玉川可奈子

和歌(やまとうた)を嗜む歌人(うたびと)、作家、旅人、サウナーです。和歌歴は三十一年目…

玉川可奈子

和歌(やまとうた)を嗜む歌人(うたびと)、作家、旅人、サウナーです。和歌歴は三十一年目になります。公務員や教師等を経験しました。ミニマリストで、一部の人から「断捨離マスター」と呼ばれてゐます。正仮名遣ひで書いてゐます。読まれた方々の心の中が「ぬくぬくに」なる作品を目指してゐます。

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ながらの旅

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  遂にiPad pro(1テラ)を断捨離し、さらに荷物が減りました。今後の執筆は、iPhone SEと小型のワイヤレスキーボードのみで行ひます。思つた以上に、楽々でサクサクです。iPadがないと、荷物が本当に軽くなつて良いですね。  三月のある日、有給を二日取得し、計五日間の休みができました。そのうちの一日を利用して、長良川鉄道越美南線に三たび乗りに行きました。しかも、今回は念願の観光列車「ながら」に乗るので

    • 「懐かしのねこ」 うらうらに照れる春日にまどろむルル公。光がさして神々しい。 私がルル公の名を呼ぶと、声にならない声を出して鳴いて返事をすることがよくありました(いはゆるサイレントニャー)。「忠猫ルル公の記」より。

      • 思ひ付きで日帰り旅行へ。 富士宮で焼きそばを食べ、富士山本宮浅間大社を参拝しました。 富士宮駅から乗り継ぎ、乗り継いで熱海駅へ。あをきのひものを冷やかし、駅前の温泉へ入つた後、念願のサフィール踊り子号に乗りました。 あかねさす紫色の空の下、熱海駅に入線する列車のよさに感嘆します。

        • 先日、巣鴨の千成もなか本舗で、あんバタードラ焼きをいただきました。 カルピスバターと出来たてのドラ焼きが合はさつて最高の味に。 もなかや塩大福もおいしいのですが、ドラ焼きもイチオシのおいしい一品です。 https://www.monaka.co.jp/ 近々iPadを断捨離します。

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        ながらの旅

        • 「懐かしのねこ」 うらうらに照れる春日にまどろむルル公。光がさして神々しい。 私がルル公の名を呼ぶと、声にならない声を出して鳴いて返事をすることがよくありました(いはゆるサイレントニャー)。「忠猫ルル公の記」より。

        • 思ひ付きで日帰り旅行へ。 富士宮で焼きそばを食べ、富士山本宮浅間大社を参拝しました。 富士宮駅から乗り継ぎ、乗り継いで熱海駅へ。あをきのひものを冷やかし、駅前の温泉へ入つた後、念願のサフィール踊り子号に乗りました。 あかねさす紫色の空の下、熱海駅に入線する列車のよさに感嘆します。

        • 先日、巣鴨の千成もなか本舗で、あんバタードラ焼きをいただきました。 カルピスバターと出来たてのドラ焼きが合はさつて最高の味に。 もなかや塩大福もおいしいのですが、ドラ焼きもイチオシのおいしい一品です。 https://www.monaka.co.jp/ 近々iPadを断捨離します。

        マガジン

        • 玉川可奈子の日本の旅シリーズ
          75本
        • 玉川可奈子の寸鉄
          31本
        • 草木と生きた日本人
          12本
        • かなこすたいる
          11本
        • まつのことのはのたのしみ
          15本
        • 玉川可奈子の本棚
          18本

        記事

          「懐かしのねこ」 窓辺で、すやすやと眠るルル公。どんな夢を見てゐるの。 兄弟の雄は、早々とルル公と離れ、ルル公はわが家に残りました。 ルル公は雌で、身体は小さく、性格は温厚で誰にでもよく懐きました。誰が来てもスリスリして、喉を鳴らして挨拶しました。「忠猫ルル公の記」より。

          「懐かしのねこ」 窓辺で、すやすやと眠るルル公。どんな夢を見てゐるの。 兄弟の雄は、早々とルル公と離れ、ルル公はわが家に残りました。 ルル公は雌で、身体は小さく、性格は温厚で誰にでもよく懐きました。誰が来てもスリスリして、喉を鳴らして挨拶しました。「忠猫ルル公の記」より。

          「懐かしのねこ」 目を細めて怒つてゐるやうに見えますが、甘へてゐます。 ルル公は平成十年四月七日、私が高校二年生の時に、私の部屋で生まれました。アメリカショートヘアーの父と白黒のスコティッシュフォールドの母との間に生まれ、兄弟に一匹の雄がゐました。「忠猫ルル公の記」より。

          「懐かしのねこ」 目を細めて怒つてゐるやうに見えますが、甘へてゐます。 ルル公は平成十年四月七日、私が高校二年生の時に、私の部屋で生まれました。アメリカショートヘアーの父と白黒のスコティッシュフォールドの母との間に生まれ、兄弟に一匹の雄がゐました。「忠猫ルル公の記」より。

          紀元節の佳日。カフェ・バッハでインディアを堪能した後、今戸神社を訪ねたら…ゐましたゐました。関東の白猫キャット(通称、ナミちやん)。 相変はらず、私の顔を見て「なんだお前」といふ感じです。 長生きしてね。 神なびの 今戸の杜の 白猫は 神にかはりて ここに坐すか 可奈子

          紀元節の佳日。カフェ・バッハでインディアを堪能した後、今戸神社を訪ねたら…ゐましたゐました。関東の白猫キャット(通称、ナミちやん)。 相変はらず、私の顔を見て「なんだお前」といふ感じです。 長生きしてね。 神なびの 今戸の杜の 白猫は 神にかはりて ここに坐すか 可奈子

