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日々の思いを書き留める

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日常生活からの気づきをエッセイとして記します。週2回更新。
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2020年4月の記事一覧

母の手作りマスクがほぼふんどしパンツだった

母の手作りマスクがほぼふんどしパンツだった

母の手作りマスクについての考察実家の母から手作りマスクが届いた。その出来栄えに打ちのめされてしまった。酷いんだ、非常に酷い。今回で2回目なんだけど、1回目はまだよかった。しまい込んであった古い手ぬぐいを使ったとかで、若干シミがあったけど、見えなかったんだろうし、それは良いよ。少し大きかったけど、家で掃除するときにでも使おうかなってくらいで、「マスク届いたよ。サンキュー!」ってLINEした。

それ

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何が幸せかなんて分からなくていい。

何が幸せかなんて分からなくていい。

「彼女、とっても素敵な人ですね!!」

仕事で一緒になった女性(会うのは2回目)がわたしのことをそう言っていたそうだ。

「ああいう女性が幸せを掴むんですよね~。」とも言っていたらしい。

褒められていることを人づてに聞くのは嬉しい。

でも、(果たして私は幸せを掴んでいるのだろうか??)という疑問が湧いた。

幸せって何よ?

*******

哲学者プロタゴラスが唱えた相対主義。

”人それぞ

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約束は未来に付ける傷

約束は未来に付ける傷

人が水を見るのが好きな理由は、揺れているから。

海のリズム。

川のテンポ。

湖の起伏。

池ではお洒落な鴨が末広がりな模様をつける。

時の流れがあることを知る。

絶対的な静はないと知る。

ほっとした途端に、体の中の細胞たちが喋りだす。

「時なんか流れていない。細胞は記憶じゃなくて今なんだ。」

会いたい人に会えないまま、もう会えないかもしれない。約束をしてあなたの未来に傷をつ

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マクドナルドのクレーム対応と夫婦喧嘩

マクドナルドのクレーム対応と夫婦喧嘩

お散歩ついでに立ち寄ったマクドナルドで、おじさんがクレームを付けていた。何に怒っているのか最後まで正確には理解できなかったけれど、自分の望むタイミングで決済されなかったことに腹を立てているのだけは分かった。

スマホから注文してるくらいだから、まだまだ若いモノには負けないというパワーの持ち主だろう。年齢に相応しくないパワーというのは時に厄介だな、と思う。

眼鏡をかけた若い店長が出てきて対応してい

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人と人とは油断でつながっていくという話

人と人とは油断でつながっていくという話

美容師としてフルタイムで働いていた20代前半。1週間のうち休みは火曜日だけだった。

友達とも会う機会が少ない中、学生時代のある男友達は時々遊びに連れ出してくれていた。彼は私の好きそうな音楽を教えてくれたり、流行りの場所にバイクで連れてってくれたりした。男女関係に発展しないことを認定する一定の年月が定義されているとしたら、その基準はクリアしていたように思う。

代官山の西郷山公園。時間帯は覚えてい

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今こそ!ボッチ散歩のススメ

今こそ!ボッチ散歩のススメ

ひとりの時間が増えた。

夫はリモートワークが出来ない仕事だし、
子どもたちは高知の親戚の家に疎開させてもらっているからだ。

(その提案をしてくれた義理兄夫婦には本当に感謝している。
モノの考え方とか生き方とかセンスとか、めちゃ素敵で尊敬できる上に刺激をくれる。
しかも義理姉はスリムで、私がギリギリ体型をキープしているのも彼女のおかげ。(彼女が望んでスリムなのかどうかは別として、私もそうありたい

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