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東京・妙法寺前であったこと
この話は、30年くらい前の話である。
東京7号環状線の西側を北上すると世田谷区を通り過ぎて、確かすぐに杉並区に入る。
入ってすぐに日蓮宗の妙法寺がある。本堂は小さいが、墓地は広い。
妙法寺のその墓地はコンクリートブロックで壁が作られている。
その墓地に隣接している道なのだが、ようやく車がすれ違いができるような細い道となっている.
妙法寺の墓地の向かいは,江戸の大火事があった時に、いわゆる都心から
S&Bの赤缶カレー粉は漢方薬なり
季節の変わり目に、よく胃の調子がわるくなる。
最近の寒暖差の激しさがつらい。
そんな中、スープカレーを作って食べた。
カレーのベースはS&Bのいわゆる「赤缶」だ。
コリアンダーとクミンパウダーを追加してつくる。
ざっとした作り方だが、
1 たまねぎのみじん切りを炒める
2 マギーブイヨン2個と水500ccを加える
3 沸騰したらカレー粉大匙2杯投入
4 追加でコリアンダーとクミンパウダーもそれ
病気の事 Vol.6
本格的な治療が始まったことは前回書いた。
リハビリが始まって、妻はどのようなことを行っているか
見学させてほしいと思うようになったそうだ。
それで、ある日、理学療法士の先生に聞いたところ
「患者以外はリハビリルームには入れません。」とのこと。
但し入り口のカーテンを開けておくので、そこから見えるでしょうと言われ
実際そのようにしてみた。
リハビリはまず入念なマッサージから始まる。
その後、片足
病気の事 Vol.5
残酷な診断結果のミーティングがあった事は前回書いた。
多分リハビリが始まった日の事は生涯忘れないだろう。
ボクの担当になった若い理学療法士の先生が病室まで来てくれた。
まずは体を丹念にマッサージした。
その後、電動ベッドを起こして、検査用のハンマーで
体中のあちこちをたたいては資料に何かを書いていた。
ほぼ全身をそうやって調べてくれて、その後の発言にビックリした。
「神経の反射がほとんど残
病気の事 Vol.4
緊張感のある打ち合わせが始まったことは前回書いた。
主治医はとても小さな女医さんで、しかも童顔である。
見た目は女子高生といっても良いくらいの人だ。
ところが芯が強い。とても強い。
黒縁眼鏡をかけているのだが、その向こうの目は鋭く周りを観察している。
とても信用できる医師だ。
医師は、持って来たノートPCに、まずはCTの画像を写した。
素人目には何も異常が見つからない。
ところがMRIの画像
病気の事 Vol.3
原因不明のまま、体が動かないという事実があることは前回書いた。
入院した日、朝に医師たちが集まる「カンファレンス」という会議があったそうだ。
そこにはいろいろな医局の医師が参加し、
主に治療方法が不明の患者について
意見交換をする会議体だそうだ。
そこで主治医がボクを議題に挙げてくれた。
多くの医師から「脳から脊髄にかけてMRIで調べないと命に係わる」
という意見が出て、その場でMRIを受ける
病気の事 Vol.2
体が動かなくなった時の事は前回書いた。
とにもかくにも手足が動かない。
それで検査をしてもらうために、通っていた病院に通院することになった。
でも歩けない。歩くどころか起き上がることすらできない。
近くにある妻の実家の義父母が自家用車で来てくれて
義父母と妻がボクが履いているズボンの端っこを持ち上げながら
なんとか歩かせてくれて、車まで連れて行ってくれた。
たった数メートルだが、10分以上の時
病気の事 Vol.1
それはある日突然だった。
左側を下にして寝ていたのだが、しびれを感じて寝返りをしようとした。
でも、体が全く動かない。
10分程度頑張ってみたが、何も変わらない。
そこで横に寝ていた妻には申し訳なかったけど
声をかけて起きてもらい、背中を押してもらって何とか向きを変えることができた。
その日から、いわゆる寝たきりになってしまった。
四肢が動いてくれない。
トイレには何とか柱や壁を伝っていくこと