「文化の継承」の出発点

「文化の継承」の出発点

「動的保存」という言葉を初めて聞いたのは、とある重要文化財を訪ねたときだった。保存とは単に元のかたちを維持することではなく、古きよきものを残しながらも現代に生きる人たちが活用することも含むのだと丁寧に解説していただいた。ガラスケースに入れて傷ひとつ付けないことだけが「保存」ではない。人がそこで生きているからこそ建物も生きる、そんな保存のしかたもあるのだと。

美術館や博物館に並ぶ芸術品はどれも美し

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「LTV(顧客生涯価値)」の概念がなくなる日

「LTV(顧客生涯価値)」の概念がなくなる日

どうも、エルモです。

本日は、「実はそう遠くない未来に、LTVという概念がなくなるんじゃないか?」という話をします。

LTVとはLife Time Valueの略語で、顧客が生涯でブランドに支払う金額の総額を意味します。

たとえば、1本3,000円の基礎化粧品を12カ月連続で購入していただき、その後お客様がほかのブランドに移れば、LTVは36,000円(3,000円×12ヶ月)。

商売の世

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山の上のパン屋に人が集まるわけ

山の上のパン屋に人が集まるわけ

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初めまして。株式会社わざわざの代表の平田はる香と申します。これからnoteに経営のことを中心に書き綴っていきたいと思います。最近の趣味は、会社の現状分析です。夜に好きなお酒を飲みながらデータを見ながら会社のことを考えるのが大好きです。

このnoteにはパンと日用品の店「わざわざ」の経営から考えたことを書いていきたいと思ってい

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「考える」とは、自己と向き合う時間

「考える」とは、自己と向き合う時間

「インプット」と「アウトプット」という言葉がある。

本を読んだり話を聞いたり、自分の中に何かを取り入れる「インプット」と、それを自分なりに咀嚼した上で表現する「アウトプット」。

この2つのバランスが大事だというのは至るところで言われていることだ。

特にアウトプットは意識しなければできないことでもあるので、行動に移すとか文章やトーク、それ以外にも絵や音楽など何かしら表現することは是とされている

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私たちが、自分の才能に気づけない理由

私たちが、自分の才能に気づけない理由

しょっちゅうプロ野球の話をしているので「野球に詳しい子」という扱いをされることが多い私ですが、自分ではあまり詳しいと思ったことがありません。

もっと野球のこと書いた方がいいよ!とか、そのうち野球の仕事くるんじゃない!?と言われるものの、私より詳しい人をたくさん知っているので、謙遜ではなく本気で「いやいや、私なんて…」と思ってしまうのです。

最近そんなやりとりを何度か繰り返していたことで、ふとこ

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オンラインイベントの満足度を高めるためにできること

オンラインイベントの満足度を高めるためにできること

外出自粛の関係でリアルイベントが実施できなくなった今、ZoomやYoutubeを使ってイベントを開催したり、インスタライブ、Twitterライブを活用する事例が増えてきました。

私自身も何回かイベントを主催したり、ゲストとして出演してみた結果、オンラインイベントは単にこれまでリアルでやってきたことをオンランで流せばいいわけではなく、別途設計が必要なものであると認識しています。

リアルイベント以

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