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人の領域と神様の領域。
他者を羨ましく思うと同時に、自分をバッサリ切っていることに気づく。気づくだけでいい。「自分を否定してはいけない」と思うことは、何かをしてしまっていることになる。愛は求めるものではない。求めた時点で間違っている。愛は初めからあるもの。
自分を肯定するとか、愛を求めるとか、それは人が人の領域を超えて何かを得ようとすることになると思う。それは得るものではなく、さらに領域を超えているから、何か虚しい結末
そのまま置いておく。
教えられることにうんざりしていた自分を認識していないところから、認識した今、どうなんだろう?
・うんざりしている自分を置いておく。
・うんざりしてると言ったら、相手が気を悪くすると思って、言われへんなあ、というのを置いておく。
「上の2つに対して、そうやなあと思いながら、そのままにしておく。
その上で、相手の話をそのまま聞いていく。その場に起きたこととしてキープする。相手が何を言っているのかと
自分にどれだけ向き合えるのか。
いつも「教える」人がいる。その教える事柄は、わたしには興味のないことが多い。あー、面白くない。なんで自分のことを言わないのだろう。なんかその人の姿が見えない。「教える」ことで自分の姿を現さないようにしている。防御しているんだ、きっと。本来の姿を見せて欲しい。とそんなふうに思っていた。
しかし、言われた。「微妙だなと思うのは、教えられることが嫌で、その嫌さを解消したくて、その人に関わりに行くのか。
仕込みの段階で合わせ味噌。
毎年恒例の味噌の仕込み。今回間違えて、大豆を多く、麹を少なく買ってしまった。麹は玄米麹と麦麹の違うものを。思いついて、違う麹を仕込みの段階から合わせて仕込むとどうなるのかと検索。そしたら、単独の麹で仕込むよりも、また出来上がった味噌を合わせるよりも、より味わいが濃厚になるとのこと。まず明日、生麹で。数日後に追加注文した乾燥麹で。仕込もう。(ムスカリ:春の公園で)
理想の生き方の結末と今がほぼ同じことに気づいた。
思いっきりやってみたかったこと、こうなったらよかったなあと思っていることを羅列してみた。
札幌のトップクラスの高校に行きたかったー。友達と世界文学の読み合いしたかったー。北大文学部に行きたかったー。英文学、ロシア文学、歴史、文章を書く、哲学、そんな勉強を思いっきりしたかったー。北大の構内を友達や彼を歩きたかったー。京大の大学院に行って、さらに勉強したかったー。京都のカフェでお喋りしたかったー。大
世界を肯定するということに繋がるのか?
料理や洋裁、思いがけなく、「母が持っているものを習ってみよう」がわたしのところにやってきた感がある。母を受け入れてもいいという時がやってきたのだと思う。なんだか自分の土台が広く固くなった気もする。今までは、自分じゃない誰かの土台の上に乗らないと不安定な気がしてた。今の土台に乗った感じはどういうんだろう?神様が運んできてくれた土台とも言えるのかな。この世に生まれて初めて会った人類は母なんだから、この
もっとみる母から受け継ぐということ。
昨日のお昼ご飯、わたしがカレーを作った。母が近寄ってきて、自分がいつも作る土井先生の料理本を見ながら、教えてくれた。玉ねぎはみじん切りじゃなくても千切りでいい。玉ねぎを炒める時は蒸し炒めにするとやりやすい。お鍋に引っ付いたお焦げは旨味となるから、水を入れた時にこそげとる。母の工夫が含まれているレシピ伝授。なんだか尊い受け渡しのように思えてきた。わたしの中に、わたし一人じゃないもう一人の人生が少し注
もっとみる過去や未来を射程に入れた今を生きるということ。
「今のこの時を生きよ」とよく言われる。過去を悔やみ、将来を煩い、今目の前のことができないでいる状態をうつ病と言ったりする。でもそもそも、人間は、過去や将来のことを考えずに、今だけを生きることは無理なのではないかしら。
チンパンジーと人間を比べてみた実験がある。1から10までの数字が書かれた10枚のカードをランダムに並べて、数秒両者に見せ、7枚くらい伏せたカードの数字を当てさせる。すると、チンパン
自分を叩きのめす声。
周りと比べて、わたしは何もやってないじゃんとか、何も得意なことがないじゃんとか、このままではだめじゃんとか、そんな声が聞こえてくることがある。そんな時は、周りから遠ざかりたくなる。でも実は、自分が自分に言っているんだということ。周りがいたら強く響いてくるだけで、いつも心の底で鳴っているのかもしれない。
そんな時は、闘わず、同調せず、そのままにしておくことだそうだが、自分のことをそんなにも叩きのめ
したかったことを思ってみる。
ほんとは学区内トップの高校に行けた。その高校に行って、勉強好きな友達と一緒に勉強したかった。
ほんとは北大の文学部に行って、いろいろな知識的刺激を受けたかった。あの白樺の林がある大学で。本好きな友達とか彼とかといつまでも話している。冬の冷たい空気の中で過ごす日。
そんなほんとにしたかったことを、取り引きせずに、否定せずに、思いっきりなんども思ってみる。自分の内側に何か暖かなものが満ちてくるよう