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ふちがみとふなと 「坂をのぼる」
https://m.youtube.com/playlist?list=PLnPBdZTaP-1r5fQMEcfnot5tDVgabjCRJ 「坂をのぼる」はふちがみとふなと、というふたり組のアーティストによって発表された二〇〇…
『君たちはどう生きるか』について
※内容について触れている※
物語は軍国主義に染まった日本から始まり、そして主人公である眞人が訪れることとなる異界の地もまた領土問題によって逼迫した状況にある。眞人は世界をより良くすることを自らの大叔父である異界の創造主から求められるが、自らの悪性を理由に自分にその資格はないと拒否し、そして異界は心無い大王によって破壊されてしまう。
異界の地に存在した生物は全て世界の崩壊とともに別の世界へと
ふちがみとふなと 「坂をのぼる」
https://m.youtube.com/playlist?list=PLnPBdZTaP-1r5fQMEcfnot5tDVgabjCRJ
「坂をのぼる」はふちがみとふなと、というふたり組のアーティストによって発表された二〇〇三年のアルバム「ハッピーセット」に収録されている。僕はこの曲を初めて聴いた時から強く心を掴まれて、それから何度も何度も、それこそ数え切れないぐらいの回数僕はこの曲を聞い
zakki 20221115
古本をよく買うひとなら一度や二度くらいは経験があるんじゃないかなと思うんだけど、今日買った本の中に金色のアルミで出来た栞とメモ書きが入っていた。栞の方はチョコ菓子のアルフォートみたいな船を切り絵のように表現したしっかりした作りのもので、メモの方は女性の名前と電話番号、それから少しの恋慕が綴られたものだった。とても素敵な内容だったので皆さんにも教えてあげたいなと思ったのですが、やっぱりそれはちょっ
もっとみるzakki 20201221
zakki 20201221
年末が好きで、特にクリスマスが過ぎてからがいちばん好きだった。
一年の終わりが近づくにつれて世間は慌ただしくなり、それはクリスマスという華々しいイベントの終わりとともに最高潮に達する。十二月二十六日から二十九日までの夜はどこか空虚で、北風が吹き抜ける夜の路上は闇の奥から何かが迫ってくるような印象をいつもぼくに与えた。大長編の物語が終わりに近づいていくときにもぼ
オールタイムベストソング 50曲
これまでに聴いてきた音楽の中から50曲を選びリスト化しようと考え、備忘録として軽い感想のようなものを書き付けた。
また、ひとつのアーティスト/グループから選ぶ曲は一曲までとした。個人的な思い入れによる偏りを防ぐためであるが、同時に制限を設けることによってより自分自身の好みを反映させることが出来ると考えたためである。
以下は曲目だけを抜粋したリストであり、感想とYouTubeの
zakki 2019/09/20
AC/DCについて。
AC/DCというバンドのことを世界でいちばん愛している。
彼らについて素晴らしい点を挙げていこうとすればどれだけ言葉を尽くしても足りない。だが、その音楽はただ騒ぐだけを目的とした音楽ファンや、コンポの前で難しい顔をして座りこむ音楽ファンからも同様の反応を引き出すだろう。間違いなく全員が反復するギターの音色に合わせて歌い、そしてロックンロール史上最も単純なドラムフレーズ
zakki 2019/09/18
誠実さについて。
誰もがそうであるように、年齢があがるにつれて周囲の人間関係で厭わしいことが増えていった。誰かが誰かの陰口を言っていたり、気に入らないやつを陥れるような真似をしたりする。異なった考えの人間が一緒に生活する以上避けられないことなのかもしれないが、ぼくはそこのところをうまくやることがあまり上手ではなかった。誰かの陰口を言っていてみんながそれに共感していると、そいつがいる前でそのこ
zakki 2019/09/17
アーケードゲームについて。
中学生になったころ、ぼくは初めて対戦格闘ゲームというものをプレイした。いまでもシリーズが続いているギルティギアというゲームだ。ぼくは友人のすすめでこのゲームをはじめ、当初見るも無残なほどこてんぱんにやられ続けた。このゲームは従来の格闘ゲームと違ってシステムがかなり複雑であり、何も知らない初心者がただガチャガチャボタンを押しても中級以上の人間には勝てないようにできて
zakki 2019/09/16
ツンデレについて。
いまにして思えば、ぼくの青春はツンデレと共にあった。
シャナ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、桂ヒナギク、神崎・H・アリア、御坂美琴、朝倉由夢、逢坂大河、椰子なごみ。ざっと思い出すだけでもこれだけ、更に正確にリスト化しようとすればとんでもなく時間がかかってしまうほどツンデレ属性を持つヒロインが現れた。多感な時期に爛漫と咲き誇るように現れたツンデ