KANAE

アラフォーになってから英語学習に目覚め、専業主婦から塾講師になりました。学び直しを通し…

KANAE

アラフォーになってから英語学習に目覚め、専業主婦から塾講師になりました。学び直しを通して、「適切な方法で学べば、英語はもっと面白く楽しい」と実感する一方で、小学校英語必修化と中学・高校での授業オールイングリッシュ化に疑問を感じています。

最近の記事

現役英語講師が本気で言いたい、「フォニックスを習いに英語塾に行くべき!」その理由とは

英語が得意になりたいなら、まず読めることをめざせこんにちは、現役塾講師のKANAEです。主に中学生に英語を教えています。 個別指導塾で、英語が苦手、キライという生徒さんをたくさん受け持っています。 彼らいわく、英語がキライな最大の理由が、「英単語の読み方がわからない」ということです。 ここでいう「読む」は、つづりを音に変換する、ということを意味します。 ほかの記事でも書きましたが、小学校でローマ字を習う以外に、多くの学校では英語のつづりや読み方に対する授業はほとんどあり

    • it と that はどう違う?「it」に宿る“心”を考えてみた

      it と that ってどう違うの? 塾で、受け持ちの中1の生徒と問題を解いていたときのこと。 Tom: “Is that a school?” Ken: ”No, (  ) isn’t. It’s a hospital.” という問題がありました。空欄に適切な単語を書くというものです。 答えは「it」です。しかしその子は「that」と書きました。 どうして、that ではダメなの?と質問されました。 that も it も、日本語だと「それ」と訳せるので、納得できな

      • 簡単な記号×フォニックスで、英単語の読み(発音)を楽にする!

        英単語が読めない小・中学生あるある英語を習いたての小・中学生の「あるある」に、単語をローマ字読みしてしまう、ということがあげられます。 小学校でローマ字を学習しているので、それは無理もないことでしょう。 ただ、ローマ字はあくまで、日本語をアルファベットで表記するためのもの。本来の英単語とは別物です。 しかし彼らは、小学校で習ったローマ字の知識しかありませんので、それで英単語を読もうとします。 「bus(バス)」を「ブス」と読み、先生から「間違っている」と指摘されてしまい

        • 学校で英語が嫌いになる理由。

          「英語?難しいからキライ」という中学生を、たくさん見てきました。「だって、単語はムズいし、文法はわかんないし」と。彼らが英語の勉強をどう感じているのか想像していたら、こんな「たとえ話」が頭に浮かびました。 想像してください。あなたはどこかの運動場にいます。 誰かに、こう言われます。 「これから、とあるゲームをする。 前方から何かが飛んでくるので、ここにある道具を使って、打ち返すこと。 ただし、飛んでくるものに合った道具を使わなければ、ミスとしてノーカウントになる」 目

        現役英語講師が本気で言いたい、「フォニックスを習いに英語塾に行くべき!」その理由とは

        • it と that はどう違う?「it」に宿る“心”を考えてみた

        • 簡単な記号×フォニックスで、英単語の読み(発音)を楽にする!

        • 学校で英語が嫌いになる理由。

          小学校で英語を教えるなら、フォニックスを取り入れてほしいと思う

          英語圏の子どもたちが学ぶ、つづりと発音の間のルール、「フォニックス」。英語を学び始めるときに、このフォニックスがとても助けになります。小学校で英語を教えるなら、ぜひここに力を入れていただきたい、と私はずっと思ってきました。その理由を書いてみます。 文字と音とのかかわり「フォニックス」日本語を学ぶ子どもは、ひらがな50音をまず学びますよね。 ひらがな50音は、基本的には1文字1音を表しています。 (「へ」・「は」や、小さい「つ」のような例外もありますが…) だから、いった

          小学校で英語を教えるなら、フォニックスを取り入れてほしいと思う

          noteを始めるにあたって…自己紹介&これまでのこと

          はじめましてはじめまして。KANAEと申します。 今は塾講師として、小・中学生に英語を教える仕事をしています。 私が中・高生の頃は、英語といえば単語や文法をひたすら丸暗記…というスタイルで勉強していました。怒濤の暗記で、大学入試も無事にクリア。しかし実際のところ、長文読解はできるが英会話はからっきしダメという情けない状態…。社会人になっても、英語を使うような場面からは逃げ回っていたのです。 やがて結婚・出産を経て、専業主婦となった私。子どもに届く英語教室や教材の案内を目に

          noteを始めるにあたって…自己紹介&これまでのこと