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学級を荒らすレベルの子にどう関わるか

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11月・・・けテぶれ交流会inTokyo けテぶれ×コーチング
12月・・・けテぶれ交流会inFukuoka

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けテぶれチャンネルを始めます。パーソナリティーの葛原祥太です。このチャンネルでは教育に対する根本的な問いに向き合い、僕なりの答えを一つずつ紡ぎ出していく放送になっております。教育についてもう一度考え直したい方、ぜひ聞いてください。では、どうぞ。

はい、お話していきましょうね。昨日、職員会議があってですね、めちゃくちゃ長かったです。疲れ切ってしまったんですけど、終わって荷物を取りに行ったら、ベテランの先輩と一緒になってですね。で、「しんどいですね」って言って、「毎日しんどいね」とかいう話をしていて、みんなしんどいのかな?みたいな。なんというんですか?社会人って一般的にこんなにしんどいのかな?みたいな話になってですね。

いや、まあ別に学級がこう大変なわけでもないですし、この仕事に追われているわけでもないですし、普通に働いているんですよ。普通に働いて、別に楽しいし。楽しいけどしんどいじゃないですか。で、結構しんどいじゃないですか。で、「いや、一般的な社会人ってこんぐらいしんどいのかな?それとも教師として働くというのは一般に比べてさらにしんどいのかな?」みたいな。いや、わかんないですよね、他の仕事経験したことないんでわかんないですよね?みたいな私語をしておりました。どうなんですかね?他の仕事経験された方、どうですか?

問題行動がある子への基本的アプローチ

はい、ということで今日はですね、ちゃんとやらない、言うことを聞かない子に対してですが、どう関わるかというか、関係性まで悪くしちゃダメだよねっていう話です。教師をしていると、そうこういう子に出会うわけですよ。言っても言うことを聞かないとか、不真面目にするとか、反抗的になるとか、まいろいろあるでしょう。毎年います、毎年そういう子はいて。

その子に対してもやっぱり声をかけなきゃいけないし、その子が他者の勉強を邪魔したりとか、そういうことはやめさせなきゃいけない。みたいなことが私たちの仕事ですから。全体の学習権を保障するっていうのが私たちの仕事なので、そんなことをやるんですけど、やると思い通りにならない場合があるでしょう。そういう子達って。でその場面では、対立したりとかすることもあるわけですよ。

でも、その対立軸が強調されすぎると、その子との人と人との関係性そのものが悪化していくみたいなケースが、教師と子供たちとの間にもやっぱりそれが出ちゃうっていうケースは往々にしてあると思うんですよ。簡単に言うと、教師もその子ももういがみ合っちゃうみたいな、嫌いみたいな。この構造を作っちゃうともう、どうにもこうにもいかなくなるんですよね。

でここでちゃんと切り分けたいのは、その教室にいる学習者としての子供対全体の学習を保障すべき教師という立場の対立があるだけで、あなたと私という人間的なつながりにおいてはその対立はないよねっていう。あなたはあなたで素晴らしい、僕は僕で素晴らしいっていう関係性において。君は君で素晴らしいわけですから、人と人との関係性においてあなたと私は対立してないよっていう。ここがちゃんとないと、もう指導なんて通るはずがないですし、その子との関係が悪化していき、問題行動とか本当に伝えたいメッセージとかが伝わるはずがないんですよ。

これが何か切り分けできていないケースっていうの結構あるんじゃないかなという風に思うんですね。なので、ちゃんとやらない子も別に休み時間とか朝とか「おはよう」とか言って関わり合う時とか、もしくは休み時間にふざけている時とかはもう全然関係ないんですよ。そうちゃんと仲いいんですよ、っていう状態ですよね。が作られないと、まあまあいいことにはいかないんだろうなというふうに思っていて。


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