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仁クリニック院長の髙﨑(ハーバード大学卒・ケンブリッジ大学MBA・元厚生労働省)と申します。
こんにちは、仁クリニック(港区白金)院長の髙﨑と申します。
港区白金に仁クリニックを開業し、専門は内科(特に生活習慣病等の予防医療)です。
別の投稿や仁クリニックのサイトを参照いただければと思いますが、一般内科診療に加えて【個人向け】医療戦略コンサル・医療顧問などもしています。
さて、こちらのnoteでは、さまざまな話題を取り扱っていきたいので、まずは自己紹介をいたします。
Linkedinは、
【健康の選択#2】ダイエットと行動経済学:健康を守るための意思決定術
序章: 行動経済学の概要と健康の重要性
現代社会は情報の洪水の中にあります。健康的な生活を送るための情報、ダイエットの方法、運動のプラン、食事のアドバイス――これらは簡単に手に入ります。それでも、なぜ私たちは時折ジャンクフードを手に取り、ソファから離れられないのでしょうか?
私たちの選択が必ずしも合理的ではないのは、私たちの心が複雑で、多くの無意識のバイアスや感情に影響されているからです。ここで
【健康の選択#1】はじめに
最近、耳にすることも多くなった行動経済学ですが、さまざまな分野で革新を起こしています。
このシリーズでは、ハーバード大学とケンブリッジ大学で行動経済学を学んだ医師である著者が、行動経済学の観点から、個人が医療と健康に関する意思決定をする際に陥りがちなバイアスについて解説し、その対処法を示します。
本シリーズでは、豊富な事例や研究を通じて、選択に影響を与えるさまざまなバイアスを説明し、具体的な例を
社会の価値の総量を増やすための、医療DXの真の役割とは?
今回は、社会の価値の総量を増やすための、デジタル化の真の価値について説明したいと思います。
日本の医療DX(デジタルトランスフォーメーション)は、社会全体の高齢化や生活習慣病等の増加といった課題に対応するため、大きな変革を迎えています。2021年の医療費は約44.2兆円1にのぼり、医療DXがこれらの費用を効率的に管理し、質の高い医療サービスを提供する手段として期待されています。
政府はこのデジ
なぜ保険証をマイナンバーカードに変えるのか?元厚生労働省室長が、その先の医療DXを解説
みなさんも、ニュースなどで、紙やプラスチックの保険証がマイナンバーカードに変わる、保険証の代わりとなる資格確認書、などというのを聞いたことがあるのではと思います。
では、なぜ今まで慣れ親しんだ保険証を、これだけの手間とお金をかけてマイナバーカードに変える必要があるのでしょうか?紙を無くすことがその目的でしょうか?
実は、その先にある医療DXにとって、マイナンバー(カード)は、文字通り、「鍵」の役割