KANAE

アラフォーになってから英語学習に目覚め、専業主婦から塾講師になりました。学び直しを通し…

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アラフォーになってから英語学習に目覚め、専業主婦から塾講師になりました。学び直しを通して、「適切な方法で学べば、英語はもっと面白く楽しい」と実感する一方で、小学校英語必修化と中学・高校での授業オールイングリッシュ化に疑問を感じています。

記事一覧

現役英語講師が本気で言いたい、「フォニックスを習いに英語塾に行くべき!」その理由とは

英語が得意になりたいなら、まず読めることをめざせこんにちは、現役塾講師のKANAEです。主に中学生に英語を教えています。 個別指導塾で、英語が苦手、キライという生徒さ…

KANAE
3か月前
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it と that はどう違う?「it」に宿る“心”を考えてみた

it と that ってどう違うの? 塾で、受け持ちの中1の生徒と問題を解いていたときのこと。 Tom: “Is that a school?” Ken: ”No, (  ) isn’t. It’s a hospital.…

KANAE
1年前

簡単な記号×フォニックスで、英単語の読み(発音)を楽にする!

英単語が読めない小・中学生あるある英語を習いたての小・中学生の「あるある」に、単語をローマ字読みしてしまう、ということがあげられます。 小学校でローマ字を学習し…

KANAE
1年前
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学校で英語が嫌いになる理由。

「英語?難しいからキライ」という中学生を、たくさん見てきました。「だって、単語はムズいし、文法はわかんないし」と。彼らが英語の勉強をどう感じているのか想像してい…

KANAE
3年前
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小学校で英語を教えるなら、フォニックスを取り入れてほしいと思う

英語圏の子どもたちが学ぶ、つづりと発音の間のルール、「フォニックス」。英語を学び始めるときに、このフォニックスがとても助けになります。小学校で英語を教えるなら、…

KANAE
3年前
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noteを始めるにあたって…自己紹介&これまでのこと

はじめましてはじめまして。KANAEと申します。 今は塾講師として、小・中学生に英語を教える仕事をしています。 私が中・高生の頃は、英語といえば単語や文法をひたすら丸…

KANAE
3年前
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現役英語講師が本気で言いたい、「フォニックスを習いに英語塾に行くべき!」その理由とは

現役英語講師が本気で言いたい、「フォニックスを習いに英語塾に行くべき!」その理由とは

英語が得意になりたいなら、まず読めることをめざせこんにちは、現役塾講師のKANAEです。主に中学生に英語を教えています。
個別指導塾で、英語が苦手、キライという生徒さんをたくさん受け持っています。

彼らいわく、英語がキライな最大の理由が、「英単語の読み方がわからない」ということです。

ここでいう「読む」は、つづりを音に変換する、ということを意味します。

ほかの記事でも書きましたが、小学校でロ

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it と that はどう違う?「it」に宿る“心”を考えてみた

it と that はどう違う?「it」に宿る“心”を考えてみた

it と that ってどう違うの?
塾で、受け持ちの中1の生徒と問題を解いていたときのこと。
Tom: “Is that a school?”
Ken: ”No, (  ) isn’t. It’s a hospital.”
という問題がありました。空欄に適切な単語を書くというものです。

答えは「it」です。しかしその子は「that」と書きました。
どうして、that ではダメなの?と質問

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簡単な記号×フォニックスで、英単語の読み(発音)を楽にする!

簡単な記号×フォニックスで、英単語の読み(発音)を楽にする!

英単語が読めない小・中学生あるある英語を習いたての小・中学生の「あるある」に、単語をローマ字読みしてしまう、ということがあげられます。

小学校でローマ字を学習しているので、それは無理もないことでしょう。
ただ、ローマ字はあくまで、日本語をアルファベットで表記するためのもの。本来の英単語とは別物です。

しかし彼らは、小学校で習ったローマ字の知識しかありませんので、それで英単語を読もうとします。

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学校で英語が嫌いになる理由。

学校で英語が嫌いになる理由。

「英語?難しいからキライ」という中学生を、たくさん見てきました。「だって、単語はムズいし、文法はわかんないし」と。彼らが英語の勉強をどう感じているのか想像していたら、こんな「たとえ話」が頭に浮かびました。

想像してください。あなたはどこかの運動場にいます。

誰かに、こう言われます。

「これから、とあるゲームをする。
前方から何かが飛んでくるので、ここにある道具を使って、打ち返すこと。
ただし

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小学校で英語を教えるなら、フォニックスを取り入れてほしいと思う

小学校で英語を教えるなら、フォニックスを取り入れてほしいと思う

英語圏の子どもたちが学ぶ、つづりと発音の間のルール、「フォニックス」。英語を学び始めるときに、このフォニックスがとても助けになります。小学校で英語を教えるなら、ぜひここに力を入れていただきたい、と私はずっと思ってきました。その理由を書いてみます。

文字と音とのかかわり「フォニックス」日本語を学ぶ子どもは、ひらがな50音をまず学びますよね。

ひらがな50音は、基本的には1文字1音を表しています。

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noteを始めるにあたって…自己紹介&これまでのこと

noteを始めるにあたって…自己紹介&これまでのこと

はじめましてはじめまして。KANAEと申します。
今は塾講師として、小・中学生に英語を教える仕事をしています。

私が中・高生の頃は、英語といえば単語や文法をひたすら丸暗記…というスタイルで勉強していました。怒濤の暗記で、大学入試も無事にクリア。しかし実際のところ、長文読解はできるが英会話はからっきしダメという情けない状態…。社会人になっても、英語を使うような場面からは逃げ回っていたのです。

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