うつ病と発達障害日記 9/11 〜情緒の乱高下〜
体調
朝はかなりしんどかったです。
前々から医師より言われていますが、やはり休職をした方がいいレベルの様です。
しかし検診の日でもあったため、何とか出社。
検診と困りごと
検診は非常に苦手ですが、その異様な緊張感を他の健常社員に(私が診察時はカーテンで隔てられているので)「あの人やばかったよね?!」など嗤われている可能性があり辛かったです。
私はいじめに遭った過去から被害的認知を持ちやすいので、自分の被害念慮の可能性も勿論あるので断定は避けていますが。
とは言え、どちらにせよ自分のこの症状は本当に困りもので、自分が嫌になりました。
面談と疲弊と怒りと諦念
そして形式上、最後の給与通告の面談。
あくまでも形式的なもので、本質的なものは先日に行われていました。
その面談が形式的という事で時間に余裕があった事から業務のFBとヒアリングもあったので、現在の指導担当者のやり辛さなどは伝えましたが、今の上司を正直なところ殆どアテにしていないため、あまり期待はしていません。
現に、他の人で私にのみ過剰に冷たいけれどこちらが何かした覚えもなければ、そもそも何かする程の交流もない人について話した際に、「これから色んな人と関わっていかなければならないので、相手を受け入れるのも必要かなと思います」と言われ、正直なところかなりの違和感を覚えました。
いやいや、碌に交流もないので禍根もなく、それも仕事相手の特定の人間に対してのみ過剰に冷たいのって、その人自身の問題じゃないか?!と。
また、その件について私は「その人の態度を改善してほしい」とは一言も言っておらず、「まぁそういう(過剰に冷たい)人もいるから、(今の指導担当者は)それに比べたらまだ耐えられる方だし、相性の問題かなと思う」と引き合いに出しただけです。
それを「受け入れて」と言うのは私の伝え方も下手だったのかもしれませんが、上司の論点が逸れがち・相手の話を誤解しがちなために話し合いが話し合いにならない悪癖が見事に炸裂しているようで「そういうことじゃないんだよなぁ」と腑に落ちず、しかしこうした面談が面談の意味をなさない事はこれまでに何度もあったので、憤懣やる方ない気持ちと、これまでの抑圧がどっと溢れ出したような疲弊と、反面「上司には話しても仕方がないな」と諦念も抱き、帰路につきました。
正直なところ
正直なところ、今の会社の給与にも上司にも不満はあります。
正社員と同レベルの仕事も請け負いながらフルタイムで働き、勤怠も体調不良休みゼロにして死ぬ気で出社し続けても、それらのスキルを上乗せした額で手取り15万もない世界。
それも私の場合は障害年金も、もらっていません。これは精度のバグですが、私の場合は基礎年金なのでフルタイム働いている時点で対象外なのです。
上司に関しては、上司ガチャなので、まだ我慢が利きますが。
確かに私は発達障害雇用の中では給与は貰っている方です。
ただ、そもそもの障害者雇用(発達・精神・知的)の給与水準が低すぎる。
それって、某他国と比べ空爆のない今の日本は平和だよ、感謝しなさいと言っているようなもの。
確かに空爆はないですしその事に感謝はすべきでしょうが、殺人も自然災害も多発している世界って平和ですかって話です。
一方で私はやはりコミュニケーションに難があり、更にうつ病まで患いフィジカル疾患の通院も必要、、と諸々勘案するとやはり障害者雇用が自分の限界なのかなとも思います。
これについてはすぐに答えは出ないでしょう。
これから色々と時間をかけて慎重に、時に柔軟に考える方向性を別の角度から検証しつ考え続けたいと思います。
答えは出ないけど
しかし周囲の障害者雇用の人々を見ても、やはり思います。
そもそもの給与設定が安すぎる。
フルタイムで働いて最低賃金に毛が生えた程度というのは、障がい者雇用はコンプラが厳しいためのワープア指摘を受けないための小手先の作戦と見てもいい気もします。
私の障害とは異なりますが、中程度の知的障害を持つ方々(私のこれまでの観測上、主に清掃担当者が多かったです)は、相手が挨拶をしなくても変わりなくいつでも誰にでも快活に挨拶をしてくれます。
コロナにでもかからない限り、休むこともありません。
勤怠については、むしろそこら辺の健常者より優秀です。
そして彼らのお陰で我々のオフィス環境も整えられていますし、中程度の知的の場合は特別支援校の出身者が多いことから、早い内から将来を見据えた活動の促しが親子ともにあるそうで、清掃に関わる資格を持っている人も少なくありません。
それでも平均給与12万弱。
障害は違えども、あんまりだなと思うのが正直なところです。
当事者でない限り所詮は他人事ですが、それでもあんまりではないでしょうか。
明日から
明日からも、また同じ日々が流れます。
契約を切られる訳にはいかないので、歯を食いしばって出社して、コンビニで飲み物一つ買うのも躊躇する給与なので水筒を2本用意して、お弁当を持参して、自宅に帰ったら作りだめした値引き商品を使った料理を食べて。
睡眠障害があっても遅刻する訳にはいかないので、8:30には薬を飲んで怠い体を抱えながら、また元気なふりをして出社して。
けれど、これまでの理不尽や今日の怒りは何かの原動力にはなるでしょう。
うつ全盛期には、怒りという運動性のある感情すら湧きませんでした。
それを考えれば、今は昔よりは元気なはずです。
その元気を意識しつつ明日も怒りながらも、何とか生き延びたいと思います。
散漫な長文を最後までお読みくださり、ありがとうございました。
同じような状況・心境の方がいれば、あなた一人ではない事実が何かになりますように。
そうでない方には良い事ありますように。
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