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玉川可奈子の本棚

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私が読んだ本について、感想や思ひ付きをまとめたものをまとめました。
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『萬葉日本學』出版のご案内

『萬葉日本學』出版のご案内

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 宣伝です。

 ありがたいことに、日本花卉文化株式会社さまのnoteでも、紹介していただきました。

 長年の夢である出版、つひに現実になりました。

 反時代出版より、『萬葉日本學』を出版させていただきました。編集長ならびに、ご支援いただいた方々にあつく御礼申し上げます。

 魂と真心を込めて、けふまで書きためてきたことを本書に

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JTB『時刻表』を読んで

JTB『時刻表』を読んで

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 ここ最近、鉄道や旅のお話ばかり続きました。たまには和歌(やまとうた)のことを書くつもりですが、ついサボり気味です。

 今回もどうか最後までお付き合ひください。

序、異彩を放つわが愛読書 私の愛読書は、平泉澄先生の御著書(『少年日本史』、『先哲を仰ぐ』、『山彦』)や、

『万葉集』、

『老子』、

平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その五

平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その五

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 平泉澄先生の『芭蕉の俤』覚書も、いよいよ今回で最終回です。少し長くなりますが、最後までお付き合ひください。

 前回は陶淵明と白楽天でした。今回は、韓退之です。そして最後の「芭蕉の俤」に入ります。「芭蕉の俤」は結論部分になります。

韓退之 まづは「第七 韓退之」です。

 平泉澄先生は、韓退之を「歴史家」として捉へやうと試みてゐま

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平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その四

平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その四

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 今回も引き続き、平泉澄先生の『芭蕉の俤』(錦正社)を見ていきませう。

陶淵明 前回は木曾義仲、そして、源義経でした。彼らは敗者でありましたが、そのこと以上に「美しい人」たちでした。

 ここから本邦より移り、支那の傑士について話しが変はります。「第五 陶淵明」を見てみませう。

 まづは陶淵明の歿年について記してゐます。なほ、角川

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平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その三

平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その三

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。引き続き、平泉澄先生の『芭蕉の俤』(錦正社)について見て行きませう。今回は、「第三 木曾」、「第四 判官」です。少し長くなりますが、最後までお付き合ひいただけたら幸甚です。

木曾義仲 「第三 木曽」は、木曾義仲を論じてゐます。

 冒頭からこのやうに指摘されてゐます。このやうに、義仲はあまり評判の良い人物ではありません。

 しかし、

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平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その二

平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その二

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 前回、平泉澄先生の『芭蕉の俤』(錦正社)について書いてをります。今回は、前回の西行に続き、実方について見て行きます。実方は藤原実方のことで、平安時代屈指のイケメンです。「百人一首」にも「さしも知らじな 燃ゆる思ひを」の歌が入つてをり、よく知られてゐます。なほ、私が高校生のころ、この「百人一首」の歌が好きで、かういふ歌を異性からもら

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平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その一

平泉澄先生『芭蕉の俤』覚書 その一

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。私が大切にしてゐる本について、しばらくその眼目や感じたことを書きます。最後までお付き合ひいただけたら幸甚です。なほ、大切にしてゐる本とは、表題の『芭蕉の俤』(錦正社)です。

 平泉澄先生の御著書の中で、異色を放つてゐるのが『芭蕉の俤』でありませう。いはゆる先哲や忠臣義士に光を当てられ、皇国に殉じた人物を顕彰された先生にして、何故、芭蕉

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司馬理恵子『マンガでわかる もしかしてアスペルガー! ? ~大人の発達障害と向き合う~』(主婦の友社)を読んで

司馬理恵子『マンガでわかる もしかしてアスペルガー! ? ~大人の発達障害と向き合う~』(主婦の友社)を読んで

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。今回は久し振りのブックレビューです。本の内容といふより、私自身について考へさせられることが多く、自分語りとなることをご容赦ください。

 なほ、本書のアスペルガー症候群については、以下をご参照ください。

 「変はつた子」 私は幼少の頃から、「変はつた子」、「ユニークな子」と言はれて育ちました。
 好きなことや興味があることには没頭する

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乃樹愛『なんで私が適応障害!?暗闇の中で光を見つけた私。』(合同出版)を読んで

乃樹愛『なんで私が適応障害!?暗闇の中で光を見つけた私。』(合同出版)を読んで

 「まさか、自分が…」

 「適応障害」といふ名称は、皇后陛下も当時、罹られたといふことで知つてゐました。

 さらに、同じ職場の人がなつた人がゐるのを見て、多少身近なもののやうに感じました。

 職場以外の親しい人がなつて、その大変さを間近で見ることもありました。

 そして、まさか自分が「適応障害」になるなんて、夢にも思ひませんでした。

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます

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斎藤一人『絶対!なんとかなる』(マキノ出版)を読んで

斎藤一人『絶対!なんとかなる』(マキノ出版)を読んで

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。暑い日が続きますね。どうか、最後までお付き合ひいただければ幸甚です。

 さて、本を通じて私を救ってくれた人たちがゐます。

 国史学者の平泉澄先生。

 評論家の日下公人さん。

 哲学者の行徳哲男さん。

 心理カウンセラーの心屋仁之助さん。

書籍一覧 アーカイブ - 性格

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倉山満『検証 内閣法制局の近現代史』(光文社新書)を読んで

倉山満『検証 内閣法制局の近現代史』(光文社新書)を読んで

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。ブックレビューですが、どうか最後までお付き合ひください。

 私は政治にあまり関心がなく、その話題にも疎いのですが(疎いフリをしてゐるだけかも知れませんが)、倉山氏の言論にはいつも学ばせていただいてゐます。中でも、倉山氏の明治維新以降の史論は見るべきものが多く、また戦後の政治についての動きはたくさん勉強させていただいてをります。
 さうした中

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犬養孝『万葉の人びと』(新潮社)を読んで

犬養孝『万葉の人びと』(新潮社)を読んで

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 今回は『万葉集』に関するブックレビュー、といふより読んで思ひ付いたことの羅列です。どうか、最後までお付き合ひいただければ幸甚です。

 『万葉集』に関する本は、数多くあります。専門的な研究書はもちろん、入門書、奇を衒つたもの、そして何度読んでも飽きない本…。その探求の歴史も古く、はじまりは梨壺の五人による研究から、鎌倉時代

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宮脇俊三『最長片道切符の旅』(新潮文庫)を読んで

宮脇俊三『最長片道切符の旅』(新潮文庫)を読んで

 この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。
 久しぶりにブックレビュー、といふより、思ひつきです。どうか最後までお付き合ひください。

 私がこの本を読んだのは、大学三年生の頃でした。当時、仲の良かつたアルバイト先の鉄道好きの早稲田大学生(二浪した三年生)に薦められて手にしました。読んでみた感想はただただ「この宮脇俊三といふ人は、すごいナア」といつたところでした。
 また、「私も宮脇

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平泉澄先生『先哲を仰ぐ』覚書 その五(終)

平泉澄先生『先哲を仰ぐ』覚書 その五(終)

 六月の 地さへ裂けて 照る日にも わが袖干めや 君に会はずして (『万葉集』巻九・一九九五)

 暑い日が続きますね。熱中症にはくれぐれも気をつけたいものです。武漢熱よりも恐ろしいのは、熱中症です。
 どうでも良いことですが、私はいはゆる武漢熱のワクチンを受けてをりません。

 前置きが長くなりました。いつも見ていただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 スキが付くと嬉しいものです(付か

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