          「懐かしのねこ」 しのあや 紅里(こうり)さまの「懐かないねこ」にインスパイアされて始めました。 https://note.com/sinoayakouri/m/mdf65a44d1261 わが家の懐かしのねこ、ルルについて振り返ります。抱つこは私だけ、ブラッシングはやり過ぎると猫パンチ。そんな可愛いねこなんです。

          「懐かしのねこ」 しのあや 紅里(こうり)さまの「懐かないねこ」にインスパイアされて始めました。 https://note.com/sinoayakouri/m/mdf65a44d1261 わが家の懐かしのねこ、ルルについて振り返ります。抱つこは私だけ、ブラッシングはやり過ぎると猫パンチ。そんな可愛いねこなんです。

          冬ごもり 春の大野を 焼く人は 焼き足らぬかも わが情焼く (『万葉集』巻七・一三三六) 恋ひに、そして恋人に心を焼くやうな、そんな恋愛に憧れてゐました。 写真は、いつかの春日野。 なかなか奈良に行く時間もないので、朱鳥の手ぬぐひをネットで注文しました。山辺の道、行きたい。

          冬ごもり 春の大野を 焼く人は 焼き足らぬかも わが情焼く (『万葉集』巻七・一三三六) 恋ひに、そして恋人に心を焼くやうな、そんな恋愛に憧れてゐました。 写真は、いつかの春日野。 なかなか奈良に行く時間もないので、朱鳥の手ぬぐひをネットで注文しました。山辺の道、行きたい。

          帰つてきた此比可奈子のおもふ事

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  ヘッダーの猫は、今は亡き愛猫のルルです。いつ見ても可愛い。  昨年に続き、令和六年の志を書かうと思ひましたが、心境の変化がありやめました。十もありませんが、いくつか書きます。  今回は少し手抜きですが、どうか最後までお付き合ひください。 一、将来について まづは仕事です。今年、また昇任試験を受けるか否か。もし、合格すれば、転居を伴ふ異動が増えて、東京を離れなくてはならない可能性も出てきます。昇任試験合格後

          帰つてきた此比可奈子のおもふ事

          鉄道で振り返る令和五年

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  令和五年は、私にとつて、鉄道の年でした。今まで乗つてゐなかつた各地の私鉄、第三セクターに乗ること北は札幌から南は那覇まで…。鉄道に乗るためだけに、東奔西走いたしました。  正月はリバティりょうもうで赤城駅に行き、二月には芝山鉄道、山万ユーカリが丘線、東葉高速鉄道に乗りました。少しずつ、全線完乗に向けて動き始めた結果、令和五年十二月二日十三時四十分に、わが皇国の鉄道に全て乗りました(軌道路線)。  今回はそ

          鉄道で振り返る令和五年

          えちごトキめき鉄道の夜行急行の旅

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  いきなり宣伝で恐縮ですが、日本花卉文化株式会社さまのマガジンに以下の記事を書かせていただきました。併せてお読みいただけたら幸甚です。  前に、長良川鉄道の夜行列車(ムーンライトながら)乗りました。その時のことは、以下の記事に書き残しました。  その時に味を占めたのか、再び夜行列車に乗りに行きました。現在、定期運行してゐる夜行列車はサンライズ出雲・瀬戸だけです(臨時でWestExpress銀河もあります)。

          えちごトキめき鉄道の夜行急行の旅

          まつのことのはのたのしみ その十四

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  初春の 初子のけふの たまばはき 手に取るからに ゆらく玉の緒  あらたしき年がはじまりました。  今年も読者の皆さまに吉き事の重なりますやうに、そしてわが国が真幸くありますやうに。そして、なによりも、私が私らしくゐられることを祈念しました。  年のはじめは、久し振りのまつのことのはシリーズです。  最初の方で、「和歌を暗記すること」について記しました。覚えてをられますか?  平泉澄先生の『勉強の秘伝

          まつのことのはのたのしみ その十四

          復活のムーンライトながらと三セクの旅

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  今年、最後のnote(予定)です。七千文字程度です。  思へば今年も色々ありました。かなつたこと、かなはないこと。国内の鉄道全線完乗や結婚など。  貴景勝の横綱昇進を願ひ毎日ヤクルト1000を飲んだこと。毎日のサウナ。  過ぎてみれば、短いやうな長いやうな。  それでも、私の旅はまだまだ続きさうです。  今回もどうか最後までお楽しみください。  ムーンライトながらに乗る旅です。 東海道本線 旅のはじまりは

          復活のムーンライトながらと三セクの旅

          思ひ出夜行 拾遺

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。和歌(やまとうた)とサウナ、そして旅を愛する偏屈女、玉川可奈子です。  いくら親しい関係であつても、会ふなり太つたかどうか聞いてくる人間はクズ、クズで悪ければ失礼きはまりない人間です。さういふ人間とは容赦なく関係を断ちませう。  また、錣山親方の急逝、まことにまことに哀しきことです…。角界一の良い男、まさに寺尾は私のアイドルでした。  さて、今まで十話にわたり「思ひ出夜行」シリーズとして私が過ぎ去つた古へに乗り、思ひ出せば懐

          思ひ出夜行 拾遺

          沖縄note

           いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。  一日も早く携帯電話を手放したいのですが、未だその機会が訪れさうにもありません。  また、リポビタンDにハマつてゐます。なんでまた、といふ話しですが、以下の記事をどうぞ。  なんか感銘を受けました。  今回は標記のとほり、沖縄です。  ノーベル文学賞を受賞した、頭のをかしい駄文を書く某作家(故人)の著書に似た標題ですが、沖縄の政治的なこと、支那とのこと、歴史…一切、触れてゐません。  思ふところはたくさん