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瀧波 わか
2018年12月18日 18:24
高校1年生の頃、所属していた部活の大会で、先輩が活躍したことがあり、私は文字通り、手放しで大喜びした。すると顧問の先生が言うのだ。「お前、そんなに嬉しいのか?」と。無垢な私は即答する。「はい!!自分のことのように嬉しいです!!」若さ故にテンションが上がりやすかったことは認めるが、誓って本音だった。しかし、先生はこう続けた。「ふん、喜ぶなんてことはな、仲間じゃなくてもできるんだよ
2018年12月3日 18:24
朝、こんな記事を読んだ。主旨としては、女性の社会進出と並行して広まるはずの「時短家事」に心理的ハードルを感じる女性も多いよ、という現代主婦の在り方を指摘した内容だ。Twitterでもだいぶ拡散されていたようで、いくつかの感想も目にしたが、本文中に働きだす妻に対して「子どもを最優先に、家事は今まで通りするのが絶対条件。毎日総菜とかはやめてね」と夫が発した、という記載があるため、この箇所への非
2018年11月9日 17:31
髪の毛というものは、恋人の頭についている時は、こんなにも愛しいのに、床に落ちた途端、おぞましいものに変わるのは、なぜだろう。大学生の頃、辞書を片手に読んだフランス人作家の小説に、こんな一文があったことを覚えている。詩的でなめらかな文であったのに、その生活感あふれる描写がとても気に入り、当時愛用していたルーズリーフバインダーの裏表紙に、原文を書き写して持ち歩いた。私はこの作家の感性に、こ
2018年10月30日 17:24
いきなりだが、私は婚活を通じて、いまの夫と出会い、結婚した。それも生半可ではない、むちゃくちゃ全力でマジ1000%の婚活だった。詳しく書くと卒論のような大作になるので、かなり割愛するが、まずは初動として、「1ヶ月で150人の男性と出会う」という目標を立てた。2ヶ月目で1割の15人とデートし、3ヶ月目に3人候補者が残っている状態を目指したからだ。ちなみに、ほぼこの計画通りにすすみ、3ヶ月
2018年9月14日 03:16
ここ数年で育児に主体性を持つ男性がグンと増え、妻に任せきりじゃありません、父親なのだから、当然なんでもやってます、という夫婦二人三脚型の子育てが珍しくなくなった。しかし、そんな育児パパたちがよく口にする言葉に、私は少しひっかかりを持っている。 「育児、なんでもやりますよ!授乳以外はね!!」授乳。定義的にはミルクも含まれているが、おそらくパパ達がこう話す際の授乳は、直母乳のことを指して
2018年8月31日 21:17
私の夫は陽気な男で、いつでも「今」を生きている。禅的な深い意味ではなく、過去にこだわらず、未来をさして気にせず、「いま」を楽しむ選択肢を、もろもろのしがらみや抑制を無視してチョイスすることができるのだ。態度はいたってチャラっとしている。具体的にあげると、めちゃくちゃヒドイ二日酔いに苦しんでも、「もう飲みすぎないぞ!」とはならず、「楽しくなったら飲みたいだけ飲んじゃう~!アゲ~!」な思考
2018年7月24日 18:36
産前産後で夫への愛情が大きく減った、という女性の意見を多く聞く。いわゆる産後クライシスだ。妊娠する前は「もし子供ができなかったら、生涯夫と二人の生活でもいいよね」と思っていたのに、いざ子供が生まれてみると、今度は「なんなら子供と二人での生活でもいっか」と主語が玉突きされた、という女性もいることだろう。なぜそんなにも、母となることで夫への感情が変化してしまうのだろうか。例に及ん
2018年7月13日 21:12
前編はこちらワンオペ育児を夫婦で豊かにする方法【前編】前編では、「ワンオペ育児の難易度を決める4つの要素」や「パートナーに抱いてしまう感情の構造」について書いた。こちらの「後編」では、前編をふまえて、どのようにして「お互いにとって最適なワンオペ育児」を作っていくのか、という実践のお話をしたい。「妻のワンオペ育児」と「夫のワンオペ育児」ワンオペ育児には付随するタスクが多い。しかも大人
2018年7月12日 22:08
私は先月Twitterをはじめたばかりだが、その中でたまたま少し伸びたツイートがあった。フォロワーの多い方がリツイートしてくれたのか、投稿の数時間後には200いいね程度になったのをみて、せっかく興味をもってもらえたなら、自分なりの考察をブラ下げておこうと思い、さらに以下の記事を書いてみた。ちなみにこの日はパソコンを会社に置いてきてしまったので、1時間かけてスマホから記事を書いた。大変だ