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梶本卓哉/会計士税理士
2020年12月29日 00:00
両方経験した筆者が思いつくままに書きましたので、ご興味があればお読みください。目的会計監査は、財務諸表(決算書)に全体として重要な虚偽の表示がないことを証明する手続です。”重要な”の程度は、投資家の投資意思決定に影響があるかないかで決まります。そして、財務諸表の適正性を会社から独立した立場の監査人が保証します。保証という言葉がとても大事です。重要な虚偽表示を看過した場合(粉飾決算の見逃し)、監
2020年12月28日 00:00
12/22に日本公認会計士協会より本件の調査結果が会員向けに発表されています。本稿では、その概要と感想をお伝えします。訂正に至る経緯2020年3月期においては、監査報告書の様式が改訂され、また、「監査上の主要な検討事項(KAM)」の早期適用が行われたことから、監査報告書の記載誤りが大量に発生してしまった。協会の調査によれば、2020年7月31日までに2020年3月期有価証券報告書の訂正報告
2020年12月25日 00:00
USCPAの勉強をしていてふと思い出したので、監査法人時代の無駄っぽい監査手続をご紹介します。はじめに筆者は、大手監査法人で、上場会社を含む5社くらいの主査(インチャージ)を何年かやっていました。主査は、担当会社の監査手続全般について計画・実施する現場責任者です。ということで、以下で述べる話は、それほど違和感なく読んでもらえるかと思います。支払利息のオーバーオールテストこの記事を書こうと思
2020年12月17日 00:00
5ちゃんねるにこういうスレッドが立っていたので、公認会計士で元国税職員&元会計検査院調査官の筆者が所見を述べます。新卒で会計検査院を目指している方にも読んで欲しいです。該当スレッドはこちら結論結論から言うと、このスレッドで候補として上がっている中では、国税専門官が一番受かりやすいと思います。理由は、単純に倍率が低いからです。会計士試験崩れの評価新卒資格を失って数年経っている職務
2020年12月7日 00:00
筆者のキャリアの中で最も長く過ごしたのが監査法人ですが、あまり記事にしてこなかったので、かるーい感じで記事にしたいと思います。年収についてはこちらで記事にしています。前向きで教科書的な説明はゴルファー会計士さんの記事が大変参考になります。今回は、ネガティブな内容が多いですが、筆者の場合、キラキラしたことばかり書いてしまうのは嘘に近いと思うのでご容赦ください。選別が異常に早い採用から