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25年前に見えていた資本主義の未来|「文化資本の経営」|きのう、なに読んだ?

25年前に見えていた資本主義の未来|「文化資本の経営」|きのう、なに読んだ?

『文化資本の経営』は1999年に世に出た本だ。著者の福原義春さんは、1997年まで10年間、資生堂の社長をつとめ、その後も同社の会長、名誉会長であった。本書は絶版になっていたが、このたび復刻出版された。(私も推薦の言葉を寄せた。)

25年前の経営者が書いた本にいま、私たちが注目すべき理由はなにか?

25年前に提言されていたパーパス、ESG、人的資本いま本書に注目すべき理由、それは、パーパス、E

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「課題解決」「問題解決」思考が取りこぼしがちな「孤独」と「孤立」。まちづくりDXの限界と、まちを変えるために、本当に私たちに必要なこと。

「課題解決」「問題解決」思考が取りこぼしがちな「孤独」と「孤立」。まちづくりDXの限界と、まちを変えるために、本当に私たちに必要なこと。

まちづくり界隈で「課題解決」「問題解決」と叫んでいる人を見る度に、何だか腑に落ちない感覚を持っていました。怪しいというか、本当にそれで良くなるのか?というか。私たちはそんな出発点で、企画をしたりデザインをしてきたことがほとんどないから。でもその違和感の理由はきちんとわかっていませんでした。

で、最近ふと、なぜそう思ってたのかが少しわかったので、今日はその話を。

課題を解決するために、問題を解決

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「アクティブ」な「まち」をつくるコツ. 超訳「目線から見た良いまち|80の教訓」(1/3 ソフトウェア編)まちの1階には、「何」があればいい?

「アクティブ」な「まち」をつくるコツ. 超訳「目線から見た良いまち|80の教訓」(1/3 ソフトウェア編)まちの1階には、「何」があればいい?

 少しずつ「まちの1階」「建物の1階」のつくられ方が、その「まち」の可能性を圧倒的に左右しているということを、さまざまな業界の人たちにもご理解いただけはじめてきた。その兆しは確実に感じています。(photo = Jana Leu)

 しかし一方で、その次に立ち上がる「では、どんな風にデザインをするの?」ということに対する、あまりのリテラシーの低さに愕然としてきたこの数年間でした。いろいろな企業や

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2023年もありがとうございました

2023年もありがとうございました

こんにちは!ファクトリエ代表の山田(tocio_yama)です。

ファクトリエは、「語れるもので、日々を豊かに」をミッションとしています。日本各地のこだわりを持った工場と一緒に「良いものを、長く着る」をテーマに商品を作っています。

"長く愛用して頂く"ため、

-ベーシックなデザイン
-高い品質・耐久性
-修理(交換) 

を心がけています。

さて早いもので、もう大晦日ですね。こうしてnot

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