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玉川可奈子の日本の旅シリーズ

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各地の万葉故地、史跡、歴史のみならず、温泉や美味しい食べ物について語つた旅シリーズです。 鉄道旅が主です。各地で詠んだ私の歌も書いてゐます。
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#鉄道旅

奥出雲・再会の旅 下

奥出雲・再会の旅 下

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 五月三日。この日、私は鳥取駅北口のスーパーホテルにて一夜を明かしました。スーパーホテルは静かで良いですね。落ち着いてゐられますし、よく眠れます。そして、朝ごはんも美味しいです。

 前回は、久し振りの島根県。奥出雲おろち号との再会、そして別れとなりました。

 今回は、ただ列車に乗つて東京に帰るだけの内容です。「阿呆列車 はまかぜ

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秘境駅の旅 下

秘境駅の旅 下

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 昨日、東急と相鉄の新横浜線に乗り、両路線を再び完乗しました。新線開業のたびに、乗りに行かなくてはならないのは大変ですね。我ながら。

 今回は前回の続き。むしろこちらが本編です。前回の上編と合はせてお読みいただたら幸甚です。

 上編より長めですが、どうか最後までお付き合ひください。

飯田線秘境駅号 定刻に飯田駅に着きました。お昼

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秘境駅の旅 上

秘境駅の旅 上

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 さういへば先日、ついにフォロワーが百名に至りました。一時期は六名程度で細々と超々々零細インフルエンサー(笑)だつたのに、少しだけマシになつたでせうか。また以前よりたくさん、スキもいただけるやうになりました。いつもスキを付けていただいてゐる方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

 そして、今回も最後まで読みいただけたら幸甚です。

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大回り乗車の旅 ふたたび

大回り乗車の旅 ふたたび

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。ミニマリストにしてサウナーの玉川可奈子です。久し振りの旅行記事です。どうか、最後までお付き合ひください。

大回り乗車 今回は、久し振りに大回り乗車の旅に出たことについて書きました。大回り乗車については、以前書いたもの(「大回り乗車の旅」)がありますので、こちらも併せてお読みいただけると幸甚ですが、一応簡単におさらいすると、「特定区間において、同じ駅を

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長崎の旅

長崎の旅

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 今回は、久し振りに長崎に行つたので、そのことを書きます。何故、長崎なのか。お読みいただければ絶対わかりますので、どうか最後までお付き合ひください。

1、空の旅 つばさなす 雲の上飛ぶ 船乗れば つくしの島も たまのをばかり 可奈子

 出発はpeachの飛行機です。八時二十五分の定刻から少し遅れて成田空港を飛び立ちました。ちなみに

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おくのほそ道をめぐる旅

おくのほそ道をめぐる旅

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。読んでくださる方々の「スキ」に励まされてをります。また、フォロワーつて、どうしたら増えるのでせうか。よくわからないので、いつも通りに書きます。

 二年前の秋、短い夏休みを利用し、東北に行きました。ちやうど、芭蕉の『おくのほそ道』に親しんでをり、この際だから芭蕉の巡つた地を巡らうと思ひ、一歩踏み出してきました。その時のことを思ひ出して書きまし

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お伊勢さまと奈良の旅

お伊勢さまと奈良の旅

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。
 少しばかり前に出掛けた時の内容です。もしかしたら、記憶が曖昧かも知れません。最後までお付き合ひいただけたら幸甚です。

1、序  令和四年三月五日から七日までの三日間に、私は七日に古希を迎へる母と、神宮と奈良、そして大神神社へと旅に出ました。各地の社寺の由来等は、それぞれのHPやWikipediaなどをご参照ください。
 くさまくら、旅の

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週末パスの旅 下

週末パスの旅 下

1.青葉城恋唄 仙台といへば、さとう宗幸さんの「青葉城恋唄」を想ひ起こします。
 三年前の秋、はじめて仙台の街を巡つたときに、この歌詞にある、
 「広瀬川 流れる岸辺」
 「吹く風やさしき 杜のみやこ」
の意味がよくわかりました。

 本当に美しいものは単純であり、単純だからこそ人の胸を打つのでせう。また、この歌の歌詞にはある秘密が隠されてゐました。このことは後に書くことがあるでせう。
 そして、

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週末パスの旅 上

週末パスの旅 上

1.序言 某年某月某日に、週末パスを使つて南東北を旅しました。
 週末パスとは、土日に以下の区間が乗り降り自由になるフリーきつぷで、別途特急券を買へば新幹線や特急などにも乗れます。

 以前は、土日きつぷ、またはウィークエンドパスなどと称され、特に前者は18,000円と値は張りますが、四回まで特急の指定席を利用することができました。さらに当時は、急行能登号や寝台特急あけぼの号が走つてゐたので、前者

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大回り乗車の旅

大回り乗車の旅

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。
 どうか最後までお付き合ひください。

 某月某日、久しぶりに大回り乗車をしてきました。
 鉄道に明るい方であれば、大回り乗車について特に解説は不要でせうが、概要は以下のリンクをご覧ください。大雑把にいへば、JR線の特定区間内で140円のきつぷを購入して移動する場合、同じ駅を通らなければ、特定区間のどのルートを通つても良いといふルールを利用

